英会話で感じるストレス解決法5つ｜イライラを発散する方法もまとめました

英会話や英語の勉強をしていると、わからない単語や文法が出てきたり、成長している実感がわかなかったりと、ストレスを感じることもあるでしょう。

英語学習は継続すれば結果が伴うものなのに、イライラして学習を辞めてしまうのは避けたいですよね。

誰しもできることなら楽しく学習したいはずです。

本記事では、英語学習や英会話でストレスをためないコツを5つ解説します。

すぐ真似できるストレス発散法についてもまとめたので、ぜひ参考にしてください。

英会話がストレスになる5つの理由

英会話がストレスになる5つの理由は、以下の通りです。

• 英語力が向上したか効果が見えにくい
• 英会話を学ぶ目的がはっきりしていない
• 短期間で英語学習の効果を求めすぎている
• 英会話レッスンに慣れていない
• 英語学習の悩みを相談できる相手がいない

順番に見ていきましょう。

英語力が向上したか効果が見えにくい

英会話は表現をインプットしただけでは、どのくらい力がついたのか確かめられません。

学習効果が見えないと成長を感じられず、モチベーションが下がって次第にストレスが溜まります。

最終的には、英語学習をやめてしまう原因につながります。

ストレスを軽減するためには覚えたフレーズを定期的にアウトプットし、英語力の向上を体感することが大事です。

アウトプットの具体的な方法としては、実際に英会話の中で使ってみることです。

学んだ表現が口から出てくるか、相手の英語がどの程度聞き取れるか定期的に確認することで、学習効果を感じられるでしょう。

また、アウトプットすることを前提として覚えようとするので、インプットの質も高まるメリットもあります。

英会話学習がインプットに偏っていた人は、ぜひアウトプットも取り入れてみてください。

英会話を学ぶ目的がはっきりしていない

「なんとなく英語を話せるようになりたい」とぼんやりした目的で英会話をはじめると、次第にモチベーションが下がり続きしません。

英会話をはじめる前に、何のために学ぶのか目的を決めておけば、方向性のぶれや、モチベーションの低下を事前に防げます。

たとえば、「来月の昇進試験での英語面接に合格したい」や「半年後の海外出張に向けて英語を話せるようになる必要がある」などです。

目的は、いつまでに何を達成するのか具体的であればあるほどモチベーションを維持しやすいですよ。

短期間で英語学習の効果を求めすぎている

数週間、数ヶ月英会話を学んだだけで「ぜんぜん話せるようにならない」とイライラしている人はいませんか？

英語学習はいくら頑張ってもすぐに話せるようになりません。

事実、英語がネイティブレベルで話せるようになるには、約3,000時間必要と言われています。

日本の学校では大人になるまでに約1,000時間英語を学んでいるので、残り2,000時間必要です。

2,000時間勉強しようと思ったら、1日6時間勉強して333日、つまり約1年かかることになります。

忙しい社会人の場合、1日6時間も勉強するのは厳しいはず。

1日3時間に減らすと、2年で到達する計算になりますね。

というわけで、英語学習の効果は数年単位で表れるものと理解し、長い目で見ることが大事です。

短期間であまりにもハードルの高い目標を立ててしまうと、効果が見えないことにストレスを感じ挫折します。

自分のレベルに合った目標を達成可能な期間で設定することが大事です。

英会話レッスンに慣れていない

人間の脳は、普段慣れないことをするのに莫大なエネルギーを使います。

すでに習慣化している歯磨きなどは、「よし！歯を磨こう！」と気合を入れなくても勝手に磨いていませんか？

無意識レベルで行えるものはストレスを伴いません。

むしろしないほうが気持ち悪く感じますよね。

英会話の学習も歯磨きのように習慣化していれば、ストレスなくできるはず。

習慣化していないと、「いつやろう」「今日はやめておこうかな」など判断することが多すぎて、学習自体がストレスになりやすいのです。

まずは英会話のレッスンを生活の一部に組み込んで、やらないと落ち着かないレベルまで習慣化するといいですよ。

