英語研修
2023.07.24
英会話研修プログラムは何をすべき?研修をするメリット、ポイント、注意点を解説
海外だけでなく国内でも、英語の需要は高まっています。
そのため、英会話研修プログラムの実施を検討している企業様も多いのではないでしょうか。
しかし、英語が話せる人材を育成するために、
- どのようなプログラムの内容を実施すればよいの?
- 実施する際の注意点は?
と問われると、明確に答えられる方は多くありません。
そこで本章では、英会話研修プログラムで実施すべき内容、押さえるべきポイントなどを解説します。
\ 研修の設計、事例がわかる /
Contents
英会話研修を実施するために知っておくべきこと
英会話研修を実施する前に、研修には大きく2つの種類があると理解しましょう。
- 自社で実施する方法
- 外部機関に依頼する方法
自社で英会話研修プログラムをする場合、「市販の英文法の参考書を使って自主学習をさせる方法」と「社員が講師となり研修をする方法」の2通りに分かれます。
自社で研修を実施すると、外部講師を雇う費用を抑えられます。
しかし、英会話を教え慣れていない社員が講師をする可能性があるため、社員の英語力が思うように伸びず、失敗してしまうこともあるでしょう。
外部機関に依頼する方法としては、
- オンライン英会話や英会話学校を利用する方法
- 外部講師を招く方法
などが挙げられます。
外国人に講師を依頼すると、異文化理解が深まりますし、英語の細かなニュアンスの違いまで学習できます。
英会話研修プログラムの内容例
英語を用いて海外企業とやりとりをするためには、英語力以外にも必要な能力があります。
そのため、英語を鍛えることだけが目的にならないよう注意することが大切です。
本章では、英会話研修プログラムの内容例を紹介します。
- ビジネス英会話セミナー
- モチベーションセミナー
- チームミーティングセミナー
企業向けの英語研修について細かく知りたい方は、以下の記事でも詳しく書いていますのでご覧ください。
関連記事:【一元管理OK】失敗しない企業向け英語研修 | 1100社以上が利用する秘密を公開
ビジネス英会話セミナー
ビジネス英会話セミナーとは、ビジネス英語を話せるようにするための講座です。
具体的には、英語表現講座、ビジネスコミュニケーション講座などが、ビジネス英会話セミナーに該当します。
ビジネス英会話は、日常英語と比較して相手に好印象を与えるような丁寧な表現を使用することが多いです。
そのため、海外企業と仕事をするうえで、ビジネス英会話は必須スキルとなっています。
しかし、ビジネス英会話ができても、海外企業との取引を成功させ、自社の利益に貢献できるとは限りません。
実際の交渉の場では、相手の財務状況や取引状況などに考慮する「総合的な交渉力やマインド」が必要となります。
したがって「ただ英語が話せるだけの人材」を養成しないよう、総合的な支援を行う必要があります。
モチベーションセミナー
モチベーションセミナーとは、英語を学習をする意味を深く理解させ、学習意欲を向上させることを目的とした講座です。モチベーションセミナーを実施することで、英語を学ぶ目的・目標を設定し、成長を促せます。
たとえば、モチベーションセミナーでは、英語を話している将来の自分の姿を社員にイメージさせます。
イメージは、「世界中で外国人の友人を作っている姿」や、「英語を使った仕事をしている姿」など、社員が実現したいことにするのがオススメです。
自分の仕事やプライベートのために英会話を学ぶことを意識させると、モチベーションの維持につながりますよ。
チームミーティングセミナー
チームミーティングセミナーとは、グループを複数作成し、設定した目標を達成することを目指す講座です。英語レベルが近い社員同士で5〜6人のグループを作り、チームリーダーを中心にして目標達成を目指します。
目標は、自社のサービスを海外展開させることや、社内制度を改善させることなど、自社で実際に課題になっているものを設定するとよいでしょう。
目標の達成を目指す過程で、英語での情報交換やお互いのサポートなどが自発的に行われます。
チームリーダーに抜擢されたメンバーには、物事を判断する「決定力」や「チームをまとめる力」がつきます。
また、チームメンバーは「相手に意図を的確に伝えられる英語力」や「効果的なコミュニケーション力」などが鍛えられるでしょう。
チームミーティングセミナーをすることでプロジェクトの進め方や考える力を含む、英語を使った実践的なコミュニケーションスキルを得られるセミナーにすることができます。
