英語学習法
2024.03.28
おすすめの英会話本 5選!レベル別の本の選び方も紹介
[この記事でわかること]
英語学習で悩んでいる方、自分に合った教材選びに迷っていませんか?英会話の本を探そうと思っていても、どの教材が自分に合っているか判断するのは難しいですよね。
本記事では、レベル別、目的別に英会話の本の選び方を解説します。
役立つ本や教材も紹介しますのでぜひ参考にしてください。
Contents
そもそも本で英会話は身につくのか
英会話の本・参考書を紹介する前に「そもそも本だけで英会話は身につくのか」「どうすれば効果的に活用できるのか」を以下のポイントで解説します。
- 本・フレーズ集「だけ」では身につかない
- アウトプット前提でインプットすれば効果あり
ひとつずつ見ていきます。
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本・フレーズ集「だけ」では身につかない
結論をいえば、フレーズ集を読んだだけでは英会話は身につきません。
英会話がうまくなりたいのであれば、基本となる単語・文法・発音を学んだ上で、総合的に英語力を鍛えていく必要があります。
英会話フレーズを覚えることは、その中のひとつでしかありません。
これから英語学習を始める方でどのように英語の勉強を進めるべきかわからない方は、下記の記事も参考にしてみてください。
参考記事:英語の勉強は結局何をすればいいの? 具体的な勉強法を解説!
アウトプット前提でインプットすれば効果あり
英会話の本を使って英語学習を進める場合、インプットに比重が傾き過ぎてしまう方が多くいます。
この方法では「英語の知識」は増えますが、効率的に「使える英語」を身につけることはできません。
英会話の本を使って英語を学ぶ場合、
- 使う場面(ビジネス・日常生活など)を想定した教材を選ぶ
- 覚えた知識を積極的に使う
ことを意識しましょう。
本を使って覚えた文法やフレーズは実際に使ってみることで「使えるレベル」にまで落とし込めます。
また、使う場面を想定しながらインプットすることで、記憶にも残りやすくなります。
日常生活で英語を試す機会がない方は、オンライン英会話を活用するのがオススメです。
「次のレッスンでこのフレーズを使ってみよう!」と考えながら本を読めば、定着率も大幅にアップしますよ!
英会話の勉強本を選ぶ際のポイント
英会話の勉強本を選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- 自分の英語レベルで選ぶ
- 音源がついているものを選ぶ
- 日常会話やビジネス英会話など目的で選ぶ
順番に見ていきましょう。
自分の英語レベルで選ぶ
英会話の本を選ぶときに1番大切なのが、自分のレベルに合ったものを選ぶことです。
簡単すぎてはつまらないですし、難しすぎては挫折の原因になるので注意してください。
ついつい口コミで人気の本や有名な本を選んでしまいがちですが、本当に自分のレベルに合ったものか確認してから購入するようにしましょう。
また、自分の目的に合ったものを選ぶことも重要です。
ビジネスで必要なのか、TOEICなどの資格試験に必要なのか、それによって選ぶ本も変わってきます。
次に、レベル別に学習しやすい本の選び方を紹介します。
初級者・初心者は継続しやすい本がオススメ
初心者の場合、内容が難しすぎると三日坊主になってしまいがちなので、やさしい本を選ぶことが重要です。
たとえば、図解つきで説明されているものや、中学レベルの簡単な例文が多めのものがオススメ。
英語学習は筋トレと同じで継続すれば必ず力がついてくるものです。
学習が負担になりすぎないよう、簡単な本を選ぶようにしてください。
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中級者はより実践的な本がオススメ
初級者向けの本は簡単な例文が使われているので、なかなか実践で使う機会がない場合も。
中級者であれば、実践で使える表現がたくさん載っている本を選びましょう。
覚えたフレーズは実際の会話で使うことがゴールです。
自分がアウトプットするときに使えそうな表現が多いかどうかも本選びの基準になります。
上級者は例文やフレーズの多い本がオススメ
上級者は語彙力を増やし、より多くの言い回しを覚えたいという方が多いので、例文やフレーズが多く載っている本がよいでしょう。
自分の知らない表現が多く載っている本や、ネイティブの自然な言い回しが学べる本もオススメです。
音源がついているものを選ぶ
英会話の本は、CDやMP3データなど音源つきのものを選ぶようにしましょう。
英会話表現を学ぶ目的は、コミュニケーションで使えるようにするためです。
どれだけ表現を覚えても、相手に聞きとってもらえなければ意味がありません。
正しい発音、イントネーションとともに覚えるようにしましょう。
日常会話やビジネス英会話など目的で選ぶ
英会話を勉強する目的によって、選ぶ本は異なります。
ビジネスで使う人はビジネス英会話の本を、日常会話で必要な人は日常英会話の本を選ぶ必要があります。