英語学習の悩みを相談できる相手がいない

学生時代は、友達同士で勉強の大変さを共有できるため、愚痴をこぼしながらも頑張れたという人も多いでしょう。

しかし、社会人になると勉強は孤独との戦いでもあります。

英語学習の悩みがあっても相談できる相手がいないと、負のループにおちいりがちです。

「自分には才能がない」「続けてもムダだ」と、マイナス思考に陥ってストレスを抱えた結果、挫折しやすくなります。

ストレスを溜めないためには、英語学習の悩みを相談できる仲間を見つけるのもよい方法です。

英会話学習のストレスを溜めないコツ5選

英会話学習のストレスを溜めないコツ5選は、以下のとおりです。

• 英語を学ぶ目的を明確にする
• ムリのない範囲で英会話を学ぶ
• 英会話を学ぶ習慣を身につける
• ともに英語を学べる仲間を見つける
• 学習のサポートをしてくれる人をつける

順番に見ていきましょう。

英語を学ぶ目的を明確にする

英語を学ぶ目的が明確になっていれば、方向性のぶれやモチベーションの低下が起きにくいので、学習の際にストレスを感じにくいです。

目標は達成期間を決め、なるべく具体的なものにしましょう。

たとえば「3ヶ月後の海外旅行に向けて、旅行会話をマスターしたい」や「仕事で英語が必要になったからビジネス英語を習得したい」などです。

最終ゴールから逆算して、1週間〜1ヶ月単位でスモールゴールを決めておくと、学習の進捗状況が把握でき、達成感を味わう機会が増えるのでオススメです。

スモールゴールは、テキストを使っているなら「今週中にこのフレーズをマスターして英会話で使う」「今月中にここまで進む」など、達成可能な目標を設定しましょう。

ムリのない範囲で英会話を学ぶ

英会話学習の目標が高すぎるとストレスになりやすいので、ムリのない範囲で学ぶのがオススメです。

「毎日1時間机に座って学習する」「1ヶ月で英語が話せるようになる」など、生活スタイルやレベルから考えて無謀な目標を立てるのは辞めましょう。

とくに、忙しい社会人にとって学習時間を確保するのは難しいですよね。

まとまった学習時間が取れない人は、移動時間や待ち時間などのスキマ時間を有効活用しましょう。

また、通勤・通学など、毎日同じ時間に学習すれば、習慣化にもつながるのでオススメです。

英会話を学ぶ習慣を身につける

人間だれしも、慣れないことをするとストレスを感じるものです。

英会話も毎日の習慣になっていないと、学習をするのに「よし！やろう！」と意志の力を必要とするため、ストレスを感じやすいのです。

たとえば、トイレのあとの手洗いは意識せずとも習慣化していますよね。

「やらなければ！」と意識せずとも、行動が身についているはずです。

英会話も手洗いと同じように習慣化していれば、ストレスに感じることもありません。

ちなみに、習慣化のコツは毎日同じ時間に行うことです。

社会人が英会話を習慣化したい場合、残業や飲み会などの予定が入りやすい夜よりも、早朝のほうがオススメです。

頭もさえていて急な予定が入りにくいので続けやすいですよ。

英語学習継続のコツを詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

参考記事：オンライン英会話が続かない理由　継続に必要な3つの方法とは？ 

ともに英語を学べる仲間を見つける

ひとりで学習していると、疑問点や不安があるときに相談できる人がいないため、ストレスがたまりやすいです。

また、ひとりだとダラダラと学習してしまいがちですが、人の目がある環境であれば、緊張感が生まれて勉強に集中しやすくなりますよ。

「どこで仲間を見つけたらいいの？」という人は、以下のような場所で探してみてください。

• 英語アプリ
• 掲示板
• ツイッター
• 英会話サークル
• 英会話カフェ

新しい勉強法や役立つ教材などの情報を共有できたり、学習の進捗状況を報告し合うことで高いモチベーションが維持できるのでオススメです。

以下の記事で、仲間をつくるメリットと仲間作りに役立つアプリやコミュニティについて詳しく解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。

