英語研修
2023.08.19
オンライン型英語研修での継続は難しい?社員が継続するためのコツやオンライン型のメリットとは
英語研修のレッスン形式の中にオンライン型がありますが、個々で学習するため継続するのが難しいのでは?と思う人も多いのではないでしょうか。特に英語初心者であれば、英語の表現に慣れていなかったり、なかなか学習のリズムを作ることできなかったりで、離脱してしまう恐れもあるでしょう。そこで今回は、オンライン型で英語学習を継続させるコツやオンライン型のメリットなどを紹介していきます。オンライン型での英語研修の導入を検討、またはすでに導入しているがうまく活用できていない場合は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
オンライン型の英語研修での不安や悩み
英語研修にはさまざまな形態がありますが、オンライン型の英語研修に注目が集まっています。まずは5つの英語研修の特徴とメリット・デメリットを比較して、その上でなぜ企業がオンライン型を導入しようとしている背景とオンライン型英語研修でのよくある不安や悩みを紹介します。
英語研修の5つの形態
英語研修の形態はさまざまで、その形態は大まかに分けると以下の5つです。
英語研修5つの形態とそのメリット・デメリット
英語研修5つの形態 | メリット | デメリット |
通学型英語研修 |
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講師派遣型英語研修 |
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eラーニング講座型英語研修 |
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オンライン型英語研修 |
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海外英語研修型英語研修 |
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関連記事:英語研修担当になったら何をしたらいいの?まず考えるべきことと英語研修5つの形態
オンライン型英語研修を導入する理由
さまざまな形式がある中で、特にオンライン型での英語研修が注目されています。その背景には、社員それぞれが決まった時間に集まらずに、個々のタイミングで研修を受けることができ、さらには英語を話す機会を求めているからと思われます。
※ビズメイツ株式会社 「ビジネス英語の学習状況」に関するアンケート『英語力向上プログラムを未提供の企業が最適だと思うもの』 実施期間:2020年6月24日(水) ~ 26日(金)
オンライン型英語研修の不安と悩み
個々のタイミングで受講できるオンライン型英語研修ですが、当然不安な点や悩みもあるでしょう。オンライン型英語研修のよくある不安や悩みを紹介します。
オンライン型英語研修を取り入れることの不安・悩み
- なかなか受講してくれない
- 導入しても社員たちが受講してくれるのか不安
- 英語力を短期間でアップさせたいためコミット型の研修サービスを取り入れたいが、費用が高いため導入できない
- モチベーション維持をどうしたらいいのか
- 研修担当者自身も初心者のため、アドバイスできることがない
- 本当に英語力のアップになるのか
オンライン型での英語研修を取り入れるのを検討、またはすでに取り入れている企業の悩みは、「受講したはいいけど、社員が継続しれくれない」「オンライン型で本当に英語力がアップできるのか」などといったことが主にあげられます。
上記のような不安や悩みを持ちつつも、日々の業務やリモートワークの社員のことを考えるとオンライン型が一番適しているのではないかと思っている英語研修の担当者もいらっしゃるのではないでしょうか。
このような悩みを持つ前に、まず大切なことは「英語研修の目的を整理すること」です。詳しくは次の章から説明していきます。
まずは英語研修の目的を整理する
英語研修を導入するにあたって、さまざまな悩みや不安事が浮かんできます。ですが、まずは英語研修の目的を考えることが重要なのです。
英語習得には1000時間もの時間を要する
先ほど紹介したよくある悩みの一つに「本当に英語力のアップになるのか」とありました。ですが、英語を習得するのには1000時間の学習が必要で、短い期間では本当の英語力を身につけるのは厳しいでしょう。
