英語学習法
2024.02.02
洋楽を使った英語学習法とその効果を解説&おすすめアーティストの厳選10曲も紹介
[この記事でわかること]
洋楽を使った英語学習は、音楽を楽しみつつ自分の好きな時間で学習できるので人気があります。
ただし、聞き流すだけでは残念ながら英語力アップにはつながりません。
本記事では、洋楽を使って英語力を上げる具体的な学習法を紹介します。
洋楽の選び方のポイントや初心者にもオススメの曲をアーティスト別に10曲まとめましたので、ぜひ参考にしてください。
洋楽で英語をインプットしたら、実際の会話でアウトプットするのがオススメ。
英語環境がまわりにない方は、オンライン英会話で手軽に英語を話す環境が作れますよ。
洋楽を使った英語学習で得られる4つの効果
洋楽を使った英語学習で得られる4つの効果は以下の通りです。
- リスニング力を強化できる
- スピーキング力を向上させることもできる
- フレーズを覚えることで、語彙を増やせる
- メロディとセットでフレーズが記憶に残りやすい
順番に見ていきましょう。
効果1:リスニング力を強化できる
洋楽は、聞き流すだけでは学習効果を得られませんが、聞いて真似して歌うことでリスニング力を強化できます。
なぜなら、自分が発音できる音は聞き取れるからです。
洋楽を聴いていると、「ここは何て歌っているのだろう? 」と気になる箇所が出てくると思います。
その時は、聞き流さずに歌詞を確認してから何度も聴いてみましょう。
聴きとれるようになったら、実際に真似て歌うことで、リスニング力が向上します。
関連記事:英語が聞き取れない5つの原因とリスニング力を向上させる方法とは?
効果2:スピーキング力を向上させることもできる
洋楽は、聴いて歌うの繰り返しですから、自然とナチュラルな発音にも慣れることができます。
例えば、アナ雪で大ヒットした「Let it go.」は、日本中の子ども達が「レリゴー」と歌っていましたよね。
意味が分かっているかはさておき、そのまま歌詞を真似ることで自然とナチュラルな発音を覚えることができます。
ただ、上手く発音できているかは自分ではなかなか確認しづらいですよね。
伝わる発音かどうか確認するためには、オンライン英会話で日常的に話してみるのが効果的です。
効果3:フレーズを覚えることで、語彙を増やせる
音楽を楽しみながら語彙を増やせるのが、洋楽で英語を勉強する最大のメリットではないでしょうか。
スラングや、ネイティブ独特の言い回しなど、学校では習わない英語表現を知れるのも楽しいです。
また、歌のサビのフレーズは何度も繰り返されることが多いので頭に残りやすく、フレーズごと定着させることができます。
例えば、Justin Bieberの「What do you mean?」や、The Beatlesの「Let It Be」 などは、リピートが多い曲の代表です。
効果4:メロディとセットでフレーズが記憶に残りやすい
洋楽の良いところは、勉強と違って音楽にのせてフレーズを覚えられるところにあります。
音とセットでフレーズが頭に入るので、格段に頭に残りやすいです。
テストのために暗記した英語は、テストが終われば忘れてしまいますが、歌で覚えた英語はなかなか忘れないものです。
洋楽は、語彙を増やすだけでなく、長く記憶に定着させるのにも向いていると言えます。
洋楽を活用した英語の学習方法
洋楽を活用した英語の学習方法は以下の通りです。
- 歌詞を英語のまま理解できるようにする
- 流し聞きせず、意味を理解できるよう集中して聞く
- シャドーイングする
- アウトプットの練習をする
順番に見ていきましょう。
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ポイント1:歌詞を英語のまま理解できるようにする
最初は、わからない歌詞を調べて日本語訳にしてみることから始めてみましょう。
繰り返し聴いて、口に出して歌ううちに、英語のまま理解できるようになってきます。
会話で例えると、多くの人は「How are you? 」と聞かれたら、反射的に「I’m fine.」などと答えられますよね。
これは「How are you? 」が、今まで何度も出会ってきたフレーズなので、日本語を介さずとも自動的に英語を理解できているからです。
歌でも同じことが言えるので、定着するまで何度も聴いて口ずさみましょう。
ポイント2:流し聞きせず、意味を理解できるよう集中して聴く
英語力の向上を狙うなら、単なる聞き流しはNGです。
意味を理解しようと集中して何度も聴き、聴きとれなかったところは歌詞を見て確認します。
そこで単語や文法を確認します。
それでも意味が理解できない場合は、歌詞の日本語和訳を調べて確認してみましょう。。
意味が理解できたら、また繰り返し聴いて口ずさみましょう。
なんとなく曲調や雰囲気で、恋人に向けたラブソングだと思っていたら、全く逆で、別れた恋人に対しての嫌味や怒りだったなんてことはよくあります。
例えば、Justin Bieberの「Love Yourself」や、Taylor Swiftの「We Are Never Ever Getting Back Together」などです。
歌詞を理解すると、また違った気持ちで曲を楽しめますよ。
ポイント3:シャドーイングする
聞こえてきた歌詞をシャドーイングすることは、リスニング力とスピーキング力の向上に繋がります。
シャドーイングで得られる効果は以下の通りです。
- 発音が改善できる
- リエゾン(音の連結)が理解できる
- イントネーションを覚えられる
- 英語のリズムに慣れる
- 音の強弱を理解できる
英語力向上にとても効果的であることがわかります。
ポイント4:アウトプットの練習をする
歌詞の意味を確認し、シャドーイングで音のルールを確認したら、後はひたすら歌を練習するのみです。
自分が発音できる音は聞き取れることから、完璧に歌えるまで練習してください。
ご紹介した5つのポイントを繰り返せば、リスニング力、スピーキング力が伸びていくでしょう。