英会話研修プログラムを実施するメリット
英会話研修プログラムを実施するメリットは、以下の通りです。
- 海外のビジネスで通用する人材を育成できる
- 英語を必要とする業務に対応できる
- 社員のモチベーションを維持できる
海外のビジネスで通用する人材を育成できる
英語研修プログラムを実施すると、海外企業と折衝をするために必要な素養を鍛えられるため、海外のビジネスで通用する人材を育成できます。
海外のビジネスで通用する人材とは、英語力だけでなく、グローバルに通用するビジネススキルやマインドを持った人材を指します。
たとえば、グローバルに活躍するためには、以下の能力も必要です。
- コミュニケーション力
- チームを牽引して目的を達成する力
語学力だけが優れていても、実際に交渉をすることはできません。
だからこそ、英会話研修プログラムでは、リーダーシップ、コミュニケーションを学ぶ講座を用意するのです。
ビズメイツでは、グローバル人材に必要な資質を5つ掲げています。以下のリンクから確認できるので、英語研修プログラムを実施する際は、参考にしてください。
関連記事:ビズメイツのミッション
英語を必要とする業務に対応できる
英語研修プログラムを学ばせることで、英語を必要とする業務に対応することが可能です。
社員が英語を必要とする業務に対応できることで、今まで英会話ができる社員に集中していた業務を分散させたり、新たなクライアントや市場への挑戦をすることが可能です。
また、今は海外との取引がない企業であっても、社員が英語に対応できることで、新たなビジネスチャンスの創出にもつながるかもしれません。
英語が、自社の販路拡大に貢献することも十分にありえるでしょう。
社員のモチベーションを維持できる
英会話研修プログラムを実施することで、社員のモチベーションを維持できます。
ひとりで学習するのは大変でも、他の人も英会話研修プログラムに参加しているので頑張ろうと、モチベーションを持続できるのです。
高い意欲をもって業務に取り組んでもらうことで、成果や生産性向上に結びつきます。
たとえば、モチベーションが高い社員の場合、自発的に英語学習をしますし、テストをすると高い点数を残す可能性が高くなります。
一方で、意欲が低い社員は自主学習をしないことも多く、学習効果も低いでしょう。
社員のモチベーションを維持できると、会議や商談で自発的に意見を発言し、効果的なコミュニケーション方法を自己学習で身につける可能性があります。
英会話研修プログラムを実施する際のポイント
英会話研修プログラムを実施する際は、以下の3点に注意すると、より効果的に英語力を向上させられます。
- 社員の英語力に合う企業研修を実施する
- OJTとも組み合わせ、実務も学ばせる
- 世界で活躍するために必要な素養を身につけさせる
社員の英語力に合う企業研修を実施する
英語研修プログラムを実施する際は、社員の英語力を正しく認識しましょう。
英語力に合わない内容の企業研修を実施しても、学習についていけず、英語力が伸びない可能性があります。
そのため、社員の英語力にバラつきがある場合は、グループ分けをする必要があります。
TOEICやIELTS、実用英語技能検定などのスコア・資格がある場合は、それらを社員の英語力の基準にしてください。
英語力を測る指標がないならば、社内で英語テストを実施するとよいでしょう。
そして、各々の英語力に応じてグループ分けを行い、講義を実施することで、社員の英語力を着実に底上げできます。
ただし、グループ分けをして英語研修をする場合、自社だけでは対応できないと考える方もいるかもしれません。
そこでオススメの手段が、外部機関へ依頼することです。
オンライン英会話の場合、柔軟に受講時間を設定しているサービスも多いため、社員が通勤前やお昼の時間、自宅に帰ってからでも英会話を学習できます。
OJTとも組み合わせ、実務も学ばせる
講義形式の英会話研修プログラムだけでなく、実務形式で電話やEメールの対応を社員に任せてみるとよいでしょう。
実務研修を行うことで、社員自身が研修後に英語を必要とする業務を円滑にするために、どれくらいの学習量が必要なのかをイメージできます。
実際に英語を使うことで、社内研修に積極的に取り組むようになるでしょう。
したがって、OJTと組み合わせて実務を学ばせるのもオススメです。
世界で活躍するために必要な素養を身につけさせる
社員を世界で活躍させるためには、ただ英会話ができるだけでは不十分です。
