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Bizmates法人契約プラン導入事例 中部国際空港 株式会社様
従来の課題はグローバル社会に適応できる「人材育成制度」の確立。全社員を対象にBizmates英語研修を導入し、受講率に応じて補助額を設定する事で受講を促進。効果を実感する声と共に、ダイバーシティの実現を実感する声が挙がった。
- サービス
- 301〜1000名
- グローバル人材育成
- オンライン英会話
導入インタビュー
従来からの課題
グローバル化&ダイバーシティ社会を見据えた
「人材育成制度」の確立
―貴社の従来の課題についてお聞かせください。
弊社が運営する中部国際空港セントレア(以下、セントレア)は、地域の熱意と期待を担い、2005年2月17日に民間主導で造られた初めての国際拠点空港です。開港以来、安全・安心で利便性の高い空港の実現を軸とし、「航空ネットワークの拡充」と「地域に愛され、親しまれる空港づくり」をめざして、運営に取り組んでまいりました。空港会社というと、航空系のイメージを持たれる方が多いのですが、実際には、運輸をはじめ、不動産、インフラ整備、滑走路の点検、イベントの実施など、幅広く、魅力的な業務が多くあります。
また、今後、空港業界は大きな転換期を迎えます。国管理空港の民営化が進むにつれて、地域経済が活性化すると共に、空港産業にとって、成長産業としての位置付けが確立されるダイナミックな時代がやってきます。空港業界を取り巻くインバウンド旅客の消費額は、2030年には15兆円という目標が立てられており、これは日本の輸出額トップの自動車産業の11兆円を凌ぐレベルになるとも言われています。しかし、私たちの仕事内容しかり、空港業界が持つ未来のポテンシャルしかり、一般の方にとっては、まだまだ見えづらく、伝わりにくいという現状があります。
空港間の競争が激化していくことが予想される中、民間会社の先駆けとして、勝ち抜いていくためには、グローバル化やダイバーシティを受け入れ、人事としても、より一層、人材の採用活動に力を入れていく必要があると考えています。しかし、ただ単に優秀な人材を採用するだけではなく、会社として成長するためには、人材の成長が不可欠です。一人ひとりの個性を伸ばし、どの会社にも負けない力強い社員を育てるために、いかに優良で
有用な人材教育制度を確立していくか。これが、現在、弊社が尽力している課題です。
選考プロセス
キーポイントは、「手軽さ」&
「ビジネス英語に特化したプログラム」&「充実のトレーナー陣」
―ビズメイツのプログラムを導入した理由について教えていただけますか?
グローバル化に伴い、人材教育に軸足を置く中、英語の教育プログラムの導入は、いわば必然でした。以前は、英会話スクールに通学して学ぶ社員もいましたが、業務との兼ね合いなどで、「時間の調整が難しい」、「中々、思うように続けることができない」という声が上がりました。通学型のスクールを含め、今は、英語を学べるプログラムやスタイルはさまざまにありますが、中でも、私たちが重要視したのは、第一に“手軽さ”でした。自宅ではもちろんのこと、移動中や外出先でも、各自が受けたい時に、いつでもどこでも受講できるオンライン英会話は、まさに求めていたものです。そして、数ある中でも、ビジネスに特化したプログラムと、トレーナーの質が極めて充実していたビズメイツを選びました。
少し話は反れますが、就職説明会の時に、学生から最もよく聞かれる質問があります。「セントレアで働くうえで、英語は必要ですか?」。前述したように、空港会社には多彩な業務があり、英語が必須の部署もあれば、そうでない部署もありますが、現時点で、英語が話せないという理由から採用しないということは決してありません。弊社の社風をひと言で表すとしたら、「常にバッターボックスに立ち、挑戦し続けろ」となります。それゆえ、重要視しているのは、社会人として働く上で、“勉強する”、“学び続ける”ことであり、本人が希望するなら、若手も含めた全社員に対して、その機会をできるかぎり創出し、提供していきたいと考えていますし、常に学びのチャンスを与えられる会社であると自負しています。
英語だけでなく、空港運用やマーケティング、不動産、経理など、他の専門的な分野についても同じです。私たち人事は、学べる場やチャンスを提供し、必要に応じて各自が自主的に選び取り、積極的に活用していくというサイクルをより強化していきたいと思っています。
導入プラン
毎日25分プランと月8回プランを導入。
受講率により、補助金額を設定
―導入プログラムの内容と受講対象者の基準設定について、お聞かせください。
2016年8月より、毎日25分プランと月8回プランの2つのプランを導入しています。英語学習に対する意欲や深い関心を持つ社員には、どんどん活用して欲しい。その想いから、基本的には、「受講したい」と希望する有志者が受けられる仕組みとなっており、プランの内容についても各自が希望するものを選び、申し込むという流れで実施しています。受講費用の補助金については、受講率による一定のルールを設けています。毎日25分プランなら50%、月8回プランなら75%をクリアしていれば、毎月の受講費の半額を会社が負担しています。
導入後の効果
ビジネス英単語がスラスラ出てくるようになった人、多数。
英語での社内コミュニケーションが活発化し、「ダイバーシティの実現」を実感
―プラン導入後の反響はいかがですか?
