英語の日付の書き方を解説【完全保存版】ビジネスパーソンなら覚えておこう!

英語の日付は、会議や納期のお知らせメールや報告書などの書類に記載しないといけません。しかし英語の日付の書き方は多くの種類があるため、どの様式を使えばいいか迷いますよね。

そこで本記事では、いまさら聞けない英語の日付の書き方をわかりやすく一覧にしました。

保存しておけばもう迷うことはありませんので、ぜひ最後までご覧ください。

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イギリス英語とアメリカ英語で日付の書き方は異なる

英語の日付の書き方は、イギリス式とアメリカ式で年月日の順番が異なります。

どちらの書き方を使っても内容は通じますが、相手の文化を尊重するためにも、取引先が使っている英語式を使用するのが望ましいでしょう。

  • イギリス英語の日付の書き方
  • アメリカ英語の日付の書き方

それぞれの書き方を解説します。

イギリス英語の日付の書き方

イギリス英語の日付の書き方は、日・月・年の順番で記載します。

たとえば2022年11月5日の場合、以下のように書きます。

  • 5/11/2022
  • 5/11/22
  • 05/11/2022
  • 05/11/22
  • 5 November 2022
  • 5th November 2022

日付を書くときは、通常スラッシュ(/)を使いますが、ピリオド(.)、ハイフォン(-)を使って表記する場合もあります。

  • 5.11.2022
  • 5-11-2022

イギリス英語では月を表記する場合、年の前にカンマ(,)は入りません。アメリカ英語と異なるため注意ください。

イギリス英語を使う主な国を紹介します。

  • イギリス
  • アイルランド
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • シンガポール
  • ヨーロッパ諸国
  • インド
  • アフリカ諸国

イギリス英語はかつてイギリスの植民地だった国などで使用されています。広範囲の地域で使われているため、その国独特の言い回しがある場合もよくありますが、日付けはイギリス式で書けば間違いないでしょう。

アメリカ英語の日付の書き方

アメリカ英語の日付の書き方は、月・日・年の順番で記載します。

たとえば2022年9月15日の場合、以下のように表記します。

一般的にビジネスシーンでも、日常シーンでも、数字や文字を略さず書くほうが、フォーマルです。

  • 9/15/2022
  • 9/15/22
  • 09/15/2022
  • 09/15/22
  • September 15, 2022
  • September 15th, 2022

スラッシュ(/)の代わりに、ピリオド(.)、ハイフォン(-)で表記される場合もあります。

  • 9.15.2022
  • 9-15-2022

また月を英語表記する場合、年の前にカンマ(,)が入るので忘れないよう注意しましょう。

アメリカ英語を使う主な国を紹介します。

  • アメリカ
  • カナダ
  • フィリピン
  • 日本
  • 韓国
  • 南米諸国

上記の国へメールなどを送る場合、日付だけでなく単語やフレーズもアメリカ英語で書くよう気をつけるといいでしょう。

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英語の書き方と読み方【年・月・日・曜日の一覧】

年・月・日・曜日の書き方と読み方を一覧で紹介します。

  • 年の書き方
  • 月の書き方
  • 日の書き方
  • 曜日の書き方

順番に見ていきましょう。

年の書き方

英語における年の書き方は、4桁の数字をそのまま書く場合と、略して後ろ2桁のみを書く場合があります。

  • 4桁の数字を書く場合:2022
  • 2桁のみ書く場合:’22

2桁に省略する場合は、数字の前に(’)を付けてください。

書き方
1900 nineteen hundred
1980 nineteen eighty
または
nineteen hundred and eighty
1997 nineteen ninety-seven
または
nineteen hundred and ninety-seven
2000 two thousand
2005 two thousand and five または twenty oh five
2020 two thousand and twenty または twenty twenty

1000年代は、前の2桁と後ろの2桁に分けて読みます。

2000年代は、1000年代と同じで2桁ずつ読む場合と、2000と後ろの2桁に分けて読む場合があります。

20(twenty)+22(twenty two)でも2000(two thousand)+22(twenty two)でも通じるので、自分の表現しやすい方で覚えてください。

