ビジネス英語
2023.07.22
【初心者必見】オンライン英会話でトラブル発生時に押さえておきたいフレーズ集
オンライン英会話は便利な反面、予期せぬトラブルが起こってしまうことがあります。
オンライン英会話に慣れていれば、トラブルにうまく対処できるかもしれません。しかし、はじめての方だと、どのようにすればよいかわからず困ってしまうことでしょう。
本記事では、オンライン英会話でよくあるトラブルの事例とその解決フレーズをまとめました。
はじめてのオンライン英会話で落ち着いて学習できるよう、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
オンライン英会話で発生するトラブルと解決フレーズ【レッスン前編】
オンライン英会話では、オンラインならではの問題が発生することがあります。
- 当日になってレッスンが受講できなくなった
- 通信環境・PC機器の調子が悪い
- ヘッドセットやマイクの準備が間に合わなかった
レッスン時に焦ることがないよう事前に確認しておきましょう。
1. 当日になってレッスンが受講できなくなった
レッスンを予約していても、体調不良などでレッスンが受講できなくなることがあります。
何か予定が入って事前に休むことがわかっていれば、運営に日本語で伝えたり、予約システム上でキャンセルの設定ができますが、直前の場合は英語で講師に連絡をしなければならないことも。
そんなときには、以下の英語フレーズを使って、講師に欠席の連絡をするようにしましょう。
Could I be absent from today’s lesson. I’m not feeling very well.
体調を崩してしまったため、本日のレッスンを欠席させて頂けないでしょうか?
[例文2]
Could I be absent from today’s lesson? Something has come up.
急遽急ぎの予定が入ったため、本日のレッスンを欠席させて頂けないでしょうか?
[例文3]
Could I be absent from today’s lesson? I have a family emergency.
家庭の事情により、本日のレッスンを欠席させて頂けないでしょうか?
また、場合によっては日程を変更してレッスンの受け直しができることがあります。
レッスンの受け直しをしたい場合、講師と相談して日程を調整する必要があるため、以下のフレーズを使いましょう。
[例文1]
Would it be possible to move the lesson to a different day?
別日にレッスンを移動させたいのですが、可能でしょうか?
[例文2]
I would like to reschedule the lesson to 8:00 pm on Wednesday. Is it still possible?
水曜日の午後8時にレッスンを延期したいのですが、まだ間に合いますか?
レッスンの日程を変更する際に使えるフレーズについては、下記の記事でもくわしく解説しているのでご覧ください。
関連記事:「延期する」は英語でPostpone?延期の連絡に使う10のフレーズ
2. 通信環境・PC機器の調子が悪い
オンライン英会話ではPCを使って受講をする方も多いことでしょう。
ただし、PC機器の動作が遅かったり、頻繁に画面が動かなくなったりしてしまう場合、快適にレッスンを受けられません。
また、通信環境が悪いと、相手の音声が聞こえなくなり、レッスンが台無しになってしまうことも。
- レッスン前に携帯やタブレットといった他の通信機器を使えないか確認する
- 通信環境を改善できるまでレッスン日程を変更してもらえないか相談する
上記のように対処しましょう。
実際のPC機器不良で使えるフレーズは下記の通りです。
I’m having trouble with my computer. May I take lessons with my cell phone?
自宅のPCの調子が悪いのですが、レッスンの受講は携帯からでも可能でしょうか?
[例文2]
Is it possible to postpone today’s lesson due to poor Wi-Fi?
Wi-Fiの調子が悪いので、本日のレッスンを別日にすることは可能でしょうか?
[例文3]
I’m not getting any sound. I think it’s a problem with my settings. I might be about 10 minutes late for the lesson.
パソコンから音声が全く聞こえずPC機器の設定の問題だと思いますので、10分ほどレッスンに遅れてしまいそうです。
なお、オンライン英会話では5Mbps(メガビーピーエス)以上の通信速度が適切だとされています。
最適な通信速度や通信速度の調べ方などについては以下の記事で解説しているため、こちらもご覧ください。
関連記事:オンライン英会話に必要な通信速度はどのくらい?快適に受講するための事前準備も解説
3. ヘッドセットやマイクの準備が間に合わなかった
前提として、オンライン英会話にはヘッドセットやマイクが必須ではありません。
ただしオーディオ機器などを保有していると、よりいっそう音声がクリアに聞こえたり、相手の息遣いなどもわかるため、よりリアルに近い形でレッスンを受講できます。
英語をよりクリアに聞きたいという方は、ヘッドセットやマイクの準備が整ってから受講をするとよいでしょう。
The headset was supposed to arrive today, but it hasn’t arrived yet. I would like to reschedule the lesson to another day. Is that possible?
ヘッドセットが本日到着する予定だったのですが、まだ届いておらずレッスンを別日にしたいのですが可能でしょうか?