参考記事： 英会話を身につけるなら仲間を作ろう！英会話コミュニティの見つけ方4選

学習のサポートをしてくれる人をつける

英語学習をしていると、「この学習法でいいのかな？」「このテキスト、合ってない気がする…」と不安に思うこともありますよね。

そのようなときは学習のサポートをしてくれる人を見つけるのがオススメです。

たとえば、オンラインサロン、英会話スクール・コーチングサービスなどがあります。

とくにコーチングサービスは、高品質なパーソナルレッスンが受けられるのでオススメです。

ビズメイツのコーチングサービスでは、プロのコンサルタントが、あなたのレベルと目標に合わせて学習計画をアドバイスするので、最短距離で目標達成が可能です。

実践で使える英語力を確実に身につけたい方は、ぜひBizmates Coachingにご相談ください。

＞＞Bizmates Coaching（ビズメイツ コーチング)

英会話に疲れたときのストレス発散法

英会話に疲れたときのストレス発散法は以下の通りです。

• 自分の好きなことをしてリフレッシュする
• 自分の好きな講師とレッスンする
• フリートークレッスンを受ける

順番に見ていきましょう。

自分の好きなことをしてリフレッシュする

「英会話に疲れた」「なぜかイライラしてしまう」という場合は、英会話はいったん忘れてリフレッシュすることが大切です。

ストレスを感じたまま勉強しても身にならないですし、かえって勉強効率を下げてしまいます。

勉強していて「ストレスが溜まったなぁ」と感じたら、カンタンにできるリフレッシュをしてみましょう。

手軽にできるリフレッシュ法には、以下のようなものがあります。

• 趣味に没頭する
• 寝る
• お風呂にゆっくり浸かる
• 散歩する
• ストレッチをする
• 甘いものを食べる
• 親しい人と話す

自分なりのリフレッシュ法を知っていると、うまくストレスと付き合いながらムリなく学習を継続できますよ。

自分の好きな講師とレッスンする

いろいろな国の英語に触れようとするのは非常にいいことですが、人見知りする方にとって、毎回違う講師とレッスンするのはストレスですよね。

疲れたときは、お気に入りの講師とリラックスしてレッスンするのがオススメです。

お気に入りの講師を2〜3人見つけておいて、疲れたときは気の合う講師のレッスンを予約するのがいいですよ。

フリートークレッスンを受ける

カリキュラムに沿ったレッスンは、レベルにあったレッスンが受けられ体系的に英語が学べます。

しかし、予習復習が負担になりストレスに感じることも。

たまには、フリートークレッスンで自由に英語を話すのもストレス発散になるのでオススメです。

また、フリートークではテキストがないため自分で英語を組み立てて話す必要があります。

自分の実力を測るいい機会にもなるので定期的に受けてみましょう。

とはいえ、「フリートークは緊張する」「何を話せばいいかわからない」という人もいるかもしれません。

以下の記事でフリートークの話題や会話のコツについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

参考記事：オンライン英会話のフリートークで盛り上がる話題とは【オススメのトピック一覧】 

まとめ

英会話で感じるストレス解決法として以下の5つを紹介しました。

• 英語を学ぶ目的を明確にする
• ムリのない範囲で英会話を学ぶ
• 英会話を学ぶ習慣を身につける
• ともに英語を学べる仲間を見つける
• 学習のサポートをしてくれる人をつける

とくに習慣化は、ストレスなく学習を継続するために重要です。

「よし勉強しよう！」と気合いを入れなくても無意識に行えるため、ストレスが溜まりません。