インクリメントP 株式会社
第一事業本部 第三企画制作部
第二グループ
小林 克裕 様
日本人が英語につまずく心理的障壁を
乗り越えるための絶好の機会
Bizmates Xでは、限られた時間の中でいかに自分を表現するかが常に求められます。英語に対する苦手意識や羞恥心を感じる暇もなく、課題と向き合うことで、大切なことが自ずと身についていきます。
マインドセットの変換にチャレンジ!
「英語を使って、ビジネスで自分を
もっと表現できるようになりたい」
現在のお仕事内容を含めて、
自己紹介をお願いします。
デジタル地図会社である当社に入社後、7~8年ほど開発職に従事したのち、2012年より、カーナビ向けデジタル地図の海外顧客様を担当する部門において、営業職に携わっています。メールなど、読み書きの比重が高い環境ですが、お客様とのやりとりは基本的に英語で行うため、現在の部署に異動してからは、おのずと英語を勉強するようになりました。勉強といっても、お客様に伝える内容について、何と表現すればよいのか分からない時に、英語が堪能な先輩方に教えてもらうなど、実務の中で、必要な言い回しや単語をその都度覚えていくという“習うより慣れろ”といった感じで取り組んできました。ここ1年ほどは、ふた月に1回の頻度で、講師の方にご来社いただき、当グループ内で行っている英会話のレッスンにも参加しています。
今回のBizmates X参加の
きっかけについて教えてください。
業務の中で英語を使う機会は、海外のお客様とのメールのやりとりが主だったのですが、最近は直接お会いしたり、テレカンファレンスを行うケースが増えてきました。その際に、思うように言葉が出てこないんですね。「こう伝えたいんだけど、なんて言えばいいんだろう」と考えているうちに次の話題に移ってしまい、もどかしい気持ちを味わうことが多々ありました。考えても知らない単語は出てこないのですが、どうしても頭の中で考えてから話そうとしてしまうので、レスポンスが悪くなってしまうという状態でした。
「多少の間違いがあったとしても、話しているうちに、相手の方も汲み取ってくれるだろう」というくらいの心持ちで、もっと積極的に話せた方がいいとは思うのですが、それを実践するのは難しいと感じていたところ、Bizmates X参加のお話をいただきました。これを機に、ビズメイツの伊藤日加氏がおっしゃるところのマインドセットの変換にチャレンジしてみようと思い、参加させていただきました。
限られた時間の中で
いかに力を発揮できるかが、
Bizmates Xの醍醐味
今回のBizmates X参加にあたって、
どのようなことを期待していましたか?
日本人の参加者同士でも英語で話すという英語漬けの海外研修だとお聞きしていたので、些細なことでも英語で表現できるようになれたらいいなと思っていました。先述した通り、私は仕事の中で英語を覚えてきたので、かなり偏ってしまっているんですね。開発寄りの営業職ゆえ、地図のデータの使い方など、専門的な言葉や表現は、ある程度理解できますし、ミーティングも今のところ何とかこなせています。ただ、お客様と初めてお会いする時に、「フライトはいかがでしたか?」と何気なくお聞きしたり、食事に行く時などに交わすスモールトークなど、ビジネスで使う日常的な英語について
は、なかなか身につける機会がなかったんですね。そういったところも含めて、朝起きてから研修に行き、夜ホテルに戻ってくるまでの1日を英語で完結させるということは、実際にどんなものなのかということに大変興味を持っていました。
海外研修中、
参加者の様子はいかがでしたか?
バックグラウンドや年齢、業種も違う参加者の方は、それぞれがユニークで面白かったです。あるひとつのことに対して問題点を見つけ、ソリューションを考えて提案していくという同じ課題に取り組んでいても、アプローチも違えば、視点も切り口も皆さまざまで、非常に興味深かったです。他のチームから面白い提案が次々と発表されるのを見ているだけでも楽しかったですし、視野が広がるきっかけにもなりました。
通常の業務とは完全に離れたところで、環境も違えば、日々チームメンバーも、トレーナーの方も変わります。またBizmates Xは、一つの答えを見出すことを主眼に置いたプログラムではなく、海外の環境下で英語を使ったビジネスを体験できる場なので、仮にプレゼンテーションが思うようにいかなかったとしても、それは自分の問題であり、迷惑を掛ける人はいません。おかげさまで、常に新鮮な気持ちで、のびのびと取り組むことができました。普段の業務では、どちらかというと上司などチーム内のメンバーにサポートしてもらうことが多いのですが、今回の研修では、逆に自分からチームメンバーに働きかけることもあって、これもまた新鮮な体験となりました。
フィールドワークをはじめ、海外研修の合間の休憩時間に一緒に食事をするなど、研修会場以外でも、参加者の方との交流があり、楽しい時間を過ごさせていただきました。通常の業務においても、いわば、英語を使わなくてはならない環境にぶち込まれたところからのスタートでしたので(笑)、1日を通して英語で生活することに対しては抵抗なく馴染むことができました。参加者の方と良い関係を築けたことは、本当にラッキーだったと思います。来月、皆さんで集まって飲みに行くことになったのですが、その際も海外研修の時と同じように、英語で話すことをルールに決めているんですよ。
プログラムの内容はいかがでしたか?
