Bizmates法人契約プラン導入事例 東急リゾート株式会社様
2020年までのミッションは、グローバル人材20名の育成。導入の決め手となったのは、ビジネス英語に特化したオンラインプログラム&実際の業務内容を教材化したカスタマイズプログラム。社員の英語力の底上げと共に、大型のインバウンド受注を獲得するなど具体的な成果を生んだ。
- 不動産・建設
- 51~300名
- 即戦力育成
- 社員の英語力底上げ
- マンツーマンレッスン
- オリジナル教材開発
導入インタビュー
従来からの課題
日本屈指のスペシャリストがついに、ハワイ進出へ向け本格始動。
2020年までのミッションは、「グローバル人材20名の育成」
―貴社の従来の課題についてお聞かせください。
東京本社を拠点に、軽井沢、箱根、沖縄など、全国の主要リゾート地に営業所をかまえる弊社は、リゾート物件の受託開発、売買仲介を展開する不動産販売会社です。東急不動産ホールディングスグループに属しており、リゾート専業の不動産を取り扱う企業としては、日本最大の規模を誇っています。
従来の課題は、主に三つあります。まず、海外のリゾート物件を購入する国内のお客様のお手伝いを強化すること。次に、近い将来、取扱高の増えてきたハワイへの進出を実現させ、さらには、最近取引を開始したオーストラリア等も含めて、海外の不動産販売を拡大していくこと。そして、外国籍のお客様への国内のリゾート物件の販売を強化していくことです。一つ目に関しては、日本人のお客様が主体となるので、そこまで高度な英語力は求めてはいませんが、二つ目のハワイに進出するということは、おのずから現地の方たちとのやりとりが生まれてきますし、三つ目に関しては、外国人の方が相手となるため、かなりのスキルが求められます。
これらを踏まえて、2016年に現グローバル営業部の前身が立ち上がり、2017年1月には、国内外の富裕層にアプローチしていくという新たな中期計画が、全社員に向けて発表されました。今年で創業40周年を迎えましたが、それまでの約39年間は、実のところ、日本の“外”に本格的に目を向けたことはなく、言うなれば、国内専業のプロフェッショナル集団として従事してきたため、グローバル人材の有無に意識を向けたのは、この時が初めてでした。ビジネスの場において、滞りなく、英語でコミュニケーションを行えるスタッフを社内で探し当ててみたところ、3名ほどが候補に挙がりました。彼らを中心に築いたのが、現在の体制です。本腰を入れて、グローバル展開に挑もうとする中、そこにふさわしい人材が想定した以上に少なかった現実に直面したことから、当社にとって、ひとつの節目となる2020年までに、英語でビジネスができるスタッフ20名を育成することを当面の目標としています。
選考プロセス
決め手は、ビジネス英語に特化したオンラインプログラム&
専門領域をカバーしてくれるカスタマイズプログラム
―ビズメイツのプログラムを導入した経緯について教えていただけますか?
リゾート物件の売買を専門にしているゆえ、出張なども多く、各地を飛びまわるスタッフも多くいます。各自が効率良く学習できることを第一に考えた時、オンラインプログラムが適切であると判断しました。4社ほどのサービスを検討しましたが、ビズメイツを選んだのは、ビジネス英語に特化していることと、カスタマイズ教材により業務の専門的な領域をカバーしてくれる事が決め手でした。社内での英語研修を実施するにあたって、セミナーの開催やカスタマイズ教材の内容についても、ビズメイツの担当者様と打ち合わせを重ねたのち、2017年4月より、プログラムを導入させていただくに至りました。
導入プラン
毎日25分プランを導入。
受講率50%達成で、受講費用は全額会社負担
―導入プログラムの内容と受講対象者の基準設定について、お聞かせください。
毎日25分プランを導入しています。また、自社の概要をはじめ、各リゾートエリアの市場と利点の説明、電話でのアポ取りなど、弊社での接客業務に活かせる実践的な内容を盛り込んだカスタマイズ教材を開発いただき、併用しています。なお、英語研修を実施する中、セミナーはこれまでに3回ほど、開催しております。受講対象者の条件については、「40歳未満で、受講したい人は手を挙げてください」という感じでスタートしました。先にもお伝えした通り、国内での事業展開を主としてきた経緯から、弊社に長く勤めるスタッフの中には、英語学習に対して、ハードルが高いと感じる人も少なくありません。ゆえに、若手スタッフを主体に募ることにしました。受講率50%を満たしている場合は、毎月の受講費用を当社が全額負担しています。プログラム導入を開始した2017年4月からの9ヶ月間は、弊社の社長や取締役を含む47名が受講し、そのうち25名が、2018年1月より、希望して継続受講しています。ちなみに、受講費用の全額負担は、当社の英語研修において、初めての取り組みです。
導入後の効果
ビズメイツを介して芽生えたのは、受講者間のハーモニー。
ほぼ毎日受講する人、熱く英語でスピーチする人の姿も!
