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Bizmates法人契約プラン導入事例 阪神国際港湾 株式会社様
社員一人ひとりを『国際人』として育てるため、全社員を対象に。希望者全員が毎日25分プランにて最低受講率50%以上を条件として受講。年更新で長期的に学び続ける環境を実現。
- 物流・交通
- 51〜300名
- 社員の英語力向上
- オンライン英会話
導入インタビュー
従来からの課題
国際戦略港湾としてさらなる発展をめざして。
社員一人ひとりを『国際人』として育てるための第一歩を踏み出すこと
―貴社の従来の課題についてお聞かせください。
川西氏:当社は、阪神港(大阪港・神戸港)のコンテナターミナルなどを一体的に運営する港湾運営会社です。現在、阪神港では、日本のコンテナ取扱量の22%強を取り扱っていますが、取扱量をさらに増やし、物流機能の強化を通じて、国際戦略港湾としてさらなる発展を図るためには、国際基幹航路の維持拡大をはじめ、新たなコンテナ貨物の創出、集貨などに地道に取り組んでいくことが極めて重要になります。
そのようなミッションを掲げている中、社員の一人ひとりが国際人として、国際貿易や港湾に関する知見や経験を広げていくためには、語学力、とりわけ英語力の向上が不可欠になります。これまでにも海外の関係企業や港湾都市を訪れ、渉外を重ねてきましたが、専門的で複雑な会話も多いため、社外の通訳の方に同行いただくケースがほとんどでした。
しかし、通訳という第3者を介して意思疎通を図るのと、自分の言葉で伝えるのとでは、やはり相手の方に伝わる温度感も違ってきます。自己紹介はもちろんのこと、最低限でも、自社の事業内容や自分の担当業務の内容などについて、自分の言葉でもって英語で伝えられないと、本当の意味での関係構築は難しいのではないかと懸念していました。このような状況を少しでも克服するべく、社員の語学力を向上させるために、英語研修の導入を検討していました。
選考プロセス
ビジネス英語に特化したレッスンを効率的に、
マンツーマンで毎日受けられること
―ビズメイツのプログラムを導入した理由について教えていただけますか?
川西氏:これまでにも当社で導入している研修の一つに、英語学習のメニューはあったのですが、継続的に学習できる内容ではありませんでした。語学というのは、やはりある程度の時間をかけて、回数をこなしていかなければ、上達しない類いのものだと思います。そうしたことを踏まえた上で、さまざまなスキルアップの手段を比較検討した結果、「通学時間がなく、各自の都合の良い時間に効率的に受講できる」「レッスン時間の変更が簡単」「ビジネス英語に特化したレッスンをマンツーマンで毎日受けられる」という点から、ビズメイツのプログラムを導入するに至りました。加えて、ビジネス経験や専門分野からトレーナーを選べることも、興味深く魅力的でした。
今後は、従来の業務に加えて、ポートオーソリティに関する欧米、アジアへの調査団の派遣や海外ターミナルでの短期駐在経験、海外自動化ターミナルの視察・研修なども企画しており、それに向けた準備としても、ビズメイツのプログラムを活用できるのではないかと期待しています。
導入プラン
毎日25分の法人契約プランを導入。
1年単位の更新で、長期的な受講を手厚くサポート
―導入プログラムの内容と受講対象者の基準設定について、お聞かせください。
川西氏:2019年7月から、毎日25分の法人契約プランを導入しています。この研修では、全社員を対象に募集を行い、すべての希望者が受講できる体制を取っています。当社では社員教育の一環として、幅広い業務経験を通じて、全体の底上げを図るためのジョブローテーション制度を導入しています。現時点では、英語を日常的に使用しない部署の社員も多くいますが、数年おきに異なる部署の業務を一様に経験することになります。そのため、いつでも英語に対応できるよう、在籍中の部署の業務に関係なく、将来に備えておく必要がありますし、まずは英語に慣れるといった意味でも、やる気のある社員であれば誰でも参加できるようにしました。原則として毎日の受講、最低でも50%の受講率を目標に受講費用は会社が全額負担しています。
導入後の効果
英語学習の第一歩を踏み出せたことは、社員にとって大きな成長。
実践の場で、学習成果を発揮する受講生も!
―2019年7月の研修スタート時から、従業員の約半数にあたる40名以上の方が受講されています。英語との関わりにおいて、会社の中で変わったことはありますか?
