英会話の幅を広げる！ビジネス向け英語の雑談フレーズ

「ビジネスに必要なフレーズはわかるけど英語の雑談が苦手……」「英語の雑談ではどんなことを話せばいいのかわからない」と悩んでいませんか？

ビジネスで英語を使っている人でも、雑談が苦手という人は多いでしょう。

本記事では、ビジネス英会話で使える雑談ネタや覚えておくと便利なフレーズ、英語での雑談を得意にするコツを紹介します。

「雑談で何を話したらよいかわからない」「英語の雑談が苦手」という方はぜひ参考にしてください。

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雑談がビジネスで重要な理由

ビジネスにおいて、雑談は欠かせないコミュニケーション手段です。

雑談により、初対面の相手やあまり会話をしたことがない相手ともお互いへの緊張をほぐし、心理的距離を縮められます。

とくに海外の方とビジネスをする際には、雑談（スモールトーク）が非常に重要です。

海外では、人間関係を築くためのスキルとして雑談力が重視されており、雑談を通して親しくなることで商談がうまくいくこともあります。

もし、海外の方と仕事をする機会があるなら、ぜひこの雑談力を身につけておきたいところです。

雑談というと「自分がいろいろな話題を提供して周りを楽しませなければ」と思っていませんか？

実は、雑談で重要になるのは話す力ではなく「聞く力」や「質問する力」が重要になります。

「どんなことを質問すればいいのかわからない」という方のために、次からはビジネス英会話で使える雑談ネタを紹介します。

仕事、休日、天気などシーン別に使えるフレーズを紹介しているので、雑談力を上げるために参考にしてください。

ビジネス英会話で使える雑談ネタ

ここでは、シーン別に使える雑談ネタの英語フレーズを紹介します。

ぜひ参考にしてください。

• 仕事について
• 休日について
• 天気について
• 趣味について
• スポーツについて

仕事について

ビジネスシーンでは、仕事についての雑談がもっとも自然なテーマです。

仕事について質問するフレーズをいくつか紹介します。

• What do you do?
  （どんな仕事をしていますか？）

• What kind of job do you have?
  （どんな仕事をしていますか？）
  

答えるときには以下の2つの答え方があるため、自分の答えやすい方を選んでください。

• 私は〇〇（職業）です
  例：I’m an engineer.
  （エンジニアです）
  
  
• 私は〇〇（会社名）で働いています
  例：I work for 〇〇 company.
  （〇〇会社で働いています）
  

具体的な仕事内容を尋ねるなら、以下のようなフレーズもあります。

• What are your main responsibilities?
  （具体的にどんなことをしているのですか？）
  

初対面ではなく、すでに面識がある人には「仕事の調子はどう？」と聞くのもよいでしょう。

• How’s work?
  （仕事の調子はどうですか？）
  
  
• How is your business?
  （お仕事はどうですか？）

休日について

休日について尋ねるのも、ビジネスシーンの雑談ではオススメです。

海外では、夏休みや年末年始など長期休暇の後には休暇について雑談をすることが多いです。
長期休暇の後なら「休暇はどうでしたか？」と聞いてみましょう。

• How was your holiday?
  （休暇はどうでしたか？）
  
  
• How was your vacation?
  （バカンスはどうでしたか？）
  

休暇で旅行に行っていたのを知っているなら「旅行はどうでしたか？」と聞いてみるのもよいですね。

• How was your trip?
  （旅行はどうでしたか？）
  
  
• Where have you been?
  （どこに行っていたのですか？）
  
  
• Did you enjoy your trip?
  （旅行は楽しめましたか？）
  

週末や休暇の予定を聞くのも、雑談にオススメです。

• Do you have any plans for this weekend?
  （今週末なにかご予定はありますか？）

天気について

その日の天気について話すのは、英会話初心者にもオススメです。

当日の天気について話せばいいので、話しやすいですよね。
暑い、寒いなどの基本的な天気の表し方を覚えておきましょう。

• It’s pretty cold today, isn’t it?
  （今日はかなり寒いですね）
  
  
• It’s hot and humid today.
  （今日は蒸し暑いですね）
  
  
• It’s been raining recently.
  （最近雨ばかりですね）
  
  
• It seems that a typhoon is approaching.
  （台風が近づいているようです）
  

現在の天気について話すだけだと、そこで会話が止まってしまうことがあるかもしれません。
そんなときは「今日は〇〇ですが明日は××らしいですよ」ともう少し話を膨らませてみましょう。

