英語学習法
2023.01.25
英語音読の4つの効果・3つのメリットを解説!やり方と学習しやすい教材も合わせて紹介
[この記事でわかること]
英語の音読は、英語の4技能と語彙力強化につながる最強の勉強法です。
ですが、実際に正しいやり方で音読ができている人は意外と少ないです。
この記事では、英語音読で期待できる効果や正しいやり方、学習しやすい教材まで徹底解説します。
記事を読むことで、最短で成果を実感できる英語の音読方法が分かりますよ。
Contents
英語の音読学習で得られる4つの効果
英語の音読は、英語の4技能を総合的に高められる効果的な学習方法です。
具体的に英語で音読学習する効果は、以下の通りです。
- リーディング力を強化できる
- スピーキング力を強化できる
- リスニング力を強化できる
- フレーズを覚えることで、ライティング力を強化できる
順番に見ていきましょう。
効果1:リーディング力を強化できる
音読は、前に前に英語を読み進めていくので、リーディング力の向上に効果的です。
以下の文を黙読してみてください。
The camera which my father bought me is so cool.
学校で和訳することに慣れている日本人は、which以下の「my father bought me.」に先に目が行き、「camera」に返り読みしがちです。
黙読は、目があっちこっちに行ってしまうことでリーディングに時間がかかってしまいます。
その点、音読は声に出すことで前に前に読み進めるしかなく、「カメラ、お父さんが買った、とてもかっこいい」のように、かたまりごとに英語の順番のまま意味を理解する癖がつきます。
効果2:スピーキング力を強化できる
音読は、いきなり始めてしまうと棒読みになりがちです。
これでは、相手に伝わりにくい英語になってしまいます。
音読するときはいきなり読まずに、まずはお手本を聞いてから音声を真似るように音読するようにしましょう。
真似ることで、発音が矯正されるほか英語のイントネーションや強弱、リンキングなどが身につき、より相手に伝わりやすい英語を話せるようになります。
このように、音読はスピーキング力強化にも効果的です。
また、オンライン英会話などを活用して日常的に実践の機会を設ければ、より効率的にスピーキング力を鍛えられますよ。
効果3:リスニング力を強化できる
自分の発音できる音は聴きとれることから、音読で発音をマスターすれば、リスニング力の向上に直結します。
音読を継続できれば、発音できる音が増え、聞き取れる音も増えます。
音読は文章単位で行うものですから、単語の暗記とは違ってフレーズごと自分のものにできることもメリットです。
聞き取れる英語が長くなるので、会話でもレスポンスを早く返せるようになります。
ぜひ、実際の会話で試してみてください。
リスニング力を鍛える詳しい方法は、下記記事で紹介しています。
関連記事:英語のリスニング力が向上する6つのコツを解説!まずは聞き取れない理由を知ろう| 英語で暮らしと仕事が楽しくなるビズメイツブログ Bizmates Blog
効果4:フレーズを覚えることで、ライティング力を強化できる
音読をしていると、意味のかたまり、つまりフレーズごとに英語を理解できるようになります。
フレーズを覚えれば、ライティングのスピードも早くなります。
例えば、「私が彼を訪ねた時、彼はお風呂に入っていた。」という文章をライティングするとします。
音読をこなしていると以下のような重要フレーズが頭に浮かぶはずです。
- ~していた was -ing
- お風呂に入る take a bath
- ~のとき When+主語+動詞~
音読で覚えたフレーズが、ライティングの場面でも役に立つことが分かります。
英語ライティングの詳しい勉強法は、下記記事で紹介しています。
関連記事:英語のライティングは独学できる! 5つの勉強法と役立つアプリも紹介| 英語で暮らしと仕事が楽しくなるビズメイツブログ Bizmates Blog
英語で音読学習する3つのメリット
英語の音読は、英語4技能を総合的に向上させる効果がある他、下記のようなメリットもあります。
- 自分の英語力に応じて、自由に教材を選択できる
- 自宅で一人で学習できる
- スクリプトがあれば何でも教材になる
順番に見ていきましょう。
メリット1:自分の英語力に応じて、自由に教材を選択できる
音読学習では、使う教材を自分で自由に選べます。
音読教材を選ぶ際は、簡単だと思えるレベルがちょうど良いでしょう。
なぜなら音読する目的の一つは、返り読みせず英語を前から理解することだからです。
もし、わからない単語や文法だらけだと返り読みが必須になってしまいます。
音読は、既にある知識を使って「英語を英語の語順のまま理解する練習」であることを覚えておきましょう。