―プラン導入後の反響はいかがですか?
プログラムを導入してまもない頃、今までは起き得なかったようなコミュニケーションが社内に生まれました。エレベーターで顔を合わせても、挨拶を交わす程度だったスタッフたちが、ビズメイツの受講者という共通点を得たことで、「英語のレッスンはどう?」、「あのトレーナー、すごく良いよね」と、非常に良い雰囲気の中、楽しそうに会話する姿が見られるようになりました。英語学習に対する意識的な変化が生まれたことを、最も実感した時でしたね。現在は、正直にお伝えすると、楽しみながら受講している人と、やや苦戦しながら、取り組んでいる人に二極化しています。受講者の中には、英語学習に苦手意識を持つ人もいたため、全員が継続することを目標にはしていませんでしたが、続けている人の中には、ほぼ毎日レッスンを受けている人や、継続することでモチベーションが上がり、着実に力を伸ばしている人も見受けられます。ハワイへの進出を見据えて、現地研修を行ったのですが、その時の感想をビズメイツのセミナーで、英語で熱く語る男性スタッフを目の当たりにし、プログラム導入の担当者として、大変喜ばしく思いました。
また、カスタマイズ教材は、大変好評でした。継続して学習している人の多くは、通しで2回は受講していたようです。驚いたのは、当社としては、かなりの大型案件となる契約が、教材に盛り込んだストーリー通り、現実になったことです。こちらはインバウンド受注だったため、英語でなければ成立しえない案件でした。役員からは、「君たちの描いたとおりになったよ」と(笑)。ちょうど研修中だったので、皆で喜びを分かち合いました。
―受講者が学習を継続するために、どのようなサポートを行ってきましたか?
現在は、モチベーションの極めて高い人が受講を続けている状況ですので、基本的には各自にお任せしている感じですね。ただ、受講状況はこちらで把握できるので、レッスンの頻度が低めの傾向にある人には、社内ですれ違う時などに、「最近、どうですか?」と、それとなく受講を促す声を掛けることもあります。また、いち受講者としての私見になりますが、残業や飲み会などが、予定に入ってくる夜間に受講を続けるのは、朝に比べると比較的難しいと思うんですね。毎日レッスンを受けることを踏まえるとしたら、朝の方がオススメですよと、日頃から受講者には伝えています。
―樫山様は、9ヶ月間87%という高受講率を達成していらっしゃいますが、その秘訣は何ですか?
出張などが入ると、難しい時もありますが、朝出社する前の7時からほぼ毎日25分、自宅で受講するのが習慣になっているんですね。中々、成長していないなとは思いつつも、トレーナーの方が褒めてくださると、純粋に嬉しいですし、「また、明日も頑張ろう!」とやる気も起きます(笑)。現在は、仕事で英語を使う場面はないのですが、近い将来、おそらく外国人も採用することになるので、英語でコミュニケーションを取る機会が出てくることは予想されます。駅のホームや街中など、日常生活の中で、英語が聞こえてくる場面ってありますよね?そういう時に、耳に英語がちゃんと入ってくるようになったのは、成長のひとつと言えるかもしれません。チャンスがあれば、海外でも働いてみたいので、今後も、ビズメイツのプログラムで、スキルアップに努めていきたいと思います。
―今後、ビズメイツに期待することなどあれば、ご意見をお聞かせください。
セミナーは、やはり定期的に実施していきたいですね。できれば、新卒や中途採用者など、新たに入社した人たちを対象に、ビズメイツのプログラムの素晴らしさをはじめ、楽しみながら受講しているスタッフの実例を紹介するなどできれば良いなと思います。現状、先輩たちが、大変な想いをしながら取り組んでいるという印象がどこかあるので、それを払拭するべく、英語学習におけるポジティブな面を伝えていければ幸いです。
―本日は貴重なお時間をありがとうございました。今後のご活躍をお祈り申し上げます。
社員さまの声
東急リゾート株式会社
鳥越様
―現在のお仕事の内容を含めて、自己紹介をお願いします。
入社1年目から3年目までは、会員制リゾートホテルの会員権の販売に従事していました。
昨年の4月より、新築リゾートマンションの売買を取り扱う受託営業本部に移り、入社4年目となる現在は、同部署で、沖縄や湘南エリアの業務を主に担当しています。現地調査をはじめ、問い合わせされるお客様への対応やモデルルームへの案内などの任務にあたらせていただいています。