自分が身につけたいジャンルの本で勉強することで、効率よくフレーズを覚えられるので、実践に活かしやすいです。
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講師は全員がビジネス経験者なので、本やフレーズ集で学んだ知識をビジネスで使える英会話力に変える練習の場として最適です。
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受講生一人ひとりのレベルや課題を見極め、あなたにぴったりな学習教材を提案しています。
どの「本やフレーズ集から学べばよいかわからない」「飽きずにできる学習法を教えてほしい」という方は、一度英語学習のプロからアドバイスを受けてみるのもよいでしょう。
英会話にオススメの本5選
英会話の参考になる役立つ本は、以下の通りです。
- 英文法の基本的な知識を学べる本
- 英会話に必要な動詞がわかる本
- 簡単に読めるフレーズを音読して勉強する本
- 会話フレーズ以外に英文法の詳細も載っている本
- 可愛い絵に癒される初心者向けの面白い単語帳
順番に見ていきましょう。
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英文法の基本的な知識を学べる本
英会話フレーズは闇雲に暗記するだけでは、なかなか覚えられず挫折しがちです。
そこで、よく使われるパターンだけを習得して会話の幅を広げるというコンセプトで作られたのが、『たったの72パターンでこんなに話せる英会話』です。
英会話でよく使われるパターンさえ覚えてしまえば、あとは単語を入れ替えたり、フレーズを入れ替えたりするだけで、一気に表現の幅を増やせます。
何の脈絡もない表現を暗記していくよりも、1つのパターンを覚えて単語を入れ替えていく方が記憶に残りやすく、実践でも使いやすいです。
「暗記が苦手」「いつも同じ表現ばかり使ってしまう」という方にオススメです。
英会話に必要な動詞がわかる本
日常生活からビジネス英語まで使える動詞101個を紹介している『英語が身につく101動詞』では、ネイティブがどのようなニュアンスでそれぞれの動詞を使っているのかが説明されています。
学校では教わらなかった動詞のもつニュアンスがイラスト付きで解説してあるので、初心者にもわかりやすいです。
「会話中、いつも中学レベルの簡単な動詞しか出てこない」「ネイティブに違和感を持たれない英語を話したい」とお悩みの方には非常に役立つ1冊です。
簡単な英単語や表現を使って中学英語が復習できる、初心者にやさしい1冊。
簡単なのに実用的な例文が多く、瞬間英作文やシャドーイング、リピーティングにも使えます。
アウトプットを最終目標とした構成になっているので、本書に書かれている通りに学習すれば、英会話力は確実にアップするでしょう。
「中学英語の文法を復習したい初心者の方」「簡単な英語がスラスラ話せるようになりたい方」にオススメです。
簡単に読めるフレーズを音読して勉強する本
TOEIC300点代の初心者でも読めるように、基本単語1,000語からなる例文を38本収録しているのが『究極の英語リーディングVol. 1』です。
難易度が低めなので、英語に自信がない人でも英文を読めたという実感が持てるでしょう。
何度も音読することで、簡単な単語を使ったバリエーション豊かな表現を習得できます。
また、スラッシュリーディングの練習もできるので、英語を早く読めるようになりたい人にもオススメです。
会話フレーズ以外に英文法の詳細も載っている本
ネイティブとの共著で、日本人が間違いやすい英語の文法や語彙に関する200項目をQ&A方式で簡潔に解説しているのが『会話する英文法Q&A わかる!使える!』です。
「英文法のやり直しをしたい」「ネイティブの感覚を身につけたい」という方にピッタリ。
第二言語話者の視点と母語話者の直観を融合させているユニークな1冊です。
可愛い絵に癒される初心者向けの面白い単語帳
可愛い犬とペンギンのイラストに癒されながら、しっかり単語を覚えていけるのが『わんわんの芋づる式図解英単語』です。
本書は、単語の持つイメージや語源をわかりやすく図解を用いて説明しており、初心者から上級者まで学習しやすい本です。
英単語の根本から理解できるので丸暗記に頼ることなく覚えられます。
可愛いイラストに癒されながら、お子さんと一緒に勉強するのもいいかもしれません。
たくさんの本がある中で、自分のレベルに合った本や教材を知りたいという方は、一度プロから自分に最適な本や学習内容をアドバイスしてもらってはいかがでしょうか。
Bizmatesの英語コーチングサービスでは、専任コンサルタントがあなたのレベルや悩みに対してカスタマイズした学習内容の提案をすることが可能です。
あなたの学習状況を確認しながら英語力を伸ばしていきます。
教材を選ぶ手間が省けますし、レベルに合わない参考書を選んでしまう失敗もないので、最短で英語力が上げられます。
最適な教材を使って、段階的かつ体系的に英会話を習得したい方はぜひBizmatesの英語コーチングにご相談ください。
英会話の本に取り組む際の注意点
英会話の本を使って英語を勉強する際の注意点を3つ紹介します。
