英語のライティングは独学できる! 5つの勉強法と役立つアプリも紹介

英語のライティングと一口に言っても、メール、レポート、チャット、エッセイなど色々な種類があります。

それぞれ学ぶべきライティングスキルはまったく違いますが、今回は一般的なライティングスキルについての解説です。

ライティングの正しい勉強法は、その人のレベルによって異なります。

この記事では、効率的にライティング力を上げる具体的な勉強法や、使えるアプリ、参考書も紹介しますので、ぜひ役立ててください。

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Contents

社会人が英語のライティングを習得するメリット

社会人が英語のライティングを習得するメリット

社会人が英語のライティングを習得するメリットは以下の通りです。

  • 学んだ英語を実際にアウトプットできる
  • 実際のビジネスの場で役立つ
  • 英単語や語彙力が増えるきっかけになる
  • 資格試験で有利になる

順番に見ていきましょう。

学んだ英語を実際にアウトプットできる

英語学習でインプットしたボキャブラリーを簡単にアウトプットできるのもライティング学習のメリットです。

たとえばSNSや日記などです。

アウトプットすることで、初めて単語や英語表現の学習内容の定着が図れます。

お金をかけずに始められますし、SNSであれば他のユーザーからの反応もあるので楽しみながら続けやすいです。

実際のビジネスの場で役立つ

ライティングを習得すれば、ビジネスシーンで大いに役に立ちます。

たとえば、英語でのメールやチャット、資料作成や正式な社内文章を書くときなどです。

これまで手こずっていた英語でのライティングが素早くこなせたり、英語が必要な仕事を任せてもらえる機会も増えるでしょう。

社会人だからこそ、学んだことを仕事にそのまま活かせるのでオススメです。

英単語や語彙力が増えるきっかけになる

ライティングを勉強するにあたり、わからない単語やフレーズを調べて文を組み立てるので、語彙力はもちろん文法力もアップします。

また、ライティングを勉強すれば、英語らしい表現方法も身につきます。

伝えたい内容を日本語から英語にするときに「こんな簡単に言えるんだ!」「こんな風に表現するのかぁ」などと思ったことはありませんか。

伝えたいことを自然な英語で伝えられるスキルも身につきます。

資格試験で有利になる

英語のライティングを習得すれば、資格試験を受ける際にも有利になります。

英語のライティングが試験内容に含まれる資格試験の一例を紹介します。

  • 英検(3級~1級)
  • TOEIC Speaking & Writing Tests
  • 日商ビジネス英語検定
  • 国連英検
  • TEP TEST
  • TOEFL
  • IELTS

このように、英語のライティングを習得すれば、様々な資格試を受ける際に役立ちます。

英語の資格を取得できれば、キャリアアップや転職で自分の英語力を客観的に証明できるので、1つの目標とすると良いでしょう。

ライティングができない理由とは?

ライティングができない理由とは?

英語のライティングができない理由は下記の通りです。

  • インプットが足りない
  • 日常的にライティングする習慣がない
  • フィードバックを受ける機会がない

順番に見ていきます。

インプットが足りない

ライティングができない人は、基礎知識が足りていません。

同じ文法の間違いを何度も繰り返したり、いつも同じ単語や言い回しを使ったりしていませんか?

このような方は、教材を使って自分の足りない知識をインプットすることが先決です。

英語の本や新聞を読んでみたり、英語のオーディオブックやポッドキャストを聞いてみるなど方法はさまざまです。

こうして英語の知識量を増やしていくことで、ライティング力も伸びていきます。

ビズメイツの「Other Programs」では、ビジネスパーソン向けに「メールの書き方」「プレゼンテーションの英語」などさまざまなジャンルの教材を準備しているので、あなたに必要な知識を効率よくインプットできるでしょう。

自分に合った教材を使ってインプットしつつ、アウトプットも同時にできるオンライン英会話はオススメです。

ビズメイツの「Other Programs」を使ったライティングの勉強方法については、以下の記事を参考にしてください。

参考記事:【上級者向け】オンライン英会話の2つの勉強方法とは?