藤本氏:ビズメイツのレッスンを通して、日常的に英語に触れることで、「英語で話すことに対して、抵抗がなくなった」「トレーナーの方と、気軽にコミュニケーションが取れるようになった」といった声が挙がっています。英語学習の第一歩を踏み出せたことは、社員にとって大きな成長だと思いますし、研修担当者としては、そうした声を聞けることが何よりも嬉しいです。
残念ながら今年度はコロナ禍の渡航規制などにより、予定していた海外出張が延期や中止となったため英語を実践で使う機会はほとんどない状況ですが、お互いの進捗状況を確認したりおすすめのトレーナーやプログラムを教え合うなど、ビズメイツで英語を学習することによって社員間のコミュニケーションが増えたように思います。
―研修担当者のお二人も、プログラム導入当初からレッスン受講を継続されています。受講生として変化を感じることがあれば教えてください。
川西氏:実は、会社に導入する2ヶ月前から、個人的にビズメイツを受講していました。社内で承認をもらうためにも、まずは自分で受けてみることが大切だと思ったからです。当初、毎日受講するのはかなり大変でしたが、今では、出勤前にレッスンを受けることが習慣になっています。毎日の受講を目標にしつつも、あまり気負わずにトレーナーの方との会話を楽しむ感覚で受講させていただいています。
藤本氏:英語で話すことに対しては、かなり苦手意識がありました。レッスンを始めた当初は、スカイプ越しにトレーナーの方と向き合うことでさえ恥ずかしく、レッスンのたびに緊張していましたが、続けていくうちに、「間違ってもいいので、とにかく自分の頭で考えたことを言葉で出してみよう!」と思えるようになりました。こんな風にポジティブな気持ちになれたのは、ビズメイツのおかげです。外国人と話すことに対するハードルは、すごく下がったように思います。もう少しうまく話せるようになったら、もっと会話を楽しめるんだろうなと思いながら楽しく受講させていただいています。
―研修全体では、平均受講率62%を達成されています。受講者が学習を継続するために、サポート面ではどのような工夫をされましたか?
藤本氏:自宅以外でも、就業前や昼休みを活用して受講している社員もおり、モチベーションアップにつながっていると感じています。工夫していることは、週ごと、月ごとの受講率を確認し少し下がってきた社員には、こまめに声を掛けるなどのフォローアップを行っています。私自身も受講生の立場であり、継続してレッスンを受けることの大変さを感じているので、声掛けを行う時は、受講率の話だけをするのではなく、それぞれの置かれた受講状況を把握するべく、話に耳を傾けるよう心がけています。その上で、会社にとっての英語学習の重要性を説明するなど、少しでも受講率が高まるように努めています。
―今後、この研修を使って、どのようなことに挑戦していきたいですか?
川西氏:先にもお伝えしたように、当社は、社員の一人ひとりが港湾のプロフェッショナルとして、国際貿易や港湾に関する知見や経験を広げながら、国際人として活躍できることを目指しています。それにあたって、コミュニケーションの手段として不可欠な英語力を培っていくために、社員が自己研鑽を積める場として、今後もビズメイツを活用させていただきたいと思っています。
―本日は貴重なお時間をありがとうございました。今後の川西様、藤本様のご活躍をお祈り申し上げます。
社員さまの声
阪神国際港湾株式会社
眞末裕志様
―現在のお仕事の内容を含めて、自己紹介をお願いします。
事業開発部で、事業開発課と海外事業課の業務を兼務しています。事業開発課では、港湾の利用方法を効率化するようなシステムの構築や関係者との調整などを担っています。海外事業課では、当社が出資している海外港湾との渉外や情報共有などを担当しています。いずれの課においても、海外での港湾に関する情報収集や来日される海外のお客様への対応、当社の事業内容の説明など、英語を使う機会は多くあります。
―これまでの英語学習の経験と、ビズメイツを受講したきっかけついてお聞かせください。
英語については、全くと言っていいほど勉強してこなかったので、苦手な方でしたが、当社に入社してからは、海外の港湾の新しい取り組みについて勉強する機会を多くいただいてきました。そんな折、ビズメイツが導入されることを知り、これを機に、英語を学んでみようと思ったのがきっかけです。2019年7月の研修導入時より、レッスン受講をスタートしました。
―レッスンの効果についてはいかがですか?
全く英語が話せない状況から始めたので、とにかく毎日英語で話すということに慣れるまでが大変でしたね。当初は予習をしなければ、対応できないところも多く、レッスンの受講前には30分ほど時間を取って準備をしていました。ビズメイツを始めてから2ヶ月後、海外から視察に来られたお客様に、当社の施設管理用システムについて英語でプレゼンする機会があり、Assist Lessonを用いて準備しました。その結果、プレゼンの対応に加えて、現地視察で簡単な意見交換ができ「英語でコミュニケーションを取れるようになった」という実感はありましたね。
その2ヶ月後には、通訳は同行せずに単独でオランダに出張することになり、現地のヒアリングや意見交換がうまくいくかどうか不安でしたが、できるだけ準備をしておこうとAssist Lessonを活用して臨んだところ、思った以上にコミュニケーションが取れて先方に聞きたかった内容も聞き出すことができました。「きちんと準備していけば、必要な情報を持ち帰れるんだ!」と実感できて、嬉しかったです。また、この出張では現地のカンファレンスにも出席しました。言語は英語でしたが、報告書が作れる程度に、おおまかな内容を理解することができました。
―ビズメイツの受講スタイルについて教えてください。
基本的には、夜の時間帯に受講しています。当初は、Bizmates Programを中心に受講していましたが、海外出張や海外からのお客様の来訪といった予定が決まってからは、それに向けた準備をするために、Assist Lessonを活用してきました。トレーナーの方には、自分で作成した資料の内容やプレゼンテーションをお見せして、分かりにくいところや表現の誤りなどを直していただきました。
現在は、Other Programのスモールトークを受講しているところです。オランダに出張した際、会食に出席することがあったのですが、日常的な会話になると、逆に難しく感じた部分がありました。ビジネスシーンはもちろん、さまざま話題に対応できるようになりたいので、各プログラムを活用していきたいと思います。
―今回の研修に参加してから、英語学習に対する考え方に変化はありましたか?
