英語学習法
2024.02.29
英語で封筒に宛名を書くときのルール 国内・国外や個人・ビジネス別に紹介
「海外に手紙を送りたいけど、宛名や差出人の書き方がわからない」「社名に英語が入っている場合、封筒にどう表記するのか知りたい」という方もいるでしょう。
国内郵便と国際郵便では、封筒への表記方法や表記場所が異なります。
本記事では、国内・国外にわけて英語での宛名の書き方を解説します。
個人宛や会社宛など例文付きで解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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Contents
【国内】縦書きで英語の宛名を書く場合のルール
ここでは、名前や会社名に英語が入っている場合の宛名の書き方を説明します。
まず、横書きであて名書きをする場合は、そのまま横書きで書いてOKです。
次に、結婚式の招待状や年賀状、案内状など、縦書きする場合を見てみましょう。
縦書きの場合は、2パターンにわかれます。
会社名など、アルファベットの羅列になっているものは縦書き、人の名前や会社名が単語になっているものは横書きにしましょう。
たとえば、縦書きにする例は以下の通りです。
- ABCビル
- ビズメイツ株式会社
上記のように、会社名が単なるアルファベットの並びで、単語ではない場合は縦書きです。
一方、横書きにする例は以下の通りです。
- Mr. Tom Cruise
- Bizmates株式会社
外国の方の名前や単語の会社名などは、英語の部分だけ横書きにします。
【国外】国際郵便を出す際の封筒の書き方
友達や家族など、海外宛に手紙を出す場合の以下の点について解説します。
- 宛名や差出人を書く場所
- 宛名を書く順番
- 名前の表記の仕方
順番に見ていきましょう。
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宛名や差出人を書く場所
海外宛ての封筒に宛名や差出人を書く場合、それぞれの書く位置は以下の通りです。
左上:差出人の名前と住所
右上:切手
中央:送付先の名前と住所
左下:「AIR MAIL」あるいは「VIA AIR MAIL」
引用:英語の請求書、宛名の書き方を教えて下さい – 初心者でも分かる請求書|Misoca
宛名を書く順番
国際郵便を出す際の宛名や住所の書き方を解説します。
英語で宛名を書く場合は、日本語の場合と順序が異なるので注意しましょう。
例を見てみましょう。
【日本語】
〒650-8567
兵庫県神戸市中央区下山手通5丁目10番1号
ビズメイツハイツ303号
山田花子様(仮)
【英語】
Ms. Hanako Yamada
Bizumates heights #303,
5-10-1, Shimoyamate-dori, Chuo-ku,
Kobe-shi, Hyogo, 650-8567, JAPAN
英語の場合は、まず名前、次に住所の順番で書きます。
また、住所は建物名や番地などの小さい情報から、市町村、都道府県といった大きい情報の順に記載します。
相手の名前には、男性であれば「Mr. 」女性であれば「Ms.」の敬称をつけましょう。
自分の名前には敬称をつけないのが普通です。
海外宛の住所の書き方について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:英語での住所の書き方と注意点 | 個人宛から会社宛まで例文付きで解説
名前の表記の仕方
国際郵便を出す際の名前の表記の仕方を、以下のシチュエーション別に解説します。
- 友達や親しい間柄の人に送る場合
- ビジネスレターや目上の人に送る場合
- 一家に送る場合
- 連名で送る場合
順番に見ていきましょう。
友達や親しい間柄の人に送る場合
友達など親しい間柄の人に送る場合、封筒に記載する宛名は「名前だけ」や「To 名前」、「Dear 名前」を使います。
名前はフルネームで「ファーストネーム(名前)・ラストネーム(名字)」の順に書きます。
たとえば、友人の「John Smith」さんに手紙を出す場合は、以下のような宛名の書き方になります。
- John Smith
- To John Smith
なお、名前の前に「Mr.」「Ms.」などの敬称をつければ丁寧な表現になりますが、親しい間柄の人にはつけなくてもOKです。
ビジネスレターや目上の人に送る場合
ビジネスレターや目上の人に送る場合、宛名には敬称をつけます。
性別によって敬称は異なるので注意しましょう。
性別 | 敬称(読み方) | 例 |
男性 | Mr.(ミスター) | Mr. John Smith |
既婚女性 | Mrs.(ミスィズ) | Mrs. Olivia Smith |
未婚女性 | Miss(ミス) | Miss Olivia Smith |
既婚・未婚問わず女性 | Ms.(ミズ) | Ms. Olivia Smith |
夫婦 | Mr. and Mrs. | Mr. and Mrs. Smith |
Miss以外の敬称のあとには、「.(ピリオド)」を忘れずにつけます。
女性につける敬称は3種類あり、間違えると失礼にあたるので注意しましょう。
Ms.(ミズ)は、既婚・未婚問わず使えるので、迷ったらMs.(ミズ)を使えば間違いないです。
一家に送る場合
家族宛てに送る場合は、以下のような表記法があります。
表記法 | 例 |
The+名字+s | The Browns |
The+名字+Family | The Brown Family |
夫婦の名前+名字+and Family | Peter and Olivia Brown and Family |
Mr. and Mrs.+名字+and Family | Mr. and Mrs. Brown and Family |
個人宛てと同じく、友達など親しい方へ送る場合は敬称不要です。
目上の方や親しくない方に送る場合は敬称をつけましょう。
連名で送る場合
夫婦に送る場合は、連名にします。
たとえば、Brown夫婦に送る場合は、以下のようになります。
- Mr. and Mrs. Brown (夫婦の敬称 + 家族の名字)
個人宛てと同じで、友達など親しい方へ送る場合は敬称はなくてもOKです。