日常的にライティングする習慣がない

ライティングができない2つ目の理由は、ライティングの経験値が少ないからです。

ライティングを習得するためには、ライティングを習慣化し、繰り返し英文を書く必要があります。

実際に自分で文を組み立ててみることで、

  1. 自分がわからない単語やフレーズに気づく
  2. 調べて正しい書き方を知る
  3. 新しい語彙やフレーズ・文法を使う

といった流れで、ライティングスキルの向上に繋がります。

まずは、日記やSNSなどで日常的にライティングする機会を作ってみてください。

フィードバックを受ける機会がない

英語のライティングは「添削」とセットにすることで、効率的に習得できます。

一人でライティングをしていると、「自分の書いた文章は本当に正しいのか」「実際に使われる自然な表現なのか」など、自分では判断できない疑問がたくさん出てくるはずです。

また、添削を受けることで、自分では正しいと思い込んでいた表現が実際には間違った書き方だったと気付くこともあるでしょう。

誰かにフィードバックをもらわなければ、次に同じ表現を使う時に同じ間違いをすることになります。

そうならないためにも、ライティングをしたら誰かに添削してもらいましょう。

第三者からフィードバックを受けることは、ライティング習得の近道です。

独学が難しいと感じたらコーチングがおすすめ

英語のライティングは、

  • インプットを増やす
  • ライティングを習慣化する
  • 添削してもらう

ことで習得できます。

しかし、このような学習環境を整えて独学でライティングの勉強を進めるのは難しく感じるかもしれません。

英語の独学に不安がある方は、コーチングサービスの利用を検討してみましょう。

英語のプロに相談することで、あなたに最適な学習方法がみつかるはずです。

「Bizmates Coaching」は、ビジネス英語に特化したコーチングサービスです。

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英語のライティング力を上達させる勉強法

英語のライティング力を上達させる勉強法

ここでは、英文の書き方や練習方法を具体的に説明していきます。

英語のライティング力を上達させる勉強法は以下の通りです。

  • 英文法を復習する
  • 日本語の文章を英訳する
  • 英文を書き写す
  • 色々な英文を読んでみる
  • オンライン英会話で添削してもらう

順番に見ていきましょう。

英文法を復習する

ライティングはアウトプットですが、インプットが足りないとペンが進みません。

会話はなんとなく単語を並べておけば通じることもあるのですが、ライティングは正しい語順に並べたり、前置詞を使いこなさないと意味が通じません。

まずは、基本的な英文法を復習してインプットするところから始めましょう。

難しい構文は必要ないので、最低限の中学・高校レベルの文法はマスターしておきたいものです。

とくに、時制や助動詞、関係代名詞あたりはよく使います。

文法を理解することで、言いたいことの幅も広がりますから、しっかり復習しておきましょう。

日本語の文章を英訳する

日記でも映画の感想でも何でもいいので、まずは自分の思いを日本語で書きます。

そのあと、書いた日本語を英語に訳してみましょう。

この英訳作業は、ボキャブラリーや英語表現の知識を増やしながら、同時にアウトプットもできる非常に効率のいい勉強法です。

そのぶん頭も使いますから、慣れないうちはつらいでしょう。

コツは、日本語で書く時にあまり難しい表現を使わないことです。

最初のうちは、簡単な言い回し、短い文章を心がけることで英訳するときもラクになります。

知らない単語やフレーズをインプットしつつ、自分の伝えたいことを書けるライティング力をつけていきましょう。

英文を書き写す

一番簡単に正しいライティング力を身につけられるのが、英文を書き写すことです。

正解のお手本を暗記するくらい書き写しましょう。

暗記できれば、語彙を入れ替えたり、同じ文法を使って自分の伝えたいことが書けますよね。

ただし、思考停止で書く作業をこなすのは身にならないのでNGです。

使われている文法に注目して書くとか、単語やフレーズに注目して書くなど、頭も使いながら手を動かすと効果倍増です。

「自分なら、この文法を使ってどんなことが書けるだろう?」と、実際のライティングに活用してこそ意味があります。

一文を書いて覚えて、ぜひ自分自身でも使ってみてください。

色々な英文を読んでみる

英語に限らず日本語でもそうですが、文章を書くには技術が必要です。