月の書き方

月の書き方と読み方(発音記号)を一覧で紹介します。

書き方(短縮形) 読み方【発音記号】
1月 January  (Jan.) dʒˈænjuèri】
2月 February (Feb.) 【fébruèri】
3月 March (Mar.) 【mɑ’:(r)ʧ】
4月 April (Apr.) 【éiprəl】
5月 May (May) 【méi】
6月 June (Jun.) 【ʤú:n】
7月 July (Jul.) 【ʤu:lái】
8月 August (Aug.) 【ɔ’:gəst】
9月 September (Sep. または Sept.) 【septémbə(r)】
10月 October (Oct.) 【ɑktóubə(r)】
11月 November (Nov.) 【nouvémbə(r)】
12月 December (Dec.) 【disémbə(r)】

月を書くときは、最初の文字は必ず大文字にしてください。

また月は短縮形で表記されます。短縮形の場合、ほとんど3文字で表しますが9月のみSept.の4文字が一般的に使われています。

くわえて5月はもともと3文字のため、省略形はありません。ほかの省略形と並んで表記される場合も、5月のみピリオド(.)がつかないので注意してください。

表に記載している読み方はカタカナ表記にすると、実際の発音と異なるため発音記号で表記しました。

発音記号についてはこちらの記事を参考にしてください。

参考記事:難しいと感じる発音記号の読み方5選|発音記号を覚えるメリットや大切なコツを解説

日の書き方

日の書き方と読み方を一覧で紹介します。

日を表すときは一般の数字ではなく、「first、second」などの序数を省略して「1st、2nd」と書きます。

書き方 読み方【発音記号】
1日 1st first 【fə’ːrst】
2日 2nd second 【sékənd】
3日 3rd third 【θə’:rd】
4日 4th fourth【fɔ’:rθ】
5日 5th fifth【fífθ】
6日 6th sixth【síksθ】
7日 7th seventh【sévənθ】
8日 8th eighth【éitθ】
9日 9th ninth【náinθ】
10日 10th  tenth【ténθ】
11日 11th eleventh【ilévənθ】
12日 12th twelfth【twélvθ】
13日 13th thirteenth【θə`:rtí:nθ】
14日 14th fourteenth【fɔ`:rtí:nθ】
15日 15th fifteenth【fíftí:nθ】
16日 16th sixteenth【sìkstí:nθ】
17日 17th seventeenth【sèv(ə)ntí:n(t)θ】
18日 18th  eighteenth【èití:nθ】
19日 19th nineteenth【nàintí:nθ】
20日 20th twentieth【twéntiiθ】
21日 21st twenty-first【twèntifə’ːrst】
22日 22nd twenty-second【twéntisékənd】
23日 23rd twenty-third【twéntiθə’:rd】
24日 24th twenty-fourth【twéntifɔ’:rθ】
25日 25th twenty-fifth【twéntifífθ】
26日 26th twenty-sixth【twéntisíksθ】
27日 27th twenty-seventh【twéntisévənθ】
28日 28th twenty-eighth【twéntiéitθ】
29日 29th twenty-ninth【twéntináinθ】
30日 30th thirtieth【θə’:rtiiθ】
31日 31st thirty-first【θə’:rtifə’ːrst】

曜日の書き方

曜日の書き方と読み方を一覧で紹介します。

曜日 書き方(省略形) 読み方【発音記号】
月曜日 Monday(Mon.) mʌ’ndei】
火曜日 Tuesday(Tue.) 【t(j)ú:zdei】
水曜日 Wednesday(Wed.) 【wénzdei】
木曜日 Thursday(Thu.) 【θə’:(r)zdei】
金曜日 Friday(Fri.) 【fráidei】
土曜日 Saturday(Sat.) 【sæ’tə(r)dei】
日曜日 Sunday(Sun.) sʌ’ndei】