また、女性の敬称は昔から使われている「Mrs.(既婚女性に使う敬称)」を使用するのが一般的です。
差出人の名前と住所の書き方
差出人の名前と住所も宛名同様、国内郵便国内郵便の書き方と逆になります。
名前→住所の順で表記し、住所は小さい情報から大きい情報の順に書きます。
書く場所は封筒の左上で、書き方の例は以下の通りです。
【一軒家の場合】
From:
Taro Yamada
2-8-1, nishi-shinjuku,
sinjyuku-ku,
Tokyo, 163-8001, JAPAN
【マンション等の場合】
From:
Hanako Yamada
Bizumates heights #303,
5-10-1, Shimoyamate-dori, Chuo-ku,
Kobe-shi, Hyogo, 650-8567, JAPAN
自分の名前には敬称をつけないように注意しましょう。
一番上に「From:」をつけると、差出人だとわかりやすくなります。
記入の際、注意すべきポイント
国際郵便を出す際、封筒の宛名書きで大事なのは読みやすい字を書くこと。
配達員に文字を正しく読んでもらえないと、「正しい住所に届かない」「万が一不備があった際、自分のもとに戻ってこない」といったトラブルが起きやすいです。
読みやすい文字を書くコツは、大きく丁寧に書くこと。
また、大文字と小文字を使い分けるのが有効です。
たとえば、大文字の「I(アイ)」と小文字の「l(エル)」のような区別しにくい文字を一緒に使う場合は、以下のように記載しましょう。
- すべて大文字で書く
- 各単語の最初の文字を大文字にする
また、日本からの手紙であることがわかるよう、住所の最後には大きく「JAPAN」と書くこともお忘れなく。
二重線を引いて強調してもいいくらいです。
万が一不備があっても日本に戻ってくるので、荷物や手紙が紛失するリスクが減りますよ。
【ビジネスレター】英語で宛名・差出人の書き方
ビジネスシーンで国際郵便を出す場合の宛名と差出人の書き方について、以下の点を解説します。
- 宛名を書く順番
- 「〇〇担当者様」宛としたい時
- 差出人の名前と住所の書き方
順番に見ていきましょう。
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宛名を書く順番
ビジネスレターの宛名を書く順番は、以下の通りです。
- To:
- 名前(役職)
- 部署名
- 会社名
- 住所
- 国名
なお、オフィスビルの部屋番号は「Suite+番号」や「Unit+番号」で記します。
【ビジネス用の宛名の書き方例】
To:
Ms. Olivia Brown, Manager(名前・役職)
Sales Department(部署名)
Bizmates inc.(会社名)
Suite 555, 9999 Amphitheatre Apple Street,(部屋番号・建物番号・通りの名前)
Seattle, WA 98000(市名・州名・郵便番号)
USA(国名)
「〇〇担当者様」宛としたい時
日本語の場合、担当者名が不明の場合は「〇〇担当者様」とします。
英語では「Attention:+部署名」で表記します。
- Attention:Publicity Department(広報部担当者様)
- Attention:Sales Manager(営業部担当者様)
- Attention:Publicity Department(宣伝部担当者様)
差出人の名前と住所の書き方
ビジネスレターの差出人を書く順番は、宛名と同じです。
- From:
- 名前(役職)
- 部署名
- 会社名
- 住所
- 国名
例を見てみましょう。
【ビジネス用の差出人の書き方例】
From:
Hiroshi Abe, Manager(名前・役職)
Publicity Department(部署名)
Bizmates inc.(会社名)
5F, No.2 Mori Bldg,13, koumei-cho, Tsu-shi,(住所)
Mie, 514-8570, JAPAN(住所、国名)
書く場所は個人宛と同じく封筒の左上です。
ビジネスメールの宛名の書き方
ビジネスでは、メールでやりとりすることが多いので、あわせて覚えておきましょう。
ここでは、相手の名前がわかる場合と、わからない場合にわけて解説します。
相手の名前がわかる場合
ビジネスに限らずプライベートでも、初めて相手にメールを送る場合は、敬称とラストネームを使うのがよいでしょう。
例:
Dear Mr. Brown,
相手の性別がわからないときには、敬称を入れずに「Dear+フルネーム」で記しましょう。
例:
Dear Olivia Brown,
2回目以降送る場合は、「Dear Olivia」のようにファーストネームだけでもOKです。
「〇〇担当者様」としたい場合
ビジネスメールを送る際、担当者の名前がわからない場合は、以下のようなフレーズを使います。
- Dear Sir or Madam,(相手の性別がわからない場合)
- Dear Sir,(相手が男性の場合)
- Dear Madam,(相手が女性の場合)
- To Whom It May Concern,(伝統的に使われてきた表現)
各単語の最初の文字は大文字にするのが一般的。
また、最後のコンマ「,」の代わりに、コロン「:」を使うこともあります。
いろいろなルールがあって最初は戸惑うかもしれませんが、数回練習すれば慣れるはずです。
とくに、仕事で英文メールを書く機会がある方は、練習しておくと本番で慌てずにすみますよ。
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まとめ 英語で封筒に宛名を書く方法
「英語の宛名」とはいえ、宛名の表記方法を理解し、発送先や誰宛かに注意すれば、それほど難しいことではありません。
手間はかかりますが、しっかりルールを覚えることで、相手に失礼がなく手紙を届けることができます。
ぜひ、いざという時に困らないためにも、頑張って英語で手紙を書く練習をしてみてください。
英文メールを書いたり、英語で会議・プレゼンテーションを行うのは大変ですよね。
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