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Bizmates自己啓発プラン導入事例 アビームコンサルティング 株式会社様
2020年、海外で活躍する日本人コンサルタントを1,000人に。自己啓発プランを導入し、受講率に応じた補助額の2段階設定でモチベーションUPを狙う。 導入後の効果を実感する受講者が続出。
- コンサルティング
- 5001〜10000名
- グローバル人材育成
- 福利厚生の一環として
- オンライン英会話
導入インタビュー
従来からの課題
2020年、海外で活躍する日本人コンサルタントを1,000人に
増やすことをめざして
―貴社の従来の課題についてお聞かせください。
当社は、「日本発、アジア発のNo.1グローバルコンサルティングファーム」を目指し、アジアを基点に、4,000名を越えるコンサルタントと、世界各地のアライアンスパートナーを合わせた総勢12,000 名の総合力で、お客様の求める企業変革を実現するための一連の支援を行う企業です。コーポレート・スローガンにもあるように、同じ未来を見つめ、同じ成功を喜び合える“リアルパートナー”としてお客様に寄り添いながら、誠実かつ情熱を持った、具体的な成果に繋がるコンサルティング・サービスを提供致しております。
当社に特長的なのは、海外の案件は海外オフィスに全てを任せるというのではなく、担当のコンサルタントが、場所に関わらずそれぞれの役割を最後まで責任を持って担っていくというスタンスです。私たちのミッションとも言えるこの想いを実現していくためにも、グローバル・ビジネスの現場で通用する英語力を伸ばしていくことが不可欠であると考え、英語学習プログラムの提供や集合研修など、さまざまな英語学習の機会を創出し、提供してまいりました。
現時点ですでに年間約800人の日本オフィスのコンサルタントが出張や駐在で海外の仕事をしていますが、多くの人が広くそのチャンスを掴んでいるか、と考えると疑問符がつきます。当社では会社の成長を維持するためにも、1,000人の日本オフィスのコンサルタントが海外で活躍する、という2020年にむけた目標を立てています。そのためにはできる人がさらにできるようにするのと同様に、これから海外で活躍したいという人の成長を強力にサポートすることも同じように重要と考えています。
そんな中、英語に対するモチベーションが高く自発的に学習に取り組む人がいる一方で、「なかなか、学習時間を捻出できない」、「続けることが難しい」という人も多いのが実情です。終日研修だけでなく、時間帯を工夫して開催する数時間の語学研修も、人が集まらなかったり、業務上の都合で当日キャンセルが出たりすることもしばしばでした。目の前の業務を優先するのは当然のことですが、社員にとっても研修を提供するトレーニングセンターにとっても英語を学習できる機会を十分に活かしきれていません。
この状況をいかに好転させていくかということが、当社の最大の課題です。
―具体的には英語学習についてどのような取り組みを実施されてきたのですか?
世の中に様々な語学学習プログラムが存在する中で何を会社として採用するか、については明確な選定基準を設けてきました。1つは、会社が補助をする以上、ビジネスの場で必ず活かせる内容であること、もう1つは社員によるトライアル受講を行い、これは効果がある、と確信したものだけを採用するということです。当社のプログラムの中で1番歴史の長い通学型の英会話スクールに対する補助の場合、受講後のTOEICのスコアによって補助率を変えるとともに、受講前のスコアを問うていません。維持するという観点から学習を継続して欲しいという想いで実施しており、実際に継続率の高いプログラムです。
通学はハードルが高いという声に応え、近年はオンライン英会話の紹介を増やすとともに、短期間集中の集合研修とオンライン英会話の組み合わせ、スマホアプリの紹介など様々な施策を実施しています。そのような当社で実施している英語学習プログラムは、自己啓発の意味合いが非常に強く、どれを選び、どのように活用していくかについては、社員が選択しています。
また、語学力を把握する指標としてTOEICスコアを長く採用しているのですが、スコアの高さが必ずしもビジネスの場で実用的な英語を話せることを意味するものではないのが課題でした。資格としてのTOEICとは別にアウトプット力という点でヨーロッパを中心に広く使われている国際標準規格の「CEFR (セファール)」を採用しています。
選考プロセス
他にはない、ビジネス英語に特化した、学習意欲を掻き立てる
プログラム
―ビズメイツのプログラムを導入した理由について教えていただけますか?