今まで英語を使ったことがないという人や、普段から英語で商談をする人など、受講者のバックグラウンドやレベル感はさまざまなので、ひと言でお伝えするのは難しいのですが、ある程度の期間、継続してビズメイツで学習している社員については、自ら進んで、英語でコミュニケーションを取る姿をよく目にします。ダイバーシティに伴って、フィンランドやインドネシア、ベトナムなど、近年は外国人社員を積極的に採用しており、英語を話せる環境は、社内にも多くあり、今まで英語をほとんど使わなかった社員が、ビズメイツを1年間受講したことで、率先して彼らと会話するようになったり、また、別の社員は、姉妹空港であるミュンヘン空港から研修で来日した現地スタッフに、英語で仕事内容を説明したり、スピーチを行うなど、これまでにはなかった「ダイバーシティの実現」とも言える風景が、社内の所々で見受けられるようになりました。
「ビジネスの英単語が、口をついて出てくるようになった」という声は多く、英語を主とした業務に就く受講者からは、「物事をふと英語で考えるようになった」、「最近は、英語で夢を見ます」といった感想も届いています。自身も受講者の一人ですが、ビズメイツは、それぞれのレベルや目的に応じて、プログラムが選べるところが素晴らしいと思います。
トレーナーの方に、英語にまつわる素朴な疑問を聞いてみることも、近日中に控えた国際会議で必要なビジネス用語を予習することもできます。実際、受講者にアンケートを行った結果、非常に高い満足度が得られました。
また今回、入社内定者で本人が希望する場合は、ビズメイツでの学習を弊社が全額負担でサポートするという新たな取り組みを始めました。現在の受講者20~30名のうち3名は、2018年4月より入社予定の内定者となっています。
―今後、ビズメイツに期待することなどあれば、ご意見をお聞かせください。
前述の通り、空港産業は極めて大きな可能性を秘めており、今後、必ず日本の産業を担う時代がやってきます。セントレアが“東海地方のゲートウェイ”として、そのポテンシャルと責任を受け止めると共に、常に挑戦し続けるマインドを持ち、自分を磨き続ける社員を育成していくことが、私たち人事の役目です。そして、弊社はこの度、“積極的に、新しいことを起こし続けていく”という意志のもと、「ビジョン2027」という名の新たな目標を掲げました。貴社に期待することは、引き続き、英語学習の面でサポートいただきつつ、これからの先のビジネスを創出し、この世あらざる面白いことを共に起こしていけるような良きパートナーとして、ご協力いただけたら無上の喜びです。
―本日は貴重なお時間をありがとうございました。今後のご活躍をお祈り申し上げます。
社員さまの声
中部国際空港株式会社
臼井様
―現在のお仕事の内容を含めて、自己紹介をお願いします。
営業企画部 プロジェクト推進グループのアシスタントマネージャーとして、2018年夏オープン予定で、現在、整備を進めている複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS」に関わる施設整備や開業後の運営体制などを担っています。この施設は、米国ボーイング社より当社に寄贈されたボーイング787初号機の屋内展示を中心とし、航空機産業や航空業界について楽しく学べる体験型コンテンツを設置した展示エリアと、ボーイング社創業の街・シアトルをコンセプトとした食事・ショッピングエリアで構成される予定です。
ボーイング社が工場を構える米国シアトル郊外に出張に行くこともありますし、現地のスタッフが来日した際、その他日常的なメールのやり取りにおいても英語を使う機会があります。
―これまでの英語学習の経験と、ビズメイツを始めようと思ったきっかけについてお聞かせください。
社会人になってから、英文法や英単語の暗記、長文読解など、学生時代に学んだ英語に再び取り組んでみたことがあるのですが、いくら勉強しても、全く話せるようにならないことに気づきました。その後、外国人の方と日々やりとりするような部署に異動した時も、うまく話せなかったのですが、その時に一つ実感したことがありました。語彙力や文法力が足りなくても、英語を話す力は、話す機会を増やすことで少しずつ培われるということを。
