【24選】オンラインミーティングで使える英語フレーズを挨拶や司会役などのシーンに分けて解説

「オンラインミーティングで使える英語フレーズを知りたい」とお探しですか。

オンラインミーティングは対面で話すのとは違い、スクリーン越しで相手の状況がわかりにくいため、相手がどのような反応をしてくるか見極めるのが難しいと感じるかもしれません。

しかしオンラインミーティングで使う英会話フレーズをいくつか覚えておけば、会議を進行する際やトラブルが起きた際にも安心です。

本記事はオンラインミーティングでよく使われる英会話フレーズを、挨拶から司会役のシーンに分けて24選ご紹介します。

詳しく知りたい方はぜひ最後までご覧ください。

オンラインミーティングで使える英語フレーズ「メール編5選」

オンラインミーティングのやりとりをメールで行う際の、英語フレーズを5つ解説します。

• オンラインミーティングの日時ですが、以下の日程でご都合いかがですか
• ミーティングの日程が決定しましたので、お知らせいたします
• メールに資料を添付しておりますので、事前にご確認ください
• ミーティング参加のために指定のアプリのインストールをお願いします
• トラブルが起きた場合は下記の電話番号までご連絡ください

英語メールの書き方は別記事で紹介しているので、そちらもご覧ください。

＞＞【保存版】悩まず書ける！英語メールの書き方の5つのポイント

上記のフレーズをひとつずつ見ていきましょう。

オンラインミーティングの日時ですが、以下の日程でご都合いかがですか

「オンラインミーティングの日時ですが、以下の日程でご都合いかがですか」を英語にすると、下記のような表現になります。

Would you be available for an online meeting at one of the following times: 

Jul. 1 (FRI) at 10am – 11am

Jul. 4 (MON) at 11am – 12pm

Jul. 5 (TUE) at 10am – 11am 

「Would you be available」は「Are you available」の丁寧な言い方です。

普段のメールでは「Would you be available」を使いますが、対面で同僚や部下に確認するときは「Are you available」のほうが自然でいいでしょう。

ミーティングの日程が決定しましたので、お知らせいたします

「ミーティングの日程が決定しましたので、お知らせいたします」は英語で以下のように表現できます。

I am writing to confirm our meeting on July 1 at 10am.

「I am writing to～」は、ビジネス英文メールの書き出しでよく使われます。

「I am writing to ask～（質問するとき）」「I am writing to inform ～（情報を伝えるとき）」などのシーンで覚えておくと便利なフレーズです。

メールに資料を添付しておりますので、事前にご確認ください

ミーティング前に添付資料を送ることはよくあります。

「メールに資料を添付しておりますので、事前にご確認ください」は、英語でいうと下記のようになります。

Could you look over the attached file before our meeting?

（事前に）は「in advance」といいますが、同じ意味で「beforehand」も使われます。

ミーティング参加のために指定のアプリのインストールをお願いします

オンラインミーティングでは、ZOOMなどのアプリが使用されます。

「ミーティング参加のために指定のアプリのインストールをお願いします」は、オンラインミーティングの準備に必須の英会話フレーズです。

Please install (アプリ名 Zoomなど）before our meeting. 

「You can download Zoom from this web page and install it. （アプリはこちらのページからダウンロードしてからインストールできます）」と添えて、アプリのダウンロードページリンクを記載してあげると親切です。

トラブルが起きた場合は下記の電話番号までご連絡ください

「トラブルが起きた場合は下記の電話番号までご連絡ください」は、以下の英語で伝えられます。

Feel free to call 080-0000-0000 if you have any trouble.

シンプルに、「Please call 080-0000-0000 if you have any trouble.」という言い方でも問題ありません。

オンラインミーティングで使える英語フレーズ「挨拶・司会役編8選」

オンラインミーティングで挨拶する際の英語フレーズについて解説します。

挨拶は対面のミーティングで使うフレーズとほとんど変わりはありません。

ここでは以下の8つを解説します。

• 本日はよろしくお願いいたします
• 本日のミーティングの司会役を務める〇〇です
• お集まりいただきありがとうございます
• 皆さん集まりましたか
• 音声は聞こえていますか
• まだ参加されていない方がいるので、5分ほどお待ちください
• 本日のミーティングの議題はこちらになります
• それではミーティングを開始します

順番に見ていきましょう。

本日はよろしくお願いいたします

オンラインミーティングでも最初の挨拶は重要です。

「本日はよろしくお願いいたします」の直訳はありませんが、同じニュアンスで使う英文をご紹介します。

I’d like to welcome you all to our meeting. 