• It’s hot today, but it’s going to be pretty cool tomorrow.
  （今日は暑いですが、明日はかなり涼しくなるようですよ）

趣味について

趣味の話も、気軽に話せるのでオススメです。

趣味といっても幅広いので、自分が興味の持てるものについて質問をしたり話したりするのがよいでしょう。

• What do you do in your free time?
  （趣味は何ですか？）
  
  
• I like reading books.
  （本を読むのが好きです）
  
  
• I often go to museums.
  （よく美術館へ行きます）
  
  
• I go fishing in my free time.
  （私の趣味は釣りです）
  

自分の趣味を伝え、そのあとで「あなたも好きですか？」と聞くのも話が広がるのでオススメです。

• I like swimming. Do you do some sports?
  （私は泳ぐのが好きです。あなたは何かスポーツをしますか？）
  
  
• I like cooking Italian food. Do you cook too?
  （イタリア料理を作るのが好きです。あなたも料理をしますか？）
  

likeに関する、以下のような表現を覚えておくと便利ですよ。

• like ~ing
• like to do

スポーツについて

スポーツが好きな人なら、スポーツについて雑談するのもオススメです。

お互いにスポーツが好きなら、話も弾みますよね。
好きなスポーツやチーム、選手の話で盛り上がりましょう。

• I’m a huge fan of baseball.
  （私は野球の大ファンです）
  
  
• Recently, football is very popular in Japan.
  （最近、サッカーは日本でとても人気があります）
  
  
• Do you like baseball?
  （野球は好きですか？）
  
  
• What sports do you like?
  (どのスポーツが好きですか？)
  