オンライン英会話にはかねてから興味があったのですが、今一歩踏み出せずにいたところ、人事の方から、ビズメイツのプログラムを弊社に導入するという話を聞きました。ちょうど現在の部署に異動した頃のことでした。非常にリーズナブルな値段で、英語を話す機会を得られるオンライン英会話サービスだと知り、これを機にぜひやってみようと思いました。2016年8月、弊社にプログラムが導入された当初より現在に渡って、月8回プランを受講させていただいています。
―ビズメイツの受講スタイルについて教えてください。
基本的には、平日の夜、自宅に帰ってから就寝するまでの時間に受講しています。ビズメイツのトレーナーは、多彩なビジネス経験やバックグラウンドをお持ちの方が多く、英語を学びながら、世界が広がるような興味深い話を伺うことができます。プログラムの内容を通して、ビジネスシーンでのマナーなど、社会人としての振り返りができる点も、非常に役立っています。
トレーナーについては、私の文法力や語彙力がまだ乏しいことから、話したセンテンスの誤りを、スカイプのチャットボックスに打ち込むなど、頻繁に訂正してくれる方を選んでいます。訂正していただいたセンテンスは、まさに宝物です。それらを暗唱することで、英語力を高めることができると感じています。自分が話した内容と、直していただいた内容を見比べながら、「この言い方だと伝わりにくいんだな」、「なるほど、こう言った方がスマートだな」と確認しながら、復習も行うようにしています。
レッスンの最初に、その日の出来事や近況などについてトレーナーの方と話すのですが、盛り上がることが多く、スモール・トーク(雑談)がビッグになって、あっという間に25分経っていたということもしばしばです(笑)。気分転換にもなりますし、楽しみながら学習させていただいています。
―レッスンの効果についてはいかがですか?
シアトルからお客様が来日した際、近郊の観光地にご案内することがありました。ほぼ一日中、ご一緒するため、うまく話を続けられるだろうか、十分に会話できるだけのスピーキング力やヒアリング力がついているだろうかと、不安もあったのですが、ここ1年半ほど、ビズメイツのレッスンを通して英語でやりとりすることに慣れていたため、おかげさまで、問題なく過ごすことができました。鍛えられた雑談力も含めて(笑)、ビズメイツの効果を改めて確認でき、さらにやる気を高められた出来事でした。
また、米国に渡り、現地スタッフの方と英語で打ち合わせする際なども、スピーキング力やヒアリング力が活かされていると実感する場面が多々あります。当社では、学んだ英語を実践的に試せる機会が多くあるので、この恵まれた環境を今後も活かしていきたいです。
―ありがとうございました。今後の臼井様のご活躍をお祈り申し上げます。
社員さまの声
中部国際空港株式会社
岡田様
―現在のお仕事の内容を含めて、自己紹介をお願いします。
航空営業部 貨物営業グループの一員として、輸出入貨物を含む航空貨物を運ぶための貨物便や旅客便を運航している航空会社様への営業活動をはじめ、当社(以下、セントレア)での取扱貨物量の増加を達成するための業務に従事しています。その中で、地域の荷主様やフォワーダー様とも、常日頃からコミュニケーションを取り、一緒に活動させていただいているのですが、「地域一体となって、中部地域の経済を盛り上げていこう」と熱い気持ちを持って皆様と共に仕事できることに、日々大きな喜びとやりがいを感じています。
私は2017年に入社し、新入社員として初めて貨物事業グループに配属された女性社員です。大学では経済学を専攻していたため物流に関する知識もなく、配属された当初は不安な気持ちでいっぱいでしたが、時にはダイナミックな貨物事業の現場にも赴き、OJTを通して生きた物流・航空貨物の知識を身につけました。今では、縁の下の力持ちとしてこの仕事に携われることに大きな誇りを持っています。私の活躍を応援してくださる社内外の皆様の期待にも応えられるよう、日々気を引き締めて業務にあたらせていただいています。
また、私の背中をみて「こうなりたいな」と後輩が思えるような社員になること、そして、女性として、今後の貨物事業を担うロールモデルのような存在になれるよう、努めていきたいと思っております。
―現在のお仕事において、どんな場面で英語を使いますか?