（よろしくお願いいたします。）というより、参加してくれたことへの感謝を伝えます。

本日のミーティングの司会役を務める〇〇です

「本日のミーティングの司会役を務める〇〇です」は英語で以下のように表現できます。

I am Tanaka. I will lead this meeting today. 

司会役は「moderator」「host」「MC」と複数のいい方があり、「 I will be serving as your moderator today.」と使います。

「moderator」＝討論会や対話集会の司会

「host」＝パーティーなど接待者が司会

「MC」＝結婚式やイベントの司会者

ミーティングでは司会というより、進行役の「私が本日のミーティングを引っ張る」という意味で「I will lead」がよく使われます。

お集まりいただきありがとうございます

「お集まりいただきありがとうございます」は、聞き慣れた「Thank you for～」を使います。

Hi everyone. Thank you for joining today. 

参加人数が少ない場合は、Everyoneでなく一人ひとりの名前で呼びかけると、親近感が増し、相手から受ける印象が良くなることでスムーズにミーティングが進行できるでしょう。

皆さん集まりましたか

「皆さん集まりましたか」は、簡単な英文ではっきり確認しましょう。

Is everybody there? 

「everybody」は、複数のことなので「Are everybody there?」と迷うかもしれません。

しかし「everbody」は皆さんというより、「各々の人や各人」など一人ひとりに伝えたいときに使うので単数形の「is」が正解です。

音声は聞こえていますか

「音声は聞こえていますか」の表現は以下の英文が使えます。

Can you hear me? 

その他の言い方で、「Is my voice reaching you?（私の声は届いていますか）」と表現してもいいでしょう。

まだ参加されていない方がいるので、5分ほどお待ちください

「まだ参加されていない方がいるので、5分ほどお待ちください」は、「まだ参加されていない方がいる」と「5分ほどお待ちください」の2文を「so」で繋ぎます。

Some of the members are not here, so please wait another 5 minutes. 

「Please wait another 5 minutes, because some of the members are not here. 」と2文の前後を入れ替えて、「because （なぜなら）」と繋ぐ言い方もできます。

本日のミーティングの議題はこちらになります

「本日のミーティングの議題はこちらになります」の英語表現はこちらです。

Today’s agenda is as follows.  

「agenda」は「topic of discussion」と言い換えて使ってもいいでしょう。

Bizmatesの公式サイトでは、さまざまな英語の使い方をご紹介しています。

＞＞【保存版】ビジネスでつかう英語メールの結びと締めの言葉

それではミーティングを開始します

オンラインでは状況がわかりにくく、ミーティングのはじまりに気づかないときがあります。　

はじめるときは、「それではミーティングを開始します」と宣言してあげると親切ですね。

Let’s get started. 

シンプルな「Let’s start.」でも同じ意味です が、急かされていると感じる方もいるので、「Let’s get started. 」をオススメします。

オンラインミーティングで使える英語フレーズ「会話編6選」

オンラインミーティングで会話をする際の英語フレーズについて解説します。

スクリーン越しでは場の雰囲気がわかりにくいので、より細かい配慮が必要です。

こちらはよく使うフレーズなので、覚えておくと便利でしょう。

• そちらのマーケティングチームの状況はいかがですか
• 資料を使って説明するので、画面を共有します
• 聞き取れなかったので、もう一度説明していただいてもよろしいですか
• ここまでで何か質問や不明点はありますか
• 質問がなければ、次の議題に移ります
• 本日のミーティングはこれで終了します

順番に解説します。

そちらのマーケティングチームの状況はいかがですか

「そちらのマーケティングチームの状況はいかがですか」は英語で以下のように表現できます。

How’s everything in Marketing?

How’s everyone in Marketing?

「How is the situation?（状況はいかがですか）」はビジネスでよく使われるフレーズです。

よく似ているいい方で「How is the status? 」もあります。

資料を使って説明するので、画面を共有します

「資料を使って説明するので、画面を共有します」のいい方は以下を参照ください。

I will explain with some materials. Let me share my screen. 