技術を磨くには、優れた文章に出会うことです。

そこで、興味が持てる色々な英文を読んでみることをオススメします。

ジャンルは問いません。

たとえば、以下のようなものがあります。

  • 小説
  • ニュース記事
  • 絵本
  • 問題集
  • 雑誌

幅広く読むことで色々な表現が身に付き、実際にライティングする際に役立ちます。

オンライン英会話で添削してもらう

自分1人で簡単に始められるライティング学習ですが、自分が書いた文章が正しい英語なのかどうかは誰かにチェックしてもらう必要があります。

そこでオススメなのがオンライン英会話です。

英語話者に正しい言い回しを教えてもらったり、より自然な表現を教えてもらえるので、学習効果が高まります。

ビズメイツの「Other Programs」では、メールの書き方のレッスンが受講できます。

また、「Assist Lesson」では、自分の書いた文章をレッスンに持ち込んでいただければ添削もできますので、気になる方はぜひ以下からチェックしてみてください。

レッスンタイプ・教材一覧|ビジネス特化型オンライン英会話 ビズメイツ

【目的別】英語ライティングの書き方とコツ

【目的別】英語ライティングの書き方とコツ

英語のライティングと一口で言っても様々な種類の文章があり、それぞれ適した書き方やライティングのコツがあります。

ここでは下記の目的別に、英語ライティングの書き方とコツを紹介します。

  • 日記
  • ビジネスメール
  • 報告書や議事録
  • エッセイ
  • 論文

順番に見ていきます。

日記

日記は他人が見るものではないため、基本的には自分の好きなように書いて問題ありません。

ですが、それが難しくて始められないという方は、下記のような3行日記から始めてみてください。

〈3行日記の書き方〉

  • 1行目:日付・天気など
  • 2行目:今日のできごと
  • 3行目:感想

最初から日本語で書くような長い日記を書く必要はありません。

慣れてきたら、文量を増やしたり、下記のような別のトピックにもチャレンジしてみると良いでしょう。

  • ニュースや本の感想
  • 将来の夢や目標
  • 子供の頃の思い出

英語での日記の書き方については、以下記事も参考にしてください。

参考記事:英語日記による4つの学習効果と2つのメリット|書き方のポイント・例文も紹介!

ビジネスメール

英語ビジネスメールを書く際は、要件を簡潔に、あいまいな表現を避けて書くように心掛けます。

特に、

  • メールの目的
  • 相手に求めるアクション
  • 期限

は明示するようにしましょう。

また、英文ビジネスメールの基本の型を守ってライティングすることで、分かりやすく良い印象のメールになります。

〈ビジネスメールの書き方・基本の型〉

  • あいさつ
  • 相手への心遣いを伝える言葉(感謝や祝辞など)
  • メールの目的
  • 相手への依頼事項と期限
  • 締めの言葉
  • 署名

また、メールの内容がすぐに分かる件名をつけることも大切です。

〈件名によく使われる表現例〉

  • Inquiry about ~(~に関する問い合わせ)
  • Confirmation of ~(~の確認)
  • Request for ~(~の依頼)

なお、より詳しくビジネスメールの書き方・コツを知りたい方は、Bizmatesの「Other Programs」がオススメです。

Other Programs」では、メールやオンラインチャットなど、ビジネスの現場で必要なライティングの型やフレーズを効率的に習得できます。

>>Bizmates「Other Programs」の教材をみる

報告書や議事録

分かりやすい報告書や議事録を書くコツは、報告書や会議の目的・課題・結論を誰が見てもわかるようにハッキリと記すことです。

また、それぞれに不可欠な項目・基本の型があるので、漏れがないように書きましょう。

〈報告書に必要な項目・基本の型〉

  • 要約(全体のサマリー)
  • 導入文(経緯など)
  • 本文(最も伝えたいこと)
  • 結論

〈議事録に必要な項目・基本の型〉

  • 会議名
  • 日時
  • 参加者
  • 目的
  • アジェンダ
  • 会議の目的
  • 議事メモ
  • 決定事項
  • 未決事項
  • 今後の予定

議事録の場合、事前にフォームを準備しておくと便利です。

また、下記のように「見出し+to不定詞」を活用すると見やすい議事録になります。

4.Meeting Purpose:
To decide the budget for next quarter.