―これまでの英語学習の経験と、ビズメイツを始めようと思ったきっかけについてお聞かせください。
実を言うと、英語学習の経験は、ほとんどありません。強いて挙げるとするなら、大学時代にTOEICを勉強した一時期ですね。3年生に進級する条件に、TOEICのスコアによるボーダーラインがあったので、それをクリアするために学習しました。ビズメイツを始めたのは、会社からのお声掛けがきっかけでした。“20代の社員は、全員参加”ということで、当初、半ば強制的ではあったのですが(笑)、私自身は、そのような機会を与えてもらえることがありがたいと思いましたし、ポジティブに捉えていました。英語をきちんと勉強したことも、留学経験もなかったけれど、色んな人と話してみたいという気持ちがあったので、すんなりとスタートすることができました。
―ビズメイツの受講スタイルについて教えてください。
先にもお伝えした通り、昨年の4月から部署が移動になったのですが、その頃は、軽井沢の営業所に勤務していたんですね。毎日、千葉の自宅から、新幹線で通勤していたので、朝にレッスンを受けるのは、ちょっと厳しそうだなと。おのずと、夜に帰宅してから受講するリズムができて、現在に至ります。振り返れば、ビズメイツのプログラムが弊社に導入されたのも、昨年の4月。仕事に、ビズメイツに、新しいことに取り組むタイミングが重なったせいか、勢いがついていたようで、通勤に多くの時間を取られる中でも、2日に1回のペースで受講していました。
トレーナーの方については、当初、何を基準に選べばいいのか分からなかったので、プロフィールの肉声で聞きやすい方、この方なら聞き取れそうと思った方を選んでいました。
予習は、その日のテキストに、ざっと目を通す程度で、「この質問には、こう答えよう」と書き起こしたりはせずに、レッスンに入ります。トレーナーの方と実践的に会話する中で、どう表現したら良いのか、分からない時は尋ねます。そして、スカイプのチャットボックスに打ち込んでくださる文章や語彙、フレーズを見て、「ああ、こんな風に言えば、良かったんだ」と学習する。と、こんな感じで、受講しています。レッスンの後に、それらを読み返して、復習することが多いですね。
―レッスンの効果についてはいかがですか?
今、アザープログラムスの「スモールトーク」がお気に入りで、よく受講しています。実際の業務においても、雑談を通してお客様の本当のニーズを掘り起こす、という事があるのですが、レッスンで何度もロールプレイをするうちに、お客様の要望をより深く理解し、その上でベストな提案をする、という事ができるようになりました。
ハワイ研修に行った時も、抵抗なく英語で話すことができて、嬉しかったですね。どんな単語もフレーズも、やはり実際に使ってみてこそ、話せた実感も湧くのだと思います。その意味でも、貴重な経験になりました。あとは、業務とは関係ないですが、「海外のドラマを観てみよう」、「字幕を消して観てみよう」といった今までにはないチャレンジをしたい気持ちが出てきましたね。実際に、映画を字幕なしで観たことがあるのですが、「字幕に頼らず、1本観れた!」と嬉しくなったり(笑)。
ビズメイツでは、昨年12月に、最初の9ヶ月間の学習を終えましたが、今年1月からは、自分の意志で継続することを選びました。今後共、どうぞよろしくお願い致します。
―ありがとうございました。今後の鳥越様のご活躍をお祈り申し上げます。
企業情報
2018年3月時点
社名 | 東急リゾート株式会社 |
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本社 | 〒107-0062 東京都港区南青山2-5-17ポーラ青山ビル |
設立 | 1978年3月13日 |
資本金 | 4億8,000万円 |
事業内容 | リゾート(別荘、土地、マンション、会員制ホテル、ゴルフ会員権)の販売、企画開発、 調査、リゾート商品仲介、管理等 |
URL | https://www.tokyu-resort.co.jp/ |
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10001名以上
導入の目的
- 社員の英語力底上げ
導入プラン
- マンツーマン英会話
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