メリット2:自宅で一人で学習できる
英語の音読学習は、自宅で一人でできる点もメリットです。
自宅でなくても、声が出せる環境であればどこでも学習できます。
英会話教室などを利用する場合は、時間を確保して教室に通う必要がありますが、音読学習なら自分の都合の良い時間に自宅でできるので手軽です。
手軽であることは、英語学習を継続する助けにもなります。
メリット3:スクリプトがあれば何でも教材になる
英語の音読学習には特別な教材が必要ありません。
スクリプト(英文)があれば、手持ちの教材や動画の字幕、洋書など何でも教材として使えます。
まずは、自分の身近な話題や好きなテーマなど、今ある手持ちのスクリプト付き教材を使って手軽に音読を始めてみましょう。
英語音読する際の注意点
英語の音読はメリットが多い一方で、注意すべき点もあるので確認しておきます。
英語の音読をする際の注意点は下記の通りです。
- 間違った発音で覚えてしまう可能性がある
- 読むことが目的になりがち
- 上手くできているかが分からない
一つずつ見ていきます。
間違った発音で覚えてしまう可能性がある
お手本の音源を聞かずに自己流で英語音読を始めてしまうと、間違った発音やアクセントが身についてしまう可能性があります。
間違った発音が身についてしまうと、リスニングでも本来の正しい音が聞き取れなくなってしまいます。
そうならないために、音読する前にはお手本音声をしっかり聞いて、発音やアクセントを確認するようにしましょう。
音読していて正しい発音が分からなくなった場合は、再度音源を聞いてお手本をマネするのが効果的です。
読むことが目的になりがち
英語の音読は、音読しながら同時に英文の内容を理解していく練習でもあります。
読むことに意識が行き過ぎてしまい、英文の内容が理解できていないと音読の効果が薄くなってしまいます。
そのため、音読をする際は、正しい発音で読むのと同時に英文の意味を理解していくように意識しましょう。
もし、どうしても音読と同時に意味を理解するのが難しい場合は、スクリプトのレベルが合っていないのかもしれません。
少し簡単な英文を使って試してみてください。
上手くできているかが分からない
お手本の英語音声を真似して音読したとしても、本当に自分の発音が正しいのか、自分で客観的に判断するのは難しいです。
そのため、音読は定期的にネイティブの知り合いか英語講師に聞いてもらうと良いでしょう。
難しい場合は、自分の音読を録音して客観的にお手本と聞き比べるのも効果的です。
オンラインコーチングでフィードバックを受けるのがおすすめ
英語の音読は正しいやり方で行えば、効果が高くメリットの大きい学習方法です。
ですが、音読は一人でできてしまうが故に、自分のやり方や発音が正しいのか判断が難しいのも事実です。
英語音読の効果を最大限に活かすためには、
- オンライン英会話で定期的にフィードバックをもらう
- 英語学習のコーチングサービスを利用する
と良いでしょう。
音読と第三者からのフィードバックを組み合わせることで、効果を最大限に引き出せます。
また、ビジネス特化オンライン英会話のBizmatesでは、専任コンサルタントによるコーチングサービスも受けられます。
- あなたに合った最適な学習方法の提案
- 定期的な進度チェック
- 他の受講生とのチャット交流
によって、最適・最短ルートでの英語力を向上させることが可能です。
英語の学習方法でお悩みの方、ぜひBizmates Coachingにご相談ください。
英語音読のやり方を4つの手順で解説
英語音読の正しいやり方は以下の通りです。
- わからない単語の意味や発音を調べる
- 返り読みせず、意味のかたまりごとに前から理解する
- 正しい発音を意識して、一文ずつ音読する
- 慣れてきたら、全体を繰り返し音読する
具体的に手順を見ていきます。
手順1:わからない単語の意味や発音を調べる
音読を行う時は、すでに単語や文法知識は頭に入っている必要があります。
でないと、前から順番に英語を理解できないからです。
音読する文章の中に、意味や発音のわからない単語があれば、先に調べて理解しておきましょう。
文法も然りです。
単語と文法事項が理解できていれば、音読の準備ができたことになります。
手順2:返り読みせず、意味のかたまりごとに前から理解する
いよいよ音読に入っていきます。
返り読みはせず、意味のかたまりごとに前から読む練習をしましょう。
なかなかパッと英語を理解できない場合は、スラッシュリーディングを取り入れるのがおすすめです。
スラッシュリーディングとは、文章を意味のかたまりごとに区切る方法です。
以下に例文を用意しました。
Japan hosted the Olympics / several times / in the past.