日本語ができると仕事で成績が残せるわけではないように、英語ができるからといって実際に活躍できるとは限りません。
企業が海外へ進出すると、海外企業と商談を成功させることや、多様な価値観をもつ外国人を率いて事業を牽引するシーンが出てきます。
そのため、交渉を成功させるための
- 効果的なコミュニケーション力
- 価値観・文化が異なる外国人を受け入れるマインド
などが必要になります。
上記の能力を鍛えるためには、講義のように英語を教えるのではなく、実践に沿った研修や外国人との会話などを中心に実施しなければなりません。
しかし、初めて英語人材を育成する場合は、自社のリソースが足りないことや、知識が足りないなどの問題が発生して、ハードルが上がる可能性があります。
このため、外部機関に依頼するなどして、世界で活躍するための素養が鍛えられる研修を行うことが重要です。
グローバル人材を育成する際は5つの能力を身につけさせよう
グローバル人材とは、さまざまな価値観・宗教・言語が入り乱れる組織を束ね、海外関係業務を牽引して、企業に利益を出す存在です。
Bizmatesはグローバル人材に必要な能力を、以下の5つに定めています。
- ベースとなる英語力
- 効果的なコミュニケーション力
- 周囲を巻き込むリーダーシップ
- 異なる文化や価値観を受け入れるマインド
- 相手と信頼関係を築くための人間性
グローバル人材は、自社の事業をリードし、利益を出す必要があります。そのため、チームを引っ張るリーダーシップやコミュニケーション力が必要です。
ただし、上記の素養は、講義形式の英会話研修で付けられるものではありません。対話や英語を使う経験を通して手に入れられるものなのです。
英会話だけでなく、ビジネススキルも学べる研修を実施することが大切です。
海外で活躍できる人材を育成するならBizmates
海外で活躍できる人材を育成するなら、Bizmatesがオススメです。
Bizmatesは、ビジネス英会話に特化したオンライン英会話スクールです。
ビジネス英会話は、日常英語と比較して、丁寧なので、ビジネスシーンで使用されます。
Bizmatesには4つのカリキュラムがあり、自社の目的に合わせて選択できます。
カリキュラム | 内容 |
Bizmates Program | 初心者から上級者まで30段階のレベル別教材が用意されており、社員の英語力レベルにあった学習を受けられます。 |
Other Programs | 会議やプレゼンテーション、ホテルで使用される英語など、業務別・職務別・業種別に教材が分かれています。適切な教材を選択することで、すぐに仕事に活かすことができる英語力を身につけられます。 |
Assist Lesson | 講師とフリートークを楽しめるレッスンです。中には、英文資料の添削サポートやプレゼンテーションの予行演習、英語面接対策など、直近の課題を持ち込んで解決している受講生もいます。ビジネス経験豊富な講師陣がアドバイスします。 |
Discovery | 600以上のテーマで書かれた記事から好みのものを選び、講師との会話を通して意見交換することで、異文化を理解することや、異なる価値観を知ることができるレッスンです。 |
上記のように、各ビジネスシーンで必要とされる英語力がカリキュラムごとに分かれていまので、英語力だけでなく、ビジネススキルも学ぶことが可能です。
さらに、Bizmatesには法人プランもあり、企業の目的によって研修内容を独自にカスタマイズできます。
今まで1100社以上の企業様の英語研修をサポートしておりますので、まずはお気軽にご相談くださいね。
まとめ
英会話研修プログラムには、以下の3種類があります。
- ビジネス英会話セミナー
- モチベーションセミナー
- チームミーティングセミナー
これらのセミナーを組み合わせることで、社員をグローバル人材に育成することが可能です。
ただし、グローバル人材を育成するためには、以下のような素養を身につけさせるように注意しなければなりません。
- ベースとなる英語力
- 効果的なコミュニケーション力
- 周囲を巻き込むリーダーシップ
- 異なる文化や価値観を受け入れるマインド
- 相手と信頼関係を築くための人間性
上記の能力を身につけられるカリキュラムを用意しているのが、Bizmatesです。
初回は無料でレッスンを体験できますので、講師のやレッスンの雰囲気を確かめたい方は、ぜひ一度試してみてください。
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