- まずは基礎を身につけるのが優先
- おしゃれな表現は後回しでOK
- インプットにばかり集中しがち
順番に見ていきましょう。
英会話の本を使った学習においては、いくつかの重要な注意点があります。最優先すべきは、英語の基礎力をしっかり身につけることです。
たとえば、多くの英会話フレーズを覚えても、基本的な英語力が不足していると、少しシチュエーションが変わるだけで適切にフレーズを使いこなせなくなることがあります。特に、大人になってから英語の学習を始める方は、まず中学レベルの英語の基礎を復習することが推奨されます。
次に、英語のフレーズ集で紹介されるネイティブが使うおしゃれな表現については、初心者は後回しにしても構いません。
たとえば、
- have a ball(舞踏会を持つ):楽しい時を過ごす
- thumbs up(親指を上に):賛成・承認
- keep one’s chin up(あごを上げておく):へこたれないでいる
非ネイティブである日本人学習者にとっては、どんな状況でも確実に伝えたいことを伝えられる能力をまずは養うべきです。
そして、学習においてインプットだけでは不十分で、実際に英語を話すためには応用力と積極的なコミュニケーションが求められます。このようなスキルは、単に本を読むだけでは得られません。覚えたフレーズを積極的に使って実践すること、そして英語を日常的に使う環境を整えることが、効果的な学習へのカギです。
英語を本気で身につけたいのであれば、インプット以上にアウトプットを重視しましょう。
本と合わせて取り入れたい英会話学習法
英会話の本と合わせて取り入れたい英語学習法を紹介します。
- 音読
- シャドーイング
- オンライン英会話
ひとつずつ解説していきます。
音読
英会話の本で学んだフレーズは声に出して音読するのがオススメです。
黙読だけよりも記憶に残りやすく、実際に声に出してみることで発音やリズムなどが覚えられます。
また、基本的に自分で発音できる英語は聞き取れるようになるため、リスニング力アップにも効果的です。
音読には本以外の特別な教材も必要ないので、ひとりで手軽にできるのもメリットです。
ただし、音声がついていない本を使うと、間違った発音を覚えてしまう可能性もあるので注意しましょう。
音読前には音源を聞いて正しい発音やイントネーションで音読するように心がけます。
音読の効果ややり方についてさらに詳しく知りたい方は、下記記事も参考にしてみてください。
参考記事:英語音読の4つの効果・3つのメリットを解説!やり方とおすすめ教材も合わせて紹介
シャドーイング
音読に慣れてきたら、シャドーイングに挑戦するのもオススメです。
シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら自分も少し遅れてマネしていく練習方法です。
もともとは通訳者の訓練法として使われていましたが、その効果の高さから今では一般の英語学習者にも人気の学習方法となりました。
音声を聞きながらマネをしてシャドーイングするので、普通の音読よりも正確な発音やイントネーションが身につきます。
正確な発音を身につければ、リスニング力・スピーキング力アップに効果的です。
最初は難しく感じるかもしれませんが、その場合は
- 簡単な教材を選ぶ
- 短く区切って行なう
- スピードを落として行なう
など、工夫するとよいでしょう。
さらに詳しいシャドーイングのやり方は下記記事で紹介しています。
参考記事:シャドーイングの効果とやり方を初心者向けに徹底解説!挫折しないためのコツも紹介
オンライン英会話
英会話力を身につけたいのであれば、ぜひ活用したいのがオンライン英会話です。
自分の周りの「英語が上手い人」は、実際に英語で会話する機会がたくさんあり、トレーニングを重ねている人ではないでしょうか。
英会話を効率的に習得したいなら、アウトプットの機会を増やすことが重要なのです。
オンライン英会話を活用すれば、英語のトレーニングができる機会を簡単に作れますよ。
実際に講師と英語で会話をすることで、本でインプットしたフレーズを使いこなす応用力が磨かれ、自分で気付かなかった発音や文法の間違いも指摘してもらえます。
まだ外国人講師と会話をする自信がないという方なら、レッスンで音読を披露して間違いを指摘してもらうという使い方も可能です。
ビジネス特化型オンライン英会話のBizmatesでは、初心者から英語上級者まで学べる豊富な教材を用意しております。
無料体験レッスンでは、英会話レベルチェックや学習アドバイスも行なっております。
ぜひご自身の英語学習にお役立てください。
英会話を本気で習得するなら自分に適した参考書を選ぼう!
自分の目標に合った英会話の本で学習すれば、英会話習得の近道になります。
ただし、インプットするばかりでなく、アウトプットもしないと英語力は伸びないので注意しましょう。
誰かと実際に英語で会話し、アウトプットすることで実践的な英語が身につきますし、本からインプットした知識の定着率もアップしやすくなります。
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