エッセイ

エッセイとは、日本語で言う小論文に近いものです。

学生のエッセイでは、「内容が正解かどうか」よりも「自分の主張をいかに論理的に説明できるか」が重要になります。

エッセイにも基本の型があるので、まずはその型に沿ってライティングするようにしましょう。

〈エッセイの書き方・基本の型〉

  • 導入文(興味を惹く文・自分の主張など)
  • 本文(主張の理由や具体例)
  • 結論(本文のまとめ・もう一度主張を述べる)

論文(レポート)

論文は、学問の研究成果などを論理的にまとめたものです。

論文も基本的にはエッセイと同じ型が使えます。

〈論文の書き方・基本の型〉

  • 導入文(興味を惹く文・自分の主張など)
  • 本文(主張の理由や具体例)
  • 結論(本文のまとめ・もう一度主張を述べる)
  • 参考文献

ただし、論文のテーマによっては、本文の中に

  • 実験方法
  • 結果
  • 考察

などの項目が含まれる場合もあります。

また、結論の文末に「参考文献」を一覧でまとめたページを作るのも論文のルールです。

大事なのは、英語を書く習慣をつけること

大事なのは、英語を書く習慣をつけること

ライティングに限らずですが、英語力を身に着けるにはコツコツと学習を継続させることが何より大事です。

続けることさえできれば、力は必ずついていきます。

ライティングを毎日続けるには、日記がオススメです。

日記であれば、自分で分量や書きたい内容を決められるので続けやすいです。

最初は3行日記など型にはめて書いてみましょう。

日常を綴ることで、何度も同じ単語やフレーズに出会い、ボキャブラリーも増やせます。

英語日記の書き方について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

参考記事:英語日記による4つの学習効果と2つのメリット|書き方のポイント・例文も紹介!

さらに、書いた日記をもとに英会話をすることで、ライティングで使った語彙やフレーズを効率的に定着させられます。

同時にスピーキング力を鍛えられるので、オススメです。

継続することで、今までパッと出てこなかったフレーズが口から出てくるのを実感できるでしょう。

日常的に英語を話す機会がない人は、オンライン英会話を活用するのがオススメ。

オンライン英会話はどこからでも受講できるので、英会話教室よりも手軽に英語を話す機会が得られます。

弊社Bizmatesは、ビジネス英語に特化したオンライン英会話です。

レッスン内容を自由にカスタマイズできる「Assist Lesson」では、フリートークや文章の添削などが可能です。

ライティング力と同時にスピーキング力も磨いてきましょう。

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英語のライティングが勉強できるアプリや参考書

英語のライティングが勉強できるアプリや参考書

ここでは、英語のライティング勉強にオススメのアプリや参考書をいくつかご紹介します。

アプリをご紹介

Bizmatesは、仕事で日常的に英語を使用しており、社会人になって英語を学習した経験があるビジネスパーソン111名を対象に「社会人の英単語学習」に関する実態調査を実施しました。

「英単語を効率的に覚える事ができた学習ツールを教えてください。」(n=111)と質問したところ、以下のような結果になりました。

Q8.英単語を効率的に覚える事ができた学習ツールを教えてください。

(ビズメイツ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 伸明 、以下「当社」)は、仕事で日常的に英語を使用しており、社会人になって英語を学習した経験があるビジネスパーソン111名を対象に「社会人の英単語学習」に関する実態調査を実施しました。)

効果的だった学習ツール、「英単語学習アプリ」が48.6%で最多で、約半分の方が英語学習アプリでの勉強は効率がいいと答えています。

場所を問わずにスキマ時間などにも手軽に単語学習できるアプリと、自身に必要な単語や苦手な単語を集中的に覚えることができるオリジナル単語帳のニーズが高いようです。

そこで、ライティング学習に役立つアプリを二つご紹介します。

  • Grammarly (グラマリー)
  • HiNative Trek

「Grammarly (グラマリー)」は、英文添削サービスです。

無料版でできることは、基本的な文法ミス150個とスペリングのチェックのみですが、TOEFLやIELTS等のライティング、簡単な英文メールのチェックには十分に役立つアプリです。

「HiNative Trek」は、有料ですが毎日1回ビジネスに関する英作文の課題が届くので、ライティング学習の継続に役立ちます。

問題を解くのに必要な文法知識を事前に解説してくれるので、ビジネス英語初心者でも挑戦しやすくなっています。

また、上記のアンケートで「特にない」以外を回答した方に「英単語を効率的に覚える事ができた学習ツールがあれば、自由に教えてください。」(n=100)と質問したところ、「ラジオ」「インターネットの英語のウェブページ」などの回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