「英語力のアップを見込めないのに、英語研修をする必要があるのか?」と思ってしまいそうですが、英語研修をすることの目的は、英語力をアップさせるだけではなく、「英語研修によって英語学習に対する意識を変えてもらい、習慣化してもらうこと」ではないでしょうか。
大切なのは「英語学習を習慣化させること」
多くの企業では英語を習得することで、「ビジネスで重要なシーンでやりとりできる人材になってもらいたい」と考えています。
※ビズメイツ株式会社 「ビジネス英語の学習状況」に関するアンケート『社員に身につけてほしい英語のスキル』 実施期間:2020年6月24日(水) ~ 26日(金)
英語で商談や交渉を行うのに、目先の英語力だけでは太刀打ちできません。交渉ができる人材に育てるには「英語学習を習慣化させること」が必須です。
そのため「とにかく英語力アップ」「TOEICなどのテストでスコアをアップさせる」などと考えていると、英語研修は失敗してしまう恐れがあるのです。
英語学習を習慣化させるコツ
ただ「習慣化」と言われても、どうしたら社員が英語学習を習慣化してくれるのか悩みどころではありますよね。ここでは、実際にビズメイツの研修プログラムを受講したある企業様の取り組み事例を紹介します。
英語学習を習慣化させるために行ったある企業様の取り組み事例
- 毎朝業務開始前、休日は早朝に実施することにしている。習慣化と時間を有効に使用することができる。
- 1週間のスケジュールを自分のOutlookやGoogleカレンダーなどのスケジューラーに設定する
- 基本的には仕事前に受講し、その日に学んだことを業務で使うようにしている。
- 電車に乗っているとき、歩いているとき生活の時間の大半を英語に触れておくようにしている。
- 必ず予習をしてからレッスンに臨むようにしています。また、講師は同じ方を選ばず、常に自分にとって初めての方を選んでいる。
事例からわかるように、業務の開始前や電車に乗っている時など、少し空いた時間に受講されています。このような工夫をしたことで実際に、2ヶ月目以降でも82%の受講生が継続できていることが調査でわかっています。(※2020年4⽉までの全受講履歴を元に算出)
上記のような個々での学習の工夫や提供されるプログラム次第では、英語学習を継続することが可能になります。こちらでは英語学習を継続できる受講プログラムの詳細が載っていますので、ぜひご覧ください。
英語学習を継続できる受講プログラムの詳細資料はこちらからダウンロード
オンライン型の英語研修のメリットと選び方
最後にオンライン型英語研修の選び方やオンライン型でできることを紹介していきます。
先述したように、オンライン型英語研修のメリットは個々の都合に合わせて学習ができて、かつ会話ができるところです。ですが、オンライン型でもどのようなレッスンを提供しているのか、それぞれスクールによって異なるので、内容を確認することが重要です。
そして、オンライン型の英語研修を選ぶ時には、以下のような基準で検討してみるとよいでしょう。
オンライン型の英語研修を選ぶ時の基準
- 一人ひとりにあったプログラムや教材を選択でき、積極的に発言できる
- オンライン英会話では英語を話す力を身に付けるプログラムだけでなく、ビジネスマンとしてのコミュニケーションが取れるスキルを身に付けられる学習プログラムがある
英語学習は一人ひとりに合ったプログラムや教材でないと、レベルが異なるため離脱してしまう原因となります。また、ビジネス英語は専門的な用語やビジネスシーンのフォーマルな表現など、特殊な言葉もあるので、ビジネスとして使える英語を身につける必要があります。
例えばビズメイツが独自で提供している「Bizmates BEGIN」では、初心者でも取り組めるように個々に合った学習方法をご提案してします。また、ビジネス経験者のトレーナーによるビジネスで成果をあげるためのレッスンになっているので、ビジネスパーソン向けのプログラムとなっています。
オンライン型とは別に、専属コンサルタントや専属ネイティブ講師をつけるコミット型の英語コーチングもあります。ですが、英語コーチングだと費用が高く、導入するのがなかなか難しいのはないでしょうか。あまり費用をかけられないけど、一人ひとりに合ったレッスン形式をのぞむ場合は、このようなオンライン型の英語研修を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。英語初心者が英語学習を継続するには、いきなり多くの時間を費やすよりも、少しずつ習慣化していくことが大切です。
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