[例文2]
I still don’t have a mic. Can I postpone tomorrow’s lesson to 8:00 pm on the 25th, two days later?
まだマイクの準備が間に合っていないので、明日のレッスンを2日後の25日午後8時に延期できますか?
[例文3]
I got a new camera, but it’s not working. Is it okay if I keep it off for today’s lesson?
カメラを用意したのですが、動かないので、今日のレッスンはカメラオフでも大丈夫ですか?
なお、以下の記事ではヘッドセットやマイクの他にも、オンライン英会話に必要な物・機器を解説しているので、興味がある方はあわせてご覧ください。
関連記事:オンライン英会話講師に聞いた!レッスンにヘッドセットやマイクは必要?
オンライン英会話で発生するトラブルと解決フレーズ【レッスン中編】
オンライン英会話のレッスン中に発生する可能性があるトラブルは下記の7つです。
- 講師を待たせてしまった
- 自己紹介の方法がわからない
- 学習したい内容が別にある
- 相手の声がよく聞こえない
- お手洗いなどで席を一時的に外したい
- 画像が止まってしまっている
- 講師の言っていることがわからない
1.講師を待たせてしまった
レッスンまでに準備をしていたつもりだったのに、いざ接続してみるとうまくいかず、講師を待たせてしまうことがあります。
遅れてしまった理由や、遅れてしまったことへの謝罪を伝える際は、以下のフレーズを使いましょう。
Sorry for being late.I had some internet issues.
すみません、通信トラブルで遅れてしまいました。
[例文2]
It took me a long time to log in to Zoom.
Zoomにうまくログインできずに時間がかかってしまいました。
[例文3]
Thank you for waiting.It is all right now.
大変お待たせしました。もう大丈夫です。
2.自己紹介の方法がわからない
はじめての英会話レッスンの場合「自己紹介をしてくれますか?」と言われても、何を言えばよいかわからない方も多いかもしれません。
そこで、自己紹介でつまってしまわないよう、英語での挨拶・自己紹介の方法を確認しておくとよいでしょう。
自己紹介時には、以下の情報を言えるようにしておくのがおすすめです。
- 氏名
- 仕事
- 趣味
- 英語学習をはじめた理由
Nice to meet you. I’m Maki. I started learning business English for my work at the bank.
はじめまして、マキです。わたしは銀行業務に役立てようとビジネス英語を学びはじめました。
[例文2]
I work as a bank employee.
わたしは、銀行員として働いています。
[例文3]
My hobby is watching sports on weekends.
わたしの趣味は、週末にスポーツの観戦をすることです。
英語の自己紹介は定番フレーズが使えます。スムーズに自己紹介ができるようになりたい方は、以下のYouTube動画も参考にしてみてください。
3.学習したい内容が別にある
学びたい内容が明確にある場合、ときには講師からの提案に対し「自分はこう言った学習がしたい!」と伝えることも大切です。
自分の目的にあった学習をすることで、モチベーション高く学習が進められます。
遠慮をする必要はありません。以下の表現を使って尋ねてみましょう。
[例文1]
I would like to have a free conversation during this lesson. Is that okay?
今回はフリートークをしたいのですがよろしいでしょうか?
[例文2]
I would like to prepare for my job interview. Is it possible to practice job interviews from my next lesson?
英語面接の準備をしたいのですが、次回のレッスンから面接練習をすることは可能ですか?
[例文3]
This topic is too easy. I would like to move to the next topic.
この内容は簡単すぎるので、次の内容に移りたいです。
4. 相手の声がよく聞こえない
通信環境が不十分な場合、対面と比較して相手の声が聞こえにくいことがあります。
相手の声がよく聞こえなかったときは、以下のフレーズを使ってみましょう。
[例文1]
I can’t hear your voice very well, probably because of the volume.
マイクの音量が低いためか、声がよく聞き取れません。
[例文2]
I can’t hear your voice very well. My network is unstable.
通信環境が悪いためか、声がよく聞き取れません。
[例文3]
I couldn’t hear your voice well because of the noise.
ノイズが入ったため、声がよく聞き取れませんでした。
[例文4]
Your voice sounds choppy.
声が途切れ途切れになってしまいます。
[例文5]
There is a sound delay. Do you know what the problem is?
声が映像よりも遅れて聞こえるのですが、対処法はありますか?
[例文6]
Could you say that again?
もう一度おっしゃっていただくことはできますか?
なお、声が聞こえなかった場合を見越して、後からレッスン内容を見返せるよう、レッスン内容を録画・録音しておきたい方もいるかもしれません。
以下の記事では、オンライン英会話の録画・録音方法や、トラブルにならないよう、録音の許可をたずねる英文フレーズを解説しています。
興味がある方はあわせてご覧ください。
関連記事:オンライン英会話の録画・録音方法をデバイスごとに解説|英会話を録画するメリットとは?