先にも述べたとおり、当社が英語学習プログラムを導入する目的は、社員のビジネス英語力を強化することです。探してみると分かるのですが、日常的な会話や旅行先で使える英語力を伸ばすプログラムが数多くある一方、ビジネス英語に特化したプログラムを提供している企業はごく限られています。その中でオンラインにもかかわらずビズメイツのプログラムは群を抜いて充実していました。とりわけ他と違っていたのは中上級以上のプログラム充実度です。TOEICで900点程度ある人は一般英会話の場合、上級にクラス分けされ、その上がありません。ところが、ビズメイツでレベルチェックをすると彼らの多くが中級と判定されます。その上にまだまだ目指すところがある、またレベルという目に見える形で成長が見えることはモチベーションを維持するための目標が立てやすいはずと判断しました。また、電話会議やネゴシエーション、異文化対応など、さまざまなビジネススキルのテーマの中から、各自が強化したいものを選んで受講できる「Other Programs」も、実践力を伸ばしていく上で非常に有効であると思い、ビズメイツを導入するに至りました。
導入プラン
毎日25分/50分の自己啓発プランを導入。受講率に応じて、
補助額を2段階に設定し、モチベーションUPを狙う
―導入プログラムの内容と受講対象者の基準設定について、お聞かせください。
毎日25分または50分の自己啓発プランを導入しています。受講期間は、3ヶ月、6ヶ月の2つを設け、各自がいずれかを選べる仕組みになっています。その期間内で受講率70%をクリアしていれば、受講費用の80%を、40%をクリアしていれば受講費用の50%を会社が負担するという条件のもと、実施しています。
受講率を2段階に設定したのは、これまでに行ってきたさまざまな研修のデータを踏まえると、トータルの学習時間の長さより、レッスンの頻度が高いほど、上達しやすいことが分かったからです。例を挙げるなら、8時間、机に座って学習するよりも、1日25分、英語に触れることを毎日積み重ねていく方が、はるかに効果が上がるということですね。
受講率に応じて、受講費用の補助率が変わることが、受講者の方たちのモチベーションの1つになればいいなという想いも込めた設定です。なお、受講対象者については、TOEICなどの基準は設けておらず、希望者は全て利用できる形にしています。希望者は社内申請を行った後すぐにレッスン受講をスタート、受講期間終了後に受講率を確認した上で精算するという流れです。
導入後の効果
使いこなせるフレーズや単語が増えた人、続出。
150名以上が受講中という想定外の結果に
―現在、ほとんどの受講者の方が、受講率70%を達成されています。
この結果から、多くの受講者にとって、毎日のレッスンが習慣になっていることを実感します。先ほど、受講期間には、3ヶ月と6ヶ月の2つを設けているというお話をしましたが、とりわけ3ヶ月は、レッスンを続けやすい区切りのようです。「とりあえず3ヶ月頑張ってみよう」とやってみて、クリアできた人も多いですね。「ここで止めたら、英語で話す機会が減ってしまう」、「トレーナーの方と仲良くなれたのに、話せなくなるのは寂しい」など、人によって理由はさまさまですが、また次の3ヶ月にチャレンジするという好循環も見られます。
いずれ英語力が必要になることは分かっていても、今すぐ必要がなければ、そこに向けて自分を押し出すには、よほどの勇気と強い意志が要るだろう。以前はそんな風に思っていましたが、ビズメイツのレッスンにおいては、早くから決まった時間に受講する習慣をつけた人ほど、難なくレッスンを継続できている傾向にあります。家族や仕事の都合で、1~2日レッスンを休んでしまうと落ち着かないというほど、習慣づいている人もいます。トレーナーの方たちの素晴らしいご指導はもちろんのこと、いつでもどこでも受講できるオンラインレッスンは、できない言い訳をしにくいと同時に続けやすい理由の1つだと思います。毎日25分話をする。考えてみるとすごいことです。私見になりますが、旦那様や奥様よりも、トレーナーと話す時間の方が多いという方もたくさんいそうな気がします(笑)。
―プラン導入後の反響はいかがですか?
当初、受講者の目標値はひと月につき約10人、年間約120人だったのですが、既に延べ150名以上が社内申請を行い、受講中という想定外の結果となりました。まさに嬉しい悲鳴を上げております。受講者からは、「使いこなせるフレーズや単語が増えた」という声が多く挙がっています。意味は知っていたけれど、実際に使ったことがなかったフレーズや言葉を日々のレッスンで繰り返し使うことで、自分の言葉として使えるようになったという人が非常に多いようです。
他にも、「外国人とのコミュニケーションに対するハードルが低くなった、コミュニケーションが取りやすくなった」、「グループ・ディスカッションで、格段に話せるようになったことを実感した」、「ミーティングやファシリテーションなど、実践的に使えるTIPSを教えてもらえるので、心構えができる」など、さまざまな感想が届いております。ビズメイツは、多彩なビジネス経験を持つ講師陣がそろっているので、「この方となら、きっとこの話題が弾むはず」というように、受講者がそれぞれの基準でトレーナー選びを楽しんでいる人も多いですね。ビズメイツのプログラムを導入してから、かれこれ2年以上が経ちました。2020年には、海外で活躍するコンサルタントが1,000人に到達できるように、また各自が、リアルなビジネスの場で使える英語を身に付けられるように、今後も貴社の素晴らしいプログラムを最大限に活用させていただきたいと思います。
―本日は貴重なお時間をありがとうございました。今後のご活躍をお祈り申し上げます。
社員さまの声
アビームコンサルティング株式会社
歌田様
―現在のお仕事の内容を含めて、自己紹介をお願いします。