日本は主催したオリンピックを / 数回 / 過去に
一文を繋げて読むより、文構造を把握しやすくなるのでおすすめです。
手順3:正しい発音を意識して、一文ずつ音読する
最初は正確さを重視し、一文ずつお手本を真似て音読します。
音源を一文ずつ止めて練習しましょう。
正しい発音を意識することで、スピーキング力とリスニング力アップにつながります。
流暢さやスピードよりも、音の強弱、イントネーションなどを意識して真似しましょう。
手順4:慣れてきたら、全体を繰り返し音読する
詰まらずに読めるようになってきたら、音源なしで、文章全体を繰り返し音読していきます。
音読するときに意識するのは、「読みながら意味が頭に浮かぶか、発音が曖昧なところはないか」です。
こういった部分があれば、また手順3に戻って確認作業を行いましょう。
最終的には、暗唱できればより効果的です。
少しずつ負荷をかけて、学習効果を高めていきましょう。
英語の音読学習を進めるときのポイント
英語の音読学習を進めるときのポイントは以下の通りです。
- 音声付の教材を選ぶ
- 少しだけ易しめの教材を選ぶ
- リンキングやアクセント等、ネイティブの発音に近づけて音読する
- 自分の音読を録音して、定期的に確認する
- 慣れてきたら、音読のスピードをあげていく
- できるだけ毎日継続する
順番に見ていきましょう。
ポイント1:音声付の教材を選ぶ
正しい発音がわからないと音読ができないので、音読学習のテキストは音声付のものを選んでください。
また、音声付きだとシャドーイングができるのもメリットです。
シャドーイングは、とても学習効果の高い勉強法で、リスニング力、スピーキング力、ライティング力の向上が期待できます。
シャドーイングの詳しいやり方は、下記記事で紹介しています。
関連記事:シャドーイングのやり方まとめ! 英語初心者も実力アップする勉強法 | 英語で暮らしと仕事が楽しくなるビズメイツブログ Bizmates Blog
ポイント2:少しだけ易しめの教材を選ぶ
英語音読は、知っている英語を使える英語にするための学習法です。
そのため、音読に使う文章の単語や文法は知っている状態が望ましいと言えます。
わからない単語が文章中に1つか2つあったとしても、文脈から類推できるといった状態がベストです。
音源のスピードも自分のレベルに合わせて調節できるものがおすすめです。
最終的にはナチュラルスピードで聞き取れ、音読できるようにしていきましょう。
ポイント3:リンキングやアクセント等、ネイティブの発音に近づけて音読する
自分が発音できない音は聞き取れないので、お手本の真似をして発音できるようになることが重要です。
カタカナ読みにならないよう、お手本をしっかり聞いて真似てみましょう。
英語が聞き取れずスクリプトを確認すると、簡単な単語が繋がって発音されているだけだったというケースも多いです。
これは、英語特有のリンキングやアクセントのルールを知らないことが原因です。
英語の発音を良くする方法・発音ルールについては、下記記事で詳しく紹介しています。
関連記事:英語の発音がよくなる4つのルールと具体的な勉強法 | 英語で暮らしと仕事が楽しくなるビズメイツブログ Bizmates Blog
ポイント4:自分の音読を録音して、定期的に確認する
自分の音読は向上しているのか、自分では確認しづらいですよね。
そこでオススメなのが、自分の音読を録音することです。
ある程度つまらず音読できるようになったら、定期的に録音してお手本と比べてみましょう。
自分ではうまくいっているつもりでも、録音音声を聞くと自分の認識とズレを感じることは多々あります。
発音や、リンキング、アクセントが客観的に判断できますから、ぜひ試してみてください。
ポイント5:慣れてきたら、音読のスピードをあげていく
最初は、意味を理解しイメージしながら、ゆっくりとしたスピードで音読するのがオススメです。
特にリンキングは、スピードを落とした方が聞き取りやすくなるので理解も早いでしょう。
慣れてきたら、少しずつ音読のスピードを上げていきます。