海外出張や海外からのお客様への対応を経験する中、ある程度、英語で会話ができるようになってくると、自分の表現力や語彙力に物足りなさを感じるようになってきました。日々のレッスン受講を継続することはもちろん、自主的に勉強して、表現の幅を広げていきたいです。英語に対してポジティブな印象を持てるようになったのは、ビズメイツのおかげだと思います。
―ありがとうございました。今後の眞末様のご活躍をお祈り申し上げます。
社員さまの声
阪神国際港湾株式会社
辻岡いづみ様
―現在のお仕事の内容を含めて、自己紹介をお願いします。
入社してから8年間、総務部の人事部門に所属していましたが、今年度から大阪事業本部の管理課に異動しました。現在の担当業務は大きく分けて2つあり、その一つは、船会社や港湾事業者に対して、埠頭の用地の貸し付けを行う際の契約や交渉業務です。契約者の中には、海外の方もいらっしゃるので、英語でやりとりすることもあります。
もう一つの業務として、当社では、地域商社の皆さまと共に、大阪港から輸出される貨物量の増大を目指した食品輸出の取り組みを行っています。その中で、新たなサプライヤーを発掘するための相談会や、販路拡大に向けた国内外の展示会への出展などを行っています。今年度は、コロナの影響で展示会への出展はできていませんが、海外の方と接する機会があるので、今後は英語が必要になってきます。
―これまでの英語学習の経験と、ビズメイツを受講したきっかけついてお聞かせください。
英語は、まったく学習しておらず、学生の頃から苦手意識がありましたね。ところが、会社としてビズメイツを導入することが決まった当時、私は人事部で研修を担当していたので、担当者がやらないわけにはいかないと思い、受講することを決めました。ゼロからのスタートで、レッスンのたびに緊張しっぱなしでしたが、やるからには、受講している社員の方たちへの説得力を持ちたいと思い、レッスンを受講してきました。
―レッスンの効果についてはいかがですか?
当初は、英語を話すことや聞くことに早く慣れたい一心でしたが、不思議なもので、レッスンを続けていくうちに、つたないなりにも言葉を発することができるようになり、「今日は、仕事でこんなことがあった」「家族と一緒にこんなことをした」といった簡単な雑談も、トレーナーの方と交わせるようになっていました。これは、自分としては、進歩した点だと感じています。英語で話すことが日常の一部になったことで、英語に対するハードルが下がったせいか、今は、気軽な気持ちでレッスンに臨めています。
残念ながら、現在、コロナの影響により海外への出張ができないので、契約交渉に関しては、メールでのやりとりが主になっています。私はサポートの立場で入っているので、自分宛てのものではありませんが、英文メールを読む機会は増えましたね。
―ビズメイツの受講スタイルについて教えてください。
受講開始当初は、家族にも協力してもらい、レッスンに充てる時間を中心に生活サイクルを回していました。朝か夜、どちらかの時間帯で必ず受講するようにしていましたね。レッスンに慣れてきた今は、夜の時間帯に受講していて、主にBizmates Programを使って学習を続けていますが、英語初心者の私にとって、「ついていくのがやっと…」というほど、思いのほか、教材が進んでしまうこともあります。そうした時には、Assist Lessonを活用しています。トレーナーの方には、「もう一度、前の教材を復習したい」とお伝えして、学んだことがきちんと身になるよう繰り返し同じ教材を受講したりしています。
―今回の研修に参加してから、英語学習に対する考え方に変化はありましたか?
英語で話すことのバリアを破るという意味では、一歩を踏み出せたと思っていますが、実務で使えるかというと、まだまだ力不足なので、努力が必要です。継続してレッスンを受けることはもちろん、復習を徹底して行う以外にも、語彙力などを向上させるための自主的な勉強が必要だと思っています。頭では分かっていながら、できていない部分でもあるので、改めていきたいと思っているところです。
―ありがとうございました。今後の辻岡様のご活躍をお祈り申し上げます。
企業情報
2021年2月末時点
社名 | 阪神国際港湾株式会社 |
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本社 | 神戸市中央区御幸通8丁目1番6号 神戸国際会館20・19階 |
設立 | 2014年(平成26年)10月1日 |
資本金 | 7億3,000万円 |
事業内容 | 外貿埠頭並びにフェリー埠頭等の建設、賃貸及び管理運営 港湾振興に寄与する集荷・集客促進事業の実施 海外の港湾の整備及び運営並びにこれらに関する調査等 |
URL | https://hanshinport.co.jp/ |
その他の導入事例
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