金融・社会インフラビジネスユニット産業金融センターのシニアエキスパートとして、主に金融系のお客様向けのコンサルティングに従事しています。お客様は、日本企業の方々ですので、普段の業務の中で英語を使うことはないのですが、アジアを中心とする当社の海外スタッフと一緒に仕事をする機会がやって来ることがあります。例えば、タイの金融系システムのナレッジ化をおこなうプロジェクトでは、現地のコンサルタントが来日し、その方と私を含める日本人スタッフの数人で、ディスカッションから最後のクロージングまで、丸1日中、1週間以上かけて行うことがありました。他にも、日本のグローバル企業様へのプレゼンテーションをおこなったり、不定期ではありますが、声が掛かった時は、通常の業務と並行して携わらせていただいています。
―これまでの英語学習の経験についてお聞かせください。
会社や国の補助金制度などを利用した短期間での学習でしたが、通学型の英会話スクールに通ったことが2~3度あります。かつては「英語を武器にしたい」、または「英語で自分が困らないようにしたい」というような自分主体のモチベーションにより学習していた人が多かったですが、今は、そういう時代ではなくなってきたように思います。「グローバルの舞台で仕事をしたい」と自ら願う、願わないに関わらず、誰にとっても、英語に触れる機会(チャンス?、ピンチ?)は格段に増えていますよね。私自身は、自分が困らないようにというよりは、「(コミュニケーションの問題により)相手を困らせないために、必要最小限の努力はしておきたい」。そんな気持ちから、現在に至って英語学習にあたっています。日本人以外の人たちからわざわざ声が掛かるということは、私に期待していることが、何かしらあるはず。それに対して、できる限り誠意を持って応えるためにも、普段から英語に触れて、備えておきたいと考えています。
―ビズメイツの受講スタイルについて教えてください。
当社の選抜者プログラムの1期生として参加して以来、ビズメイツのレッスンは、2年ほど受講させていただいています。以前は、朝の時間帯に受けていましたが、仕事のペースが変わったこともあり、最近は、夜に自宅で受講することが多くなりました。週末も、夜に受講することが多いですね。家族もその習慣に慣れていて、「今日は、いつビズメイツやるの?」とよく聞かれます。観たいテレビ番組の時間は外すなど(笑)、自分の都合に合わせて、ある意味で“我がまま”に受けられることも、オンラインレッスンの利点の1つだと思います。
現在、お気に入りのトレーナーは4名ほどいます。スカイプのチャットボックスに、フレーズや単語をその都度、打ち込んで、「こんな風に言った方が、より自然な表現になりますよ」と説明してくださる方もいれば、会話の主導権を私に持たせてくださり、なおかつ上手くガイドしてくれる方や、逆に、先導して会話を進めてくださる方など、トレーナーによって教えるスタイルは違います。例えば、リアルタイムのニュースなど、特定の事柄やトピックについて、少し掘り下げて話したい時は、その分野に精通したトレーナーを、フリートークがしたい時は、お話好きなトレーナーの方を、というように、その日の目的や気分に合わせて、トレーナーを自分で選び、レッスンのメニューを組めるところは嬉しいですね。こんな贅沢な学び方ができるのも、多彩なビジネススキルを持つ講師陣がそろったビズメイツならでは。大変重宝させていただいています。
―レッスンの効果についてはいかがですか?
レッスンを始めて最初の半年から1年は、“勉強している感覚”があったのですが、今は、毎日25分のレッスンが生活の一部になっています。冒頭でもお伝えした通り、私は、グローバル・プロジェクトに常時携わっているという状況ではないのですが、突然、英語でコミュニケーションを取る機会がやって来ても、動じずに対応できるようになったのは、やはり、この2年間、日々のレッスンを通して、ビジネスの場で使う英語に触れてきたからだと思います。海外スタッフとのミーティングなどにおいても、抵抗なく、本題のディスカッションに入れるようになったのも、自身にとって大きな進歩ですが、明らかに以前と違うのは、「相手の話を聞き出すことができるようになった」ことです。
個人的な感想になりますが、ビズメイツのレッスンは、「YOU versus I(私)」だけでなく、「WE(私たち)」でコミュニケーションできるところが、自分に合っているのかなと思います。当社には、国や文化、バックグラウンドが異なる海外スタッフが大勢います。多様性に富んだ社内で、その方たちと上手くコミュニケーションを取っていくためにも、「WE」という仲間として、トレーナーの方たちと日常的にロールプレイができることは、大きなメリットですね。会話を楽しみながら、ビジネス英会話のトレーニングを積めるのは、ビズメイツだからこそ。自分に最も合う英語学習プログラムに出会えて、嬉しいかぎりです。
―ありがとうございました。今後の歌田様のご活躍をお祈り申し上げます。
企業情報
2017年4月現在
社名 | アビームコンサルティング株式会社 |
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本社 | 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 丸の内永楽ビルディング |
設立 | 1981年(昭和56年)4月1日 |
資本金 | 62億円 |
事業内容 | マネジメントコンサルティング ビジネスプロセス コンサルティング ITコンサルティング アウトソーシング |
URL | https://www.abeam.com/jp/ |
その他の導入事例
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