  
• Which sport is the most popular in your country?
  （あなたの国ではどのスポーツが一番人ですか？）
  
  
• Yesterday’s 〇〇 match was amazing!!
  （昨日の〇〇の試合はすごかったですね！）

英語での雑談中に便利なフレーズ

英語での雑談をするときに便利なフレーズを紹介します。

知っておくと、相槌を打ちたいときや聞き返したいときに使えるので便利ですよ。

ぜひ参考にしてください。

• 相づちの仕方
• 聞き返し方
• 雑談の終わらせ方

相づちの仕方

話をしている途中で相づちが打てると、相手の話に興味を持っていることがより伝わります。

相づちのフレーズをいくつか知っていると便利ですよ。
覚えやすいものから覚えてみましょう。

• I see.
  （そうですか／なるほど）
  
  
• Right.
  （そうですね）
  
  
• I know.
  （わかります）
  
  
• That’s true.
  （たしかにそうですね）
  
  
• That’s fantastic!!
  （それは素晴らしいですね）
  
  
• That’s nice.
  （それはいいですね）
  
  
• Really?
  （本当ですか？）
  
  
• Exactly.
  （その通りです）
  
  
• I think so too.
  （私もそう思います）
  
  
• Me too.
  （私もです）

聞き返し方

相手の話が聞き取れなかった場合など、聞き返したいときに使えるフレーズを紹介します。

• Sorry?
  （何ですか？）
  
  
• Excuse me?
  （何ですか？）
  
  
• I’m sorry, I didn’t catch that.
  （すみません、聞こえませんでした）
  
  
• I’m sorry, I didn’t hear you.
  （すみません、聞こえませんでした）
  

聞こえなかったことを伝えたら、続けてもう一度言ってもらうよう伝えましょう。

• Could you say that again?
  （もう一度言ってもらえますか？）
  
  
• Could you repeat for me please?
  （もう一度言ってもらえますか？）

雑談の終わらせ方

「雑談の終わらせ方がわからない」という方のために、スムーズに雑談を終わらせられるフレーズを紹介します。

• Nice to meet you.
  （お会いできてよかったです）
  
  
• It was nice talking to you.
  （お話しできてよかったです）
  
  
• Say hi to 〇〇 for me.
  （〇〇によろしく）
  
  
• Have a great day.
  （素敵な1日を）
  
  
• It was nice seeing you.
  （お会いできてよかったです）
  

前に会ったことがある人なら、以下のような言い方もいいですね。

• It was nice seeing you again.
  （またお会いできてよかったです）

英語での雑談を得意にする方法

英語での雑談を得意にするには、ちょっとしたコツが必要です。

ここでは、英語での雑談を得意にする方法を4つ紹介します。

• 相手を知る
• 定番のネタを用意しておく
• 質問を考える
• 場数を踏む

「英語での雑談が苦手」という方はぜひ参考にしてください。

相手を知る

雑談をするときには、相手を知ることが大いに役立ちます。

まったく何も知らない相手よりも、得意なことや関心のあることなどを知っている相手の方が、相手が興味を持ちそうなテーマを見つけやすいですよね。

実際に会う前に、その人について情報収集をしておくと雑談時に話が盛り上がる可能性がぐっと高くなりますよ。

たとえば、相手が同僚であれば共通の知り合いから、取引先なら上司などからあらかじめ相手の情報をある程度聞いておくと話を膨らませやすくなります。

雑談が得意になりたいなら、まずは相手のことを知ることからはじめましょう。

定番のネタを用意しておく

スムーズに雑談を楽しむには、定番のネタをいくつか用意しておくと便利です。

趣味やスポーツ、天気など、当たり障りのない誰とでもできるような雑談の内容をあらかじめ考えておくとよいですね。

「定番のネタが思いつかない」という方のために、話のネタになりそうな11項目を紹介します。

「木戸に立ちかけし衣食住」と覚えると覚えやすいですよ。

• キ…気候（天気）
• ド…道楽（趣味）
• 二…ニュース
• タ…旅
• チ…知人
• カ…家族
• ケ…健康
• シ…仕事
• 衣…ファッション
• 食…グルメ
• 住…住、暮らし、家
  

「すべてを覚えるのが難しい」という方は、中でもとくに話しやすいネタをまとめた前述の「ビジネス英語で使える雑談ネタ」を覚えるとよいでしょう。

質問を考える

雑談が苦手という方は、相手の話を聞きながら質問を考えてみましょう。

相手に質問をすることで聞き役に徹せるので、何を話そうか悩む必要がなくなりますよ。

質問を考えるときには、相手の話から連想する質問をしてみましょう。

自分がした質問に対する答えが返ってきたら、またその答えから連想する質問をします。

そうすれば、途切れることなく話を続けられますよ。

話を続けていくうちに少しプライベートよりになってきたら、このひとことを入れてみましょう。

• If I may ask.
  （差し支えなければ聞きたいのですが）

相手への気遣いを見せることで、印象も良くなります。　

場数を踏む

英語での雑談が得意になりたいなら、場数を踏むのが一番の近道です。

雑談に適した話題の判断や相手の話へのリアクションなどは、実践を通してしか身に付きません。

ネイティブとの雑談ではスラングも出てくるため、教科書通りの英語では不十分なこともあります。

雑談の練習をするなら、英語が話せる友人を作り日常的に会話をする習慣をつけましょう。

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また、Bismatesのオンライン英会話はビジネスに特化しているため、テキストを使ったレッスンだけでなくフリートークも可能です。

毎日のレッスンで講師と雑談の練習をすれば、より早く自然な会話ができるようになるでしょう。
英語の雑談でお悩みの方は、一度無料レッスンで雰囲気を確かめてみてください。

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ビジネス向け英語の雑談フレーズまとめ

ビジネスシーンでは、スムーズな雑談をすることで新しい仕事や人間関係につながることも多くあります。

しかし「仕事で使う英語のフレーズはわかるけれど、雑談は苦手」という方も多いのではないでしょうか。

雑談を得意にするには経験が必要です。

少し練習をすればすぐに雑談が得意になるわけではないため、オンライン英会話などを利用して毎日フリートークの練習をしていきましょう。