受講生の声- 08

これまでの英語学習の経験と、英語を学習しようと思ったきっかけについてお聞かせください。

英語学習については、高校時代に1ヶ月間イギリスに短期留学したほか、社会人になってからも独学でいろいろと試してきました。

本腰を入れて英語を学習しようと思ったのは、転職がきっかけでした。私は、医薬業界に長く従事してきました。自分が培ってきた力をグローバルなフィールドで試してみたいと思い、転職活動を経て、2019年1月に外資系企業に入社することになりました。

前の会社でも時々業務で英語を使う機会がありましたが、転職先では社内の文書はすべて英語で書かれていて、英語での電話対応なども必要になると聞いていたので、英語を使う頻度が増えることは予想できました。中でも自分にとっては、ビジネスで通用する英会話力を身につけることが必要だと思い、学習することにしました。

当初、英会話のレベルはどのくらいでしたか？

「英語を読めるなら、話せるだろう」と思っていましたが、自分の思うようには全く話せなかったですね。言いたいことは喉まででかかっているのに、口から言葉が出てこなくて、もどかしかったです。挨拶程度の簡単な会話はできましたが、言いたいことを正確に伝えるのは、困難なレベルでした。

ビズメイツを受講した理由について教えてください。

転職することが決まってから、同僚がおすすめしてくれたオンライン英会話サービスを試してみたり、通学型スクールにも通ってみましたが、ビジネス英語をしっかり学べるところには、なかなか出会えませんでした。そんな折、インターネットで検索してみたところ、ビジネス英語に特化したプログラムを提供するビズメイツを見つけました。

当時、英会話初心者レベルの私にとって、ビズメイツは中上級者向けの印象があったのですが、実際のビジネスシーンを想定して作られたプログラムを見て、「私が求めていたのは、これだ！」と腑に落ちました。「打ちのめされてもいいから、やってみよう」と覚悟していましたが、実際にレッスンを受けてみると、初心者の私でも、問題なく取り組める内容でした。2018年12月から受講をスタートして、現在も継続しています。

ビズメイツの印象はいかがでしたか？

レベルチェックの結果は想像していた通りでした。ビジネス英会話において、いかに自分が初心者かということを実感しました。トレーナーの方からいただいたフィードバックでは、自身の強みと弱みを的確に指摘していただきました。「ある程度、聞き取ることはできても、言葉が出てこない」という自分の弱点を改めて確認できたことは、その後の学習にも活かされています。

ビズメイツを始める以前は、ネイティブ講師が好ましいと思っていた時期もあったのですが、ビズメイツのトレーナーの方たちが暮らすフィリピンでは、英語が公用語のひとつになっているという文化背景を知り、講師の方の国籍は、英語を学習するうえであまり関係ないと思うようになりました。英語を日常的に使う今の職場でも、実際に仕事でやりとりする方たちは、アメリカ人やイギリス人だけでなく、英語圏ではないドイツやブラジルなど世界各国の方ですが、英語でコミュニケーションを取っています。

ビズメイツのレッスンは、どのように受講していますか？

その日の仕事のスケジュールに合わせて、確保できる時間に毎日受講しています。お気に入りのトレーナーの予約状況と照らし合わせて、希望の時間にマッチする方からレッスンを受けている感じです。週末も同じように受講しています。

仕事の状況などによって、予習・復習にかけられる時間は一定ではないのですが、必ず行うようにしています。予習は、その日学習する教材に目を通し、知らない単語やフレーズは意味を調べておきます。復習には、プリントアウトした教材とビズメイツ専用のノートを使っています。レッスン中にトレーナーの方がチャットボックスに打ち込んでくださった内容を、教材やノートに手書きで書き込みながら、きちんと理解できているかどうかを確認するようにしています。

お気に入りのプログラムやトレーナーについてお聞かせください。

Bizmates Programをメインで受講しています。Other Programsは、「ミーティング」など、仕事の目的に合わせて活用しています。Discoveryは気分を少し変えたい時に受講しています。さまざまな分野の記事があって魅力的ですが、目移りしてしまい、なかなか選べないこともあったので、今は、タイトルなどを見て「面白そうだな」と思った記事を直感的に選ぶようしています。

お気に入りのトレーナーが見つかるまでは、自分の希望の時間帯に合う数名の方からレッスンを受けていました。仕事に関することをいろいろと聞いてみたかったので、プロフィールを見て、医薬業界でビジネス経験のある方を選んでいましたね。