  • 40歳:ラジオ。
  • 47歳:インターネットの英語のウェブページ。
  • 47歳:ロングマン英和辞典とネイティブな人と実際話すこと。
  • 28歳:小さい付箋やメモに書いて移動中などに繰り返し見ること。

参考書をご紹介

ライティング学習では、以下のような参考書を使ってみるのも良いでしょう。

  • 英語ライティングルールブック
  • 瞬間英作文トレーニング

英語ライティングルールブックは、カジュアルなEメールからビジネス英語まで幅広く扱ったライティングスキルに特化した本です。

瞬間英作文トレーニングは、中学レベルの文法使って瞬時に英作文する力を養うためのトレーニング本です。

英語ライティングで使える表現をご紹介

英語ライティングで使える表現をご紹介

英語ライティングで使える以下の場面での表現をご紹介します。

  • 最初の挨拶で使える表現
  • 相手にお願いをする際に使える表現
  • 結びや締めで使える表現

順番に見ていきましょう。

最初の挨拶で使える表現

ビジネスにおいて最初の挨拶メールでよく使うのが「Thanks for~(~をありがとうございます)」という表現です。

文頭に書くことで、色々な感謝の気持ちを表現できる便利なフレーズです。

例文をいくつか紹介します。

Thanks for your e-mail.(メール、ありがとうございます)

Thanks for the agenda.(アジェンダをいただきありがとうございます)

Thanks for attending the project meeting last Monday.(先週の月曜日のMTGへの出席、ありがとうございます)

「Thanks for」に続く言葉を変えれば、色々と使いまわしのできる表現なのでぜひ覚えておきましょう。

英文メールの書き方のコツについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

参考記事:【保存版】悩まず書ける!英語メールの書き方の5つのポイント

相手にお願いをする際に使える表現

相手に頼みごとや要件を伝えるとき、日本語では「お忙しい所恐れ入りますが、」などの前置きをつけるのが一般的です。

しかし、英文メールではそういった前置きは不要です。

自分の伝えたいことをシンプルかつ明確に伝えるのが良しとされています。

たとえば、以下のような表現です。

So please check the agenda before our meeting.(会議の前にアジェンダを確認してください)

Could I call you at 3PM today?(午後3時に電話をかけてもいいですか?)

Please confirm your attendance at least 1 day before the meeting.(会議の1日前までに出席を確認してください)

どれも時間を明確に示していますよね。

相手に疑問を抱かせず、明確に丁寧にお願いするのがポイントです。

参考記事:【保存版】悩まず書ける!英語メールの書き方の5つのポイント 

結びや締めで使える表現

英文メールや手紙でも、日本語でいうところの「よろしくお願いいたします」のように結びの言葉があります。

その種類はいろいろで、相手との関係性やシーンによって使い分けます。

代表的なものは以下の通りです。

  • Sincerely, (真心を込めて)
  • Regards,(敬意を込めて)
  • Best wishes,(幸運を祈ります)
  • Many thanks,(いろいろありがとうございます)
  • See you,(またね)
  • Take care,(気をつけてね)