1ヶ月半に1回の頻度で、海外出張に行くのですが、その際、現地の方とのコミュニケーションや前後に派生するメールでのやりとりなどで使います。現在、私は東南アジアの担当なので、タイやシンガポールに行くことが多いです。また逆に、海外からお客様が来社される場合の対応も、担わせていただくことがあります。
―これまでの英語学習の経験と、ビズメイツを始めようと思ったきっかけについてお聞かせください。
大学在学中、イギリスへ3ヶ月間留学したことがあります。その頃は、TOEICの勉強もしていました。ビズメイツを始めたのは、入社1ヶ月目で行った初めての海外出張での経験がきっかけでした。行き先は、弊社の姉妹空港であるミュンヘン空港がある国、ドイツ。英語は大学でも勉強していたので、ある程度は話せるだろうと思っていたのですが、現実は違いました。ビジネスの話になると、簡単な内容でも、英語でうまく説明することがほぼできなかったのです。そこで求められていたのは、学校で学ぶような英語ではなく、ビジネスの場で通じる英語力でした。とても悔しく、焦った気持ちを今でも覚えています。
そこで、弊社が導入している、ビジネス英語に特化したビズメイツのプログラムを受講することを決めました。私のような新入社員にも、成長できるチャンスを与えてくれる会社だからこそ、その期待に応えるためにも、毎日25分プランを通して、積極的に学習に取り組んでいます。
―ビズメイツの受講スタイルについて教えてください。
基本的には、夜、会社から帰宅して就寝するまでの間に受講していますが、最近は出社前の朝にレッスンを受けることもあります。メインプログラムである「Bizmates Program」でビジネス英会話の基礎を学び、スキルフォーカスプログラムである「Other Programs」でスモールトーク等ビジネススキルに特化したレッスンを受けるなど、必要に応じて活用させていただいています。海外出張前には「Assist Lesson」を活用し、プレゼンの最終チェックをしていただくこともあります。
―レッスンの効果についてはいかがですか?
レッスンを通して、今まで私が学んできた英語と、ビジネス英語は全く別物であるということを実感すると共に、いかにビジネスの場で、適切に英語でコミュニケーションできるか、その大切さを学ぶようになりました。
1回目の海外出張については、先にお伝えした通りですが、その後、英語に全く馴染みのない先輩社員と、再び海外出張に行く機会がありました。現地での先方スタッフとの面談にはじまり、ホテルやタクシー、空港など、英語でのコミュニケーションが必要な場面での対応は、全て自身が行いました。無事に帰国した時、「前回よりも成長している!」と実感することができました。海外出張中に使う英語は、シーンごとに決まっている場合も多く、レッスンで教わった表現をそのまま実践できています。
社会人1年目の私にとって、ビズメイツは、ビジネス英語を学ぶだけでなく、トレーナーの方々から、ビジネスそのものについてアドバイスをいただける貴重な学びの場でもあります。日頃の仕事におけるモチベーションも、グングン上がっています(笑)。現在、2日に1回はレッスンを受講できるように努めていますが、復習をしっかりやっていけるかどうかで、効果もかなり変わってくるのではないかと思います。まだ徹底できていないところなので、ビズメイツの効果を最大限に引き出すためにも、今後は、復習にも力を入れていきたいです。
―ありがとうございました。今後の岡田様のご活躍をお祈り申し上げます。
企業情報
2018年1月末時点
社名 | 中部国際空港株式会社 |
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本社 | 〒479-0881 愛知県常滑市セントレア一丁目1番地 |
設立 | 1998年5月1日 |
資本金 | 836億6,800万円 |
事業内容 | 1.中部国際空港及び航空保安施設の設置及び管理 2.旅客及び貨物の取扱い施設等の機能施設、店舗等の利便施設の建設及び管理 3.上記に付帯する事業 |
URL | https://www.centrair.jp/corporate/ |
その他の導入事例
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