新しいビジネスモデルの企画提案や、枠にとらわれずに物事を考えることを主題としたプログラムなど、内容は総じて実践的でおもしろかったですね。
プレゼンテーションの準備時間は、あればあるほど煮詰まってくるとは思うのですが、限られた時間の中でどこまで力を発揮できるのかということが、このプログラムの醍醐味だと理解して取り組ませていただきました。実際の業務の中でも、すぐに答えを出さなくてはならない場面はありますし、そういったことを踏まえると、現実に活かせる内容だったと思います。
頭で考えすぎず、肩の力を抜いて、
英語で自分を表現できる
力がついてきた
Bizmates X参加後、
お仕事で何か変化はありましたか?
最も変わったと感じるのは、「完璧でなくても、とりあえずアウトプットしてみよう」という気持ちになれたことです。お客様へのメール文も、以前は悩みながら、構成を考え抜いて何とか形にしている状態でしたが、海外研修を終えて帰国してからは、持ち得る語彙の中から、出てくる言葉を悩みすぎず、考えすぎずに綴ることができるようになった感じがしています。研修プログラムでトレーナーの方がおっしゃっていた「何もアウトプットしないのが一番良くない。下手でも何かやったほうがいい」ということが腑に落ちたように思います。限られた時間の中で、英語を使って自分を表現していかなくてはならない状況において、参加者の皆さんと共に切磋琢磨した経験が、いい風に活きているのかなと。今回のBizmates Xで得た経験を活かして、今後は、バックグラウンドの異なる海外顧客に対して、積極的に主張していけるように努めていきたいと思います。
ならない状況において、参加者の皆さんと共に切磋琢磨した経験が、いい風に活きているのかなと。今回のBizmates Xで得た経験を活かして、今後は、バックグラウンドの異なる海外顧客に対して、積極的に主張していけるように努めていきたいと思います。
ならない状況において、参加者の皆さんと共に切磋琢磨した経験が、いい風に活きているのかなと。今回のBizmates Xで得た経験を活かして、今後は、バックグラウンドの異なる海外顧客に対して、積極的に主張していけるように努めていきたいと思います。
Bizmates Xは、ビジネスパーソンとしての
大切な学びがつまった海外研修でした。
Bizmates Xは具体的に
どのような点がおすすめですか?
Bizmates Xは、英語学習のための海外研修ではなく、海外で英語を使って仕事をすることを体験するための海外研修ですので、英語を不自由なく使いこなせる方が参加したとしても、ビジネスチャンスの創出や仕事の進め方など、得られるものは多くあると思います。ただ、どのような企業であっても、多くの場合、実際の現場を担っていくのが、若手・中堅の社員ということを踏まえると、その層における底上げが必要になるでしょうし、特に、次世代のグローバルリーダーを担う若手の社員にとって、非常に有効な海外研修になるのではないかと思いました。
お話してきたように、私自身も英語を使って仕事をしている中で、自分を前に押し出せないというか、中々積極的に自分を表現することができずに、もどかしい気持ちを感じていました。この意識の障壁は、日本人が英語につまずくポイントの一つだと思うのですが、Bizmates Xは、その壁をクリアするための絶好の機会です。この壁を越えることで成長し、さらに飛躍していけるのだと思います。
Bizmates Xへの参加を検討している方に
メッセージをお願いします。
海外研修に参加するにあたって、楽しみにして臨む方もいれば、「ちょっと大変そうだな…」と感じる方など、人それぞれに色んな思いを抱えていらっしゃると思います。でも、行ったらもうやるしかないので、“当たって砕けろ”の精神で、思いっきり楽しまれることをお勧めします(笑)。日々の課題にベストを尽くして取り組めば、色んなことがおのずと身についてくると思いますので。ビジネスパーソンとして、人それぞれに大切な学びを得ることができる海外研修だと思います。