5. お手洗いなどで席を一時的に外したい
レッスン中にトイレに行きたくなったり、急を要する電話がかかってきたりなどで、席を外したい場合があるかもしれません。
そうした際は、以下のフレーズで許可をとってから席を外すようにしましょう。
I’d like to go to the restroom. May I leave my seat for a while?
トイレに行きたいのですが、少し席をはずしてもよいですか?
[例文2]
I‘ve got a phone call. Can you give me a minute?
電話がかかってきたので、少し席をはずしてもよいですか?
[例文3]
Could you wait a minute? I will be back soon.
少し待って頂けますか?すぐに戻ります。
6.画像が止まってしまっている
オンライン英会話のレッスン中に、講師が画面共有をしてくれることがあります。
ただし、接続状況が悪いと画面が止まってしまったり、講師側の画面がうまく共有ができていなかったりすることもあります。
そういった際は、以下のフレーズを使って画面の共有がうまくいっていないことを伝えましょう。
I can’t see your screen. Could you check it out?
画面の共有がされていないようなので、確認してもらえますか?
[例文2]
The video is not clear. Let me check my connection.
映像が乱れていますので、一度通信状況を確認させてください。
[例文3]
Your video is completely frozen. May I restart my computer?
あなたの画面が完全に固まってしまいました。パソコンを再起動してもいいですか?
7.講師の言っていることがわからない
はじめてのオンライン英会話の場合、英語に耳が慣れておらず「講師の言っていることが理解できない…」ことも起こります。
講師が変わった際などには、講師の話すスピードや訛りに慣れておらず、英語がよく聞き取れないといったことがあります。
そんなときは以下のフレーズを使ってみましょう。
[例文1]
Excuse me, could you speak a little more slowly?
すみません、もう少しゆっくり話してもらえますか?
[例文2]
Could you repeat that in simpler terms?
簡単な言い回しで再度言ってもらえますか?
[例文3]
There were some parts I didn’t understand. Could you paste the example sentence into the chat?
一部理解できない部分がありました。チャットに今の例文を貼り付けていただくことはできますか?
なお、以下の記事ではオンライン英会話のさまざまなシーンで使えるフレーズを紹介しています。興味がある方は、こちらもぜひチェックしてみてください。
関連記事:これだけ覚えておけば大丈夫!オンライン英会話の4つのシーンで使える便利なフレーズ
オンライン英会話でトラブルを避けるための事前準備
オンライン英会話ではトラブルが発生することがありますが、事前準備をしておくことで防げるものが多いです。
以下では、オンライン英会話で発生するトラブルへの対処法を3つ紹介します。
- 通信環境を整える
- 講師のプロフィール情報を確認する
- 厳選された講師がいるオンライン英会話を選ぶ
快適にレッスンを受けるためにも、ぜひ参考にしてください。
1. 通信環境を整える
オンライン英会話では、通信環境によってレッスンの質が左右されてしまいます。
そのため、自分の通信環境を整え、質の高いレッスンが受けられるように備えましょう。
なお、昨今オンライン英会話で導入が進んでいるWeb会議ツール「Zoom」の公式サイトでは、高品質ビデオで600 kbps(上り / 下り)あれば、快適に通信できると記載されています。
ただし、より高品質な映像と音声の送受信を行うには、最低でも1.5Mbps以上の通信環境を準備しておきましょう。
参考記事:Zoom のシステム要件: Windows、macOS、Linux – Zoom サポート
2. 講師のプロフィール情報を確認する
講師との相性により引き起こされるトラブルは、あらかじめ講師のプロフィール情報を確認することで防げます。
オンライン英会話によっては、プロフィール情報が公式サイトで公開されていることが多いです。これまでの経験や趣味、講師の雰囲気などを確認しておくとよいでしょう。
- これまでの経験
- 趣味
- 雰囲気
3. 厳選された講師がいるオンライン英会話を選ぶ
英語指導歴をはじめ、ビジネス経験が豊富などといった基準で厳選された講師であれば、質の高いレッスンを提供するために、通信環境を整えている可能性が高いと言えます。
また、人柄重視で採用が行われているスクールであれば、講師がレッスン中に快く質問に応じてくれたり、無理な勧誘をしてこなかったりと、人間関係によるトラブルを防げるかもしれません。
講師の採用基準は公式サイトに書かれていることが多いので、ぜひ確認してみるとよいでしょう。
なおBizmatesでは、英語スキルはもちろんビジネス経験が豊富なトレーナーを採用しています。
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まとめ・トラブルへの対処法を知って、安心してオンライン英会話を利用しよう!
オンライン英会話ではトラブルが起こってしまうこともありますが、事前準備をしておくことで防げるものが多いです。
また、万が一起きてしまっても対処するための英語フレーズを知っていれば、スムーズにトラブルを解決できるため、本記事で紹介したフレーズはいくつか覚えておくことをおすすめします。
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