参考記事:【保存版】ビジネスでつかう英語メールの結びと締めの言葉

ビズメイツでは、このようなビジネスで使えるフレーズを紹介した動画チャンネルも配信していますので見てみてください。

>>ビジネスを成功に導く英会話学習の旅を楽しくする、動画チャンネル。

英語ライティングの書き方と注意点

英語ライティングの書き方と注意点

資格試験やビジネスメールなど、誰かに見せる文章を書く場合は、以下のことに気を付けるだけで読みやすい英文が書けます。

  • まずは結論を書く
  • シンプルな表現を使う
  • 不自然な直訳にしない
  • 同じ表現を繰り返さない
  • 受動態より能動態を使う

順番に見ていきましょう。

まずは結論を書く

前置きの長い日本語と違い、英語は結論を先に伝えることを好みます。

まずは、言いたいことを箇条書きにし、結論部分を最初に持ってくるように文章を構成してみましょう。

結論→理由・根拠→結論の順に書くと、読みやすく説得力のある文章が作れます。

シンプルな表現を使う

日本人は空気を読むハイコンテクスト文化なので、「言わなくてもわかりますよね?」という感じで遠回しに自分の意思を表現しがちです。

しかし、ビジネスの場面では誰が読んでも理解できる、誤解のない文章で伝えることが重要です。

そのためにはシンプルで短い文章である必要があります。

複雑な表現を使わず、いつまでに何をしてほしいのかをシンプルな文章で伝えるよう意識してみましょう。

不自然な直訳にしない

日本語と英語は仕組みが違うので、日本語をそのまま英語に直訳しようとすると意味が通じないことがあります。

まずはシンプルな日本語にするのがコツです。

そのうえで自分が知っている文法を使って書いてみましょう。

また、さまざまな英文に触れてインプットも同時にしていくと英語特有の表現が身についていきます。

同じ表現を繰り返さない

英語の文章では同じ単語や表現を繰り返すことは好まれません。

同じ表現を多様することは、稚拙な文章と捉えられてしまう原因にもなります。

同じ表現を繰り返してしまうのを回避するためには、以下2つの対策が有効です。

  • 代名詞を使う
  • 類語・似た表現を使う

代名詞とは「he, she, it」などです。

「e-mail」という単語を使った場合、次の文では「it」に置き換えましょう。

類語とは意味が似ている言葉です。

たとえば「売上が上がった」と表現したい場合、下記のように様々な動詞を使って表現できます。

  • increase
  • rise
  • improve
  • grow

同じ動詞を繰り返すのではなく、類語を使って言い換えるようにします。

ライティング中に「同じ表現を繰り返し使ってしまっているな」と感じた場合は、類語辞典などを活用して言い換えられる他の表現を探しましょう。

新しい語彙や表現方法が見つかるので、ボキャブラリーが増えるメリットもあります。

受動態より能動態を使う

英語には「動作したものを主語にする」というルールがあり、基本は能動態で文章を作ります。

一方、日本語は「話し手や聞き手の立場によって能動態と受動態を使い分ける」「受動態を使って利害を強調する」という傾向があり、英語よりも受動態が高頻度で使われます。

たとえば、下記のような日本語の受け身表現は、英語では能動態で表すことが多いです。

  • (私は)先生に褒められた。
  • (私は)あの人に財布を盗まれた。
  • 犯人が捕まった

また、英語は日本語と比べて「もの」を主語にすることも多いです。

下記のような日本語では「私」が主語になるような文も、英語では「もの」を動作主として能動態で表現することが多いです。

  • The movie made me happy.
    (私はその映画で幸せな気分になった。)
  • The technology surprised me.
    (私はその技術に驚いた。)

 日本語の受動態を英語に言い換える際は、動作主が誰かを考えて能動態で表現すべきか一度考えてみましょう。

英語のライティングでよくある疑問

英語のライティングでよくある疑問

英語のライティングでよくある疑問は以下の通りです。

  • まず何をすればいい?
  • 書き写しは効果があるの?
  • 独学でも大丈夫?

順番に見ていきましょう。

まず何をすればいい?

まず、自分はなぜライティングを勉強するのか、目的を明確にしましょう。

目的をもつことで学習のモチベーション維持につながります。

「ビジネスで使いたい」「資格試験でいつまでに必要」など、目標は明確であればあるほど学習計画も立てやすいです。

書き写しは効果があるの?

あります。

書き写しはライティングの勉強法の中でも簡単にでき、とくに初心者にとっては力をつけやすい学び方です。

何度も書いて覚えたフレーズを使って自分の伝えたいことを書いてみましょう。

使えるようになってこそ意味があるので、書き写す作業だけに集中しないように気をつけましょう。

独学でも大丈夫?

ライティングは無料で始められて、紙とペンさえあれば始められるので独学に向いています。

分量や内容も自分で決められるので、コツコツと続けやすいのもメリットです。

とはいえ、自分の書いた英文が間違っていないかは気になりますよね。

そこで、誰かに添削してもらう必要があるわけです。

オンライン英会話を上手く活用して、英文添削をしてもらうのがオススメです。

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英語に毎日触れ続けるのがベスト! 英文ライティングを習慣化しよう!

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英語のライティングは、英語日記を書いたりSNSに英文で投稿したりと、独学でも始めやすい英語学習法です。

なかなか英文が書けない方は、まずは基礎英文法を学び直したり、英文の書き写しでインプットしてから、英文を書き始めましょう。

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