どのくらい伸びたのか確認するには、実際に英語で会話してみる必要があります。
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実際に会話してフレーズや表現を使うことで、学んだ知識を実践的なスキルに昇華させるチャンスを得ることができます。
自信をもって自分の意見を表現し、早く話せるようになりたい人は、日常に積極的に英語を取り入れていきましょう。
Bizmatesでは初回無料で英会話の機会が手に入りますので、一度試してみてください。
BizmatesのHikaが厳選!おすすめ10曲を紹介
洋楽は多くの種類があるので、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
自分のレベルや好みに合わない曲を選んでしまうと、学習効果が低くなったり挫折したりする原因に。
ここでは、社会人の英語学習におすすめなアーティストの曲を10曲厳選して紹介します。
曲の速度や難易度などもまとめたので、選ぶときの参考になるかと思います。
また、曲やアーティストの概要についても触れているので、お気に入りの歌手や曲を探してみるのも良いですね。
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CARPENTERS「Close To You」
CARPENTERS(カーペンターズ)は、リチャードとヴォーカルのカレンによるポップデュオで、彼らのカバー曲「Close To You」は1970年に発表されました。
この曲はゆったりした曲調と簡単な歌詞を持ち、カレンのクリアな発音が特徴で、英語初心者に最適です。
P!nk「So What」
P!nkはアメリカのシンガーソングライターで、彼女の2008年リリースのヒットシングル「So What」は全米チャート1位を獲得し、「ドクターX」の主題歌にもなりました。
この曲は、P!nkが夫に向けて書いた未練を断ち切るテーマのポップソングで、適度なテンポとシンプルな英語で初級から中級の英語学習者に適しています。
One Direction「Story of My Life」
ワン・ダイレクションはイギリスのボーイバンドで、2013年にヒット曲「Story of My Life」をリリースしました。
この曲は日本でのドコモのCMにも使われ、親しみやすいメロディとシンプルな英語で初心者から中級者におすすめです。
特に「The story of my life~」のサビは歌いやすく、覚えるのに最適です。
Daniel Powter「Bad Day」
ダニエル・パウターはカナダ出身のミュージシャン。
「Bad Day」は、2005年にリリースされ世界的に大ヒットしました。
「何もかもうまくいかない日があっても、それは単純についてなかっただけだよ」というメッセージが込められた優しい歌です。
テンポもゆっくりで、簡単な単語や言い回しが多いので初心者にもオススメできます。
Bon jovi「It’s My Life」
アメリカのロックバンド、ボン・ジョヴィは、2000年にヒット曲「It’s My Life」をリリースしました。
この曲は、自分の人生を信念を持って生きる人々を応援する内容で、ロックファンには特に魅力的です。
スラングを多用していますが聞き取りやすいテンポで、英語学習者にとっては初級から中級レベルに適しています。
Bruno Mars 「Just The Way You Are」
ブルーノ・マーズはアメリカのシンガーソングライターで、彼の2010年のヒット曲「Just The Way You Are」は、「そのままの君でいて」となるように、ストレートに女性を褒めた楽曲になります。
透き通った声で聞き取りやすく、テンポも速くないので初心者から中級者にオススメです。
Josh Groban「You Raise Me Up」
ジョシュ・グローバンはアメリカの歌手で、彼のカバーバージョン「You Raise Me Up」は2003年にリリースされました。
この楽曲は元々シークレット・ガーデンによるもので、ジョシュのバージョンは讃美歌のような美しい旋律が特徴です。
ゆったりしたテンポとシンプルな英語で、英語学習者にも聞き取りやすいです。
Justin Bieber「Love Yourself」
ジャスティン・ビーバー、カナダ出身のポップアーティストが2015年に「Love Yourself」をリリースしました。
この曲は、元カノであるセレーナ・ゴメスへの批判的な歌詞が特徴で、ゆっくりしたテンポとシンプルな英語で初心者から中級者にも歌いやすいです。
The Beatles「Yesterday」
ビートルズは1960年代から70年にかけて活躍したイギリスのロックバンドです。
彼らの代表曲「Yesterday」は1965年にリリースされ、ゆっくりしたテンポと短い歌詞で聞き取りやすく、初心者に適しています。
Idina Menzel「Let It Go(アナと雪の女王テーマ)」
イディナ・メンゼルはアメリカの実力派女優兼歌手で、「Let It Go(アナと雪の女王テーマ)」を2013年にリリースしました。
この曲は日本でも大流行し、主人公エルサの「自分らしく生きる」という強い決意を表す歌詞が特徴です。
ゆっくりとしたテンポが徐々に盛り上がる構成は、初心者にも歌いやすいでしょう。
洋楽で英語学習したらアウトプットすることが重要
洋楽で英語を勉強する1番のメリットは、興味のある音楽を楽しみながら英語も勉強できる点です。
ただ、聞き流すだけで学習効果は期待できませんから、歌詞の意味を調べ、ディクテーションし、完璧に歌えるようになるまで練習する必要があります。
初心者や、特に好きなアーティストがいない場合は、有名でスローテンポな曲から始めましょう。
学習の効果を確かめるためには、実際に会話してみることが大事です。
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