最終的には、ナチュラルスピードで詰まらずに音読できることが目標です。
暗唱できればさらに英語力を伸ばせまるので、余力がある人はぜひチャレンジしてみてください。
ポイント6:できるだけ毎日継続する
音読に限らず、英語の学習効果はすぐには実感しにくいものです。
ただ、挫折せずに継続できた人には、あとから大きな成果が付いてきます。
覚えた単語やフレーズを脳に定着させるためにも、毎日の継続は大切です。
できるだけ毎日続け、定期的に復習しましょう。
エビングハウスの忘却曲線によると、最適な復習のタイミングは以下の通りです。
回数 | 時期 |
1回目 | 1週間後 |
2回目 | 2週間後 |
3回目 | 1ヶ月後 |
タイミングよく復習すれば、効率よく記憶に定着させられます。
ぜひ参考に試してみてください。
レベル別英語音読向け教材をご紹介
英語音読を効果的に進めるためには、自分のレベルに合った教材を選ぶことが大切です。
ここでは3つの英語レベル別に、音読にぴったりの教材を紹介します。
- 初心者向け
- 中級者向け
- 上級者向け
初心者向け音読教材
英語初心者にオススメの音読教材は、下記の3つです。
中学英語レベル~TOEIC600点くらいまでの方、英語を英語で理解する感覚を身につけたい方にぴったりの教材を集めました。
「音読パッケージ」
中学レベルの英文を使って、音読、リスニング、リピーティング、シャドーイングのトレーニングができる教材です。
CDの音読スピードも、
- ゆっくり
- ナチュラル
- リピート用(ポーズ付き)
の3種類が用意されており、好みの方法で学習を進められます。
「英会話ぜったい音読」
英会話ぜったい音読は、
- 入門編(中学1.2年レベル)
- 標準編(中学3年レベル)
- 挑戦編(高校1年レベル)
の3種類に分かれています。
中学から高校初級英語を学ぶ教材ですが、「コンピューター」「インターネット」など、大人向けのトピックが抜き出されているので、社会人の英語学習者にも適しています。
「1分間英語音読」
1分間英語音読は、中学英語レベルの例文を使った音読教材です。
例文は、1分で読み切れる短い文が中心なので、時間がない方も隙間時間に取り組めます。
中級者向音読教材
英語中級者向けの音読教材は下記の3つです。
基礎的な単語や英文法をマスターした英語中級者は、ビジネスパーソンであればビジネス英語が学べる教材といったように、自分が使いたいシーンの英語教材を使って音読練習していきましょう。
「Discovery (Bizmates教材)」
英語中級者には、Bizmatesのレッスン教材「Discovery」がオススメです。
レッスンでは、様々なテーマのエッセイを題材に講師と異文化ディスカッションを行います。
教材のテーマ例は下記の通りです。
- ウミガメとビジネス習慣の関係
- 料理に見る各国の文化のルーツ
- AIと一緒に働く明るい未来
Bizmatesのレッスン教材「Discovery」で音読をすることで、
- ビジネスシーンで使える話題が増える
- 講師に音読のフィードバックを貰える
- 英文に出てきた単語やフレーズを使って講師と会話練習ができる
というメリットがあります。
「実践」を意識して音読することで、スピーキング力アップにつながります。
「ビジネス英語パワー音読」
ビジネス英語パワー音読は、ビジネスフレーズに特化した音読教材です。
「限られた語彙を使い回して英語を話す力を手に入れよう!」がコンセプトです。
国内独学で英語を身につけて同時通訳者になった著者の独自メソッドが学べます。
「TOEIC公式問題集」
TOEIC公式問題集はビジネスシーンを題材にしたトピックが多く、社会人の英語学習にオススメです。
音読専用教材ではありませんが、TOEIC受験も考えている方にはTOEICの傾向も同時に掴めて一石二鳥です。
上級者向け音読教材
英語上級者にぴったりの音読教材は下記の3つです。
TOEIC800点以上の方を想定して選びました。
「1日10分 超音読レッスン」
1日10分 超音読レッスンシリーズには、
- 世界の名スピーチ編
- 大統領スピーチ編