（画面を共有します）はオンラインミーティングでよく使います。

「I’m going to share my screen.」も同じ意味として使ってください。

聞き取れなかったので、もう一度説明していただいてもよろしいですか

「聞き取れなかったので、もう一度説明していただいてもよろしいですか」は2つの意味が考えられます。

• 1.音が聞き取れなかった
• 2.意味を聞き取れなかった

それぞれの意味の違いを込めて、英文にしてみましょう。

• 1.　Sorry, I couldn’t hear you. Would you mind explaining it again? 
• 2.　Sorry, I didn’t get it. Would you mind explaining it again?

質問の違いにより、1の場合発言者は同じ内容をもう少しはっきり伝えるべきで、2の場合は別の内容で説明をしなおす必要が出てきます。

ここまでで何か質問や不明点はありますか

「ここまでで何か質問や不明点はありますか」は以下の英語で表現できます。

Do you have any questions or concerns so far? 

「so far（今のところ）」はよく使われる副詞です。

「Are you OK?（大丈夫）」と聞かれて、（今は大丈夫、でも今後はわからないけど）と答えるときに 「So far OK. 」と使います。

質問がなければ、次の議題に移ります

「質問がなければ、次の議題に移ります」は英文で以下のように伝えられます。

If there is no question, let’s move on to the next topic.

英語では「there isn’t question 」という否定形ではなく、「there is no question（no の質問がある＝質問がない）」が使われます。

日本語にはない言い方なので、慣れるまで違和感を覚えるかもしれませんが、英語ではこちらのほうが自然です。

本日のミーティングはこれで終了します

ミーティング最後の「本日のミーティングはこれで終了します」は、以下のように宣言します。

That’s all for today.

終了を宣言したら、参加してくれたことに感謝するフレーズを添えるといいでしょう。

例：「It was a pleasure being with you today.」

オンラインミーティングで使える英語フレーズ「トラブル編5選」

オンラインミーティングでトラブルが起きた場合の英語フレーズを、実際にトラブルが起きたことを想定して解説します。

よく起こるトラブルはこちらの5つです。

• マイクの調子が悪いので、一度ミーティングから退室して入りなおします
• 会話が被ってしまいました。お先にお話しください
• 回線の状況が悪いようです
• カメラが写っていないようです
• 画面が共有できていません

ひとつずつ見ていきましょう。

マイクの調子が悪いので、一度ミーティングから退室して入りなおします

オンラインミーティングで困るのは、音声がよく聞こえないことです。

「マイクの調子が悪いので、一度ミーティングから退室して入りなおします」の英語表現です。

Sorry, my microphone might not work very well. Let me try connecting again.

（調子が悪い）は（うまく作動しない）の英語を使います。

日本語を直訳するより、別の日本語に変えて英文にしたほうが自然な場合があります。

会話が被ってしまいました。お先にお話しください

「会話が被ってしまいました。お先にお話しください」の表現です。

Oh sorry. You go first. 

（会話が被る）を（同じタイミングで話す）に変えて英文にしました。

（被る）という単語がわからなくても、知っている単語を使えば同じ意味の英文が作れます。

また難しい単語を使うより、自然な英文になる場合もよくあります。

回線の状況が悪いようです

オンラインならではの問題に回線の問題があります。

「回線の状況が悪いようです」は以下の英文です。

There is something wrong with our connection. 

「connection」の代わりに、「line」や「Wi-Fi」「Internet」も使われます。

カメラが写っていないようです

「カメラが写っていないようです」もいくつかの言い方があります。

簡単でわかりやすいいい方をご紹介します。

I’m afraid I can’t see you.

「Your camera doesn’t work.」と表現してもいいですが、シンプルに（見えません）と伝えればいいでしょう。

「I’m afraid」は「残念ですが」というニュアンスをもち、つけた方が表現が柔らかくなります。

同じように、「I can’t hear you.（聞こえません）」も使えます。

画面が共有できていません

「画面が共有できていません」もカメラと同じように（画面が見えません）で英文にできます。

I’m afraid I can’t see your screen. 

問題が発生したとき「I can’t ～」は便利なフレーズです。

I can’t と自分を主語にして問題定義をするのは、日本人として抵抗を感じるかもしれません。

しかし英語では一般的な言い方ですので、気にせず使ってください。

まとめ

オンラインミーティングで使えるフレーズをご紹介しました。

会議の冒頭で使う「I welcome you all to our meeting.」などは、対面もオンラインも同じです。

しかしカメラや画面共有など、オンラインだから使われる英会話フレーズもいくつかあります。

オンラインでのコミュニケーションが当たり前になりつつある現代だからこそ、ミーティングで使える英会話フレーズを身につけておきたいですね。