毎日のように受講していると、トレーナーの方との距離も徐々に近くなりますが、親しくなっても、決して雰囲気に委ねることなく、文法上のミスなど間違いがあれば、その場できちんと指摘してくださいます。「ビジネスでは,こう伝えた方がより丁寧になりますよ」と、微妙なニュアンスの違いも細かく教えていただいています。その逆に、もう少し詳しく知りたい単語やフレーズがある時などは、自分から質問することもあります。どの方も、こちらの意図を汲み取ろうと、粘り強く向き合ってくださるので、本当にありがたいかぎりです。

レッスン受講を継続させるためのコツとは何でしょうか？

私の場合は、やはり転職先の業務で英語が必要になるというプレッシャーが大きかったですね。言い換えれば、それがモチベーションになっていたとも言えますが、いざ入社してみると想像した以上に英語が必要な状況でした。日本人だけの会議でも、資料はすべて英語でしたし、入社直後にアサインされた業務では、最低でも週2回は、自分がホストになって英語の会議を回し、海外拠点の方たちと密にコミュニケーションを取る必要がありました。転職する前から、ビズメイツを始めていて本当に良かったと思いましたね。

レッスンの効果についてはいかがですか？

先ほども少し触れましたが、英語の会議の進行役を任された当初、自分が話す内容はもちろん、相手からの質問事項も想定して、事前にすべて原稿を作成して臨んでいました。しかし、当然ながら、実際の会議は、シナリオどおりにはいきません。想定外の質問を投げかけられるたびに、固まっていましたし、聞き取れないこともしょっちゅうでした。準備も含めて、すごくしんどかったですね。

今は、必要なトピックだけをまとめて事前の資料を作成し、その場の状況に応じて対応できるようになりました。「会議を回すのがうまくなったね」と上司に言われた時、とても嬉しかったです。

コロナウイルスの影響で在宅勤務に移行した現在は、電話会議がメインですが、ここでも臆せず話せるようになりました。日々のレッスンで、25分間、マンツーマンで話し続けることが習慣になっているからだと思います。スモールトークで場を温めることもできるようになりましたね。

以前は、海外拠点の方から、「今から、電話してもいいですか？」と連絡が来るたびに、震え上がっていましたね。返事をしていないのに、もう電話が鳴っていて、対応せざるを得ない状況に追い込まれたことも多々あります。今では、「口頭で伝えた方が早いかも」と思ったら、自分の方から電話をかけることもあって、仕事を進めていくうえでも、効率がかなり良くなりました。自分の考えをまとめて、より良く話すことができるようになったのも、やはり毎日レッスンを続けてきたからだと思います。継続することの大切さを改めて実感しています。

ビズメイツを始めてから、英語学習に対する考え方に変化はありましたか？

ビジネス英会話を学びながら、異文化や多様性を受け入れるマインドが醸成されてきたように思います。少し話が反れるかもしれませんが、レッスンの冒頭でトレーナーの方と交わす雑談からも学ぶことが多いです。例えば、「今日、会社でこんなことがあったんですね」と話す中で、たとえそれがネガティブな内容だったとしても、トレーナーの方はポジティブに受け止めて、その時々の返答を返してくださいます。何事も前向きに捉えるという、自分にはなかった新しい視点を学ばせていただいています。

今後、英語を使ってどのようなことに挑戦していきたいですか？

コロナが収束したら、海外駐在を経験してみたいと思っています。アメリカ、もしくは、ヨーロッパにもいくつか事業所があるので、英語圏の国で暮らしながら働いてみたいですね。転職しようと決めた時から、「グローバルな舞台で自分の力を試してみたい」という気持ちが、自身の根底にはあります。

最後に、ビズメイツの受講を検討されている方にメッセージをお願いします。

ビズメイツは、「英語で考え、英語で話す」ことを学べる場だと思います。ビジネス英語に特化したプログラムでは、ビジネスの現場でありそうなシチュエーションがたくさん出てくるので、ビジネスパーソンの方には、すごく馴染みやすい内容だと思います。また、トレーナーの質が極めて高いことも、ビズメイツの魅力のひとつですね。ビジネス経験豊富なトレーナーの方たちからは、実践で役立つ英語を学べるだけでなく、インタラクティブな会話が楽しめると思います。

ありがとうございました。今後の大田様のご活躍をお祈り申し上げます。