曜日の最初の文字は、必ず大文字にしてください。 

曜日を日付に入れる場合は、以下のように年月日の前に書きます。

  • アメリカ英語:曜日→月→日→年(例 Monday, Mar 27, 2021)
  • イギリス英語:曜日→日→月→年(例 Monday, 27 March 2021)

フォーマルとカジュアルな英語の書き方の例

英語の日付は省略形を使うとカジュアルに、英語表記でフォーマルになります。

一般的に使われるカジュアルな書き方は、スラッシュを使用し、数字のみで表記します。

3/8/2020

ここで注意したいのが、上記の書き方だけではアメリカ式とイギリス式で、日付が異なる点です。

  • アメリカ式の場合:2020年3月8日
  • イギリス式の場合:2020年8月3日

ビジネスで使用する場合、下記のように記載すると間違いを防げるでしょう。

  • 3/8/2020(mm/dd/yyyy)
  • Mar 8, 2020 

公式文章などに使うフォーマルな日付の書き方は、スラッシュやピリオドは使わず、省略なしの英文表記にします。

  • アメリカ式のフォーマルな日付の書き方:March the Eighth, 2020
  • イギリス式のフォーマルな日付の書き方:the Eighth of March 2020

英語の日付につける前置詞 in・on ・atの使い方

英語のメールなどで文中に日付を使うときは、日付の前に前置詞を使用します。

日付で使う前置詞は下記の3つがあります。

  • 年表記で使うin
  • 曜日や日付はon
  • 時間にはat

ひとつずつ解説します。

年表記で使うin

inは一定の期間をあらわす際に使用する前置詞です。

一定の期間とは、月、年や年代、季節、ある期間内などを表します。

in + ~
in + 月 in March
in + 年 in 2022
in + 年代 in the 20th century
in + 季節 in Summer
in + ある期間内 in the morning

曜日や日付はon

onは日付や曜日など、その日と限定されたときに使う前置詞です。

on + ~
on + 日付 on December 1st, 2022
on + 曜日 on Monday 
on + 限定された日 on my birthday
on Christmas Day

時間にはat

前置詞のatは、時間をあらわす際に使用する前置詞です。

特定のタイミングをあらわす場合もatが使われます。

at + ~
at + 時間 at 5 p.m.

at 4:30

at + 特定のタイミング at the beginning of January 

ビジネス英語メールで2022年3月5日の日付を書く場合

日付の書き方はさまざまありますが、具体的に2022年3月5日を例にわかりやすくまとめてご紹介します。

上から順にカジュアルな書き方で、下に行くほどフォーマルです。

2022年3月5日の英語表記
アメリカ式 イギリス式
3/5/22、3-5-22、3.5.22 5/3/22、5-3-22、5.3.22
03/05/22、03-05-22、03.05.22 05/03/22、05-03-22、05.03.22
3/5/2022、3-5-2022、3.5.2022 5/3/2022、5-3-2022、5.3.2022
03/05/2022、03-05-2022、03.05.2022 05/03/2022、05-03-2022、05.03.2022
Mar 5, 2022、Mar 5th, 2022  5 Mar 2022、5th Mar 2022 
March 5, 2022、March 5th, 2022 5 March 2022、5th March 2022
March the Fifth, 2022 the Fifth of March 2022

メールや書類に日付を書く場合は、上記を実際の日付に変えれば間違いはありません。

まとめ

日付を英語で書くときに、そのまま使える具体例を交えてご紹介しました。

英語の日付を書く際に注意したいポイントは以下のとおりです。

  • アメリカ英語とイギリス英語で順番が違う
  • カジュアルからフォーマルまでさまざまな形式がある

英語での日付の書き方やフレーズをはやく覚えるためには、アウトプットするのが大事。

実際に日付を入れたメールやエッセイなどを外国人に見てもらう機会があると、日付の書き方がはやく身につき、慣れてくるでしょう。

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