- スティーブジョブズ編
- 偉人伝編
- 感動編
など様々な種類があり、さまざまなテーマの英文で音読ができます。
「slow・fast」の2種類の音声がついています。
「TED talks」
TEDとは、世界の著名人や経営者によるプレゼンテーション動画を集めたサイトです。
実際のプレゼンテーションが聞ける他、スクリプトも公開されています。
TEDを活用することで英語力の向上の他、スピーチやプレゼンテーションでの効果的な言い回しを学べます。
無料で使えますが、難易度はかなり高めです。
「Grammar in Use」
Grammar in Useは、英語で書かれた英語の文法書です。
音読教材ではありませんが、音読することで英語の文法知識も身に付きます。
オンライン英会話の教材を音読するのがベスト
音読教材として、オンライン英会話の教材を使用するのがオススメです。
音読と英会話レッスンを組み合わせることで、
- 自分に合ったレベルの教材をプロに選んでもらえる
- 間違った発音やアクセントを講師に訂正してもらえる
- 音読練習を活かす実践の場(レッスン)がある
などのメリットがあります。
弊社オンライン英会話のBizmatesは、ビジネスに特化したオンライン英会話スクールです。
ビジネスシーンですぐに活かせる教材が豊富に揃っています。
どんな教材があるか、ぜひチェックしてみてください。
また、「Bizmates Coaching」という英語学習コーチングも利用可能です。
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英語の音読学習する際によくある質問
英語の音読学習に関するよくある質問は以下の通りです。
- アプリや本など、勉強する手段は?
- どれくらいの学習量で効果が出始める?
- 声に出して読む必要はある?
順番に見ていきましょう。
質問1:アプリや本など、勉強する手段は?
アプリや本など音読の手段はいろいろあります。
アプリならスマホ1つで音声やスクリプト全てを確認でき、音声速度も簡単に調整できるのでオススメです。
色々な種類のアプリがあるので、自分が興味のある話題を扱ったものや、レベルに合ったものを選んで使ってみてください。
忙しくて文章を読む時間がとりにくい人は、単語帳や文法書の例文などでも十分活用できます。
ネットに出てくる例文を使えば無料で学習できるので、いろいろ活用してみましょう。
質問2:どれくらいの学習量で効果が出始める?
英文をナチュラルスピードで英語のまま理解していくためには、毎日音読をするのが効果的です。
具体的には「今月はここをマスターする」と決めたページや英文を、毎日20~30回音読すると良いでしょう。
およそ1ヶ月で効果を感じられるはずです。
ただし本記事でお伝えしてきたように、正しい教材・学習手順で進めた場合に限ります。
暗唱や制限時間を決めて音読する高速リーディングで負荷をかければ、より早く学習効果を感じられるでしょう。
質問3:声に出して読む必要はある?
音読は、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの全ての技能を伸ばせる学習法です。
詳しくは、前述の「英語で音読学習する効果」の通りです。
黙読だとどうしても返り読みしがちですが、音読なら前に読み進めるしかないので英語を英語の語順のまま理解する癖がつきます。
この癖が身につくと、会話の場面でも日本語を介さず英語のまま理解できるようになります。
オンライン英会話などで実際に会話してみて、どのくらい効果があるのか実感してみましょう。
音読は英語力を総合的に高める効果的な勉強法
英語音読は正しい方法で行えば、英語4技能を総合的に向上させられる効果的な学習方法です。
ですが、本当に正しい方法で音読できているかは、自分で判断するのが難しいものです。
そのため、音読はオンライン英会話やコーチングサービスと